輝蛍「テストどうだったんだ?」
数学なんて嫌いだ!
アリス「まぁ、極端に悪くないから良いんじゃないかしら?」
アリス先輩勉強出来るから言えるんや…
アリス「はいはい、しょげてないで始めましょ?今日はあの2人よ」
うい!
では、良い幻想を………
霊夢side
霊夢「で、どうやって動きを止めるのよ紫」
時刻は日が頭の真上に丁度来たところ、言ってしまえば正午ぐらい。
私は神社の縁側で茶を飲みながら紫と夜の事について対策をしていた。夕暮れまでには完璧な対策をとり、異変の解決に向かいたい。だから私は少し焦っていた…
紫「そうね、単純に人間や弱小妖怪どもの生活の境界をちょいと弄ればおしまいなのだけれども一人一人にやらなきゃいけなくなるのよねぇ〜」
霊夢「じゃどうするn」
紫に制される
紫「別の方法もあってよ?でも時間が掛かるのよぉ。」
紫が目を細め怪しげな表情をして私の方を向いて来た
霊夢「!?っつ〜〜〜〜!!!わかったわよ!」
紫「あら?霊夢手伝ってくれるのぉ?ありがとう!!」
わざとらしい…!
結局紫の手伝いを受けてしまった。今回は事が事なので
藍と橙も手伝ってはくれたがかなり時間が掛かってしまい結局夕暮れギリギリで作業が完了した。ただ幻想郷全域とまてはいかなかったため、動いているものもいるが
まぁなんとかなるだろ…
紫「ではそろそろ行きましょうか?隠れた月を探すかくれんぼにでも」
霊夢「なんでそんなに楽しそうなのよ?」
紫「霊夢も少しは霊華らしくなってきたなぁと思ってね」
………………え?
霊夢「ばっ!別に母さんはかんけいないでしょ!?///」
紫「はいはい、じゃあ行きましょうか?博麗の巫女」
霊夢「しっかりついてきなさいよ?幻想郷の賢者」
・・・・・・・・・・
紫「……………霊夢」
霊夢「………………うん」
月が少しずつ顔を出し、そらが藍色に染まる頃に私と紫は一匹の妖怪に足止めを食らっていた
夜雀
夜な夜な山や林を歩くものに近づいては、鳴き声を上げると言われている。迂闊に触れると視界を奪われ、奪われたものは骸と化す
?「貴女達、何処からきたのかしら?まぁいいけど
どう?私の歌でも少し聴いていかない?」
紫「生憎、ヒヨコの歌を聴いているほどお姉さんたち暇じゃないのよ」
霊夢「お姉さん、ねぇ…」
紫「あら?いいじゃないのよ」
?「そっかぁ、聴けないのかぁ残念だなぁ」
霊夢「そうよ、だからどいて」
?「やだよ」
霊夢「…………あーもーめんどーだなー!!紫!戦闘準備!」
紫「スペルカードルールを使うわよ、残機は2 カード使用枚数は3
これでいいかしら?夜雀ちゃん」
ミスティア「ミスティアだよ、私はミスティア
私が勝ったら今晩のご飯になってもらうからね?」
霊夢「上等よ!いくわよ!」
夢符《封魔陣》
ミスティア「うわっ!?」
ピチューン
霊夢「さっさと終わらせてやるわよ!」
ミスティア「うぅ…!」
ミスティア 残機1
Sideout
先制してリードをとる霊夢
しかし相手もタダで通すとは言わない
ミスティア「お姉さん、強いね…」
霊夢「伊達に巫女やってないわよ」
ミスティア「でも…」
鷹符《イルスタードダイブ》
ミスティア「私だって負けないよ!!」
霊夢「っ!」
人間ごときに遅れはしないと、妖怪は意地をみせる
例えそれがどれだけ”弱い妖怪”でも”妖怪は妖怪”
人間には負けてはならない
妖怪は本能的になったのか、はたまた元から自らが持っていたプライドなのだろうか
ピチューン
霊夢 残機1
紫「…………」
ミスティア「どうよ!!」
霊夢「いたたた…」
ミスティア「さぁ、あと1つでおしまいよ!」
霊夢「もーめんどーねー!」
紫「霊夢」
霊夢を呼ぶ紫、しかしそのときの彼女の顔は真剣だった
いつもの優しく怪しい笑顔ではなく、真剣なものだった
紫「ここで手間取るわけにはいかないのはわかってるわよね?」
霊夢「…………」
紫「本気、出して頂戴」
ミスティア「作戦会議はおしまい?続きいくよー!」
《ブラインドナイトバード》
スペルカード発動
無数の弾幕が霊夢を襲う、がそれは案外簡単に避けられるものである
見えるのなら
突如、ミスティアと弾幕が見えなくなりはじめた
霊夢の視界を極力奪い弾幕の軌道、発射するタイミング
全てが”見えないようなる”
ミスティア「これでおしまいだよ!」
勝利を確信し、無数の弾幕を巫女に撃つ
しかし、夜雀の考えは甘かった
夜雀が奪ったのはあくまで”視界”
目が見えなくても他が生きている
目を奪ったところで
”空を飛ぶ博麗の巫女”は止まらない
霊夢は自分に襲い掛かる弾幕を
聴力だけで軌道、タイミング、数を判断し避ける
ミスティア「え!?」
再び撃つ
霊夢「………」
再び避ける
ミスティア「嘘だよぉ!?」
撃つ
霊夢「………」
避ける
撃つ、避ける、撃つ、避ける、撃つ、避ける、撃つ、避ける、撃つ、避ける、撃つ、避ける、撃つ、避ける、撃つ、避ける、撃つ、避ける、撃つ、避ける………
夜雀が撃った弾幕を針に糸を通すかのように正確に避ける巫女
夜雀は本能的に別のものを察した
”恐怖”
弱いものが強いものよりも力が上だと確信したときの絶望
回避不能な痛み
その他幾つもの”恐怖”を感じとった
ミスティア「う、嘘だよ…」
夢符《二重結界》
霊夢「…………」
ミスティア「い、いやよ………」
霊夢「これで、おしまいよ」
ピチューン
ミスティア 残機 0
紫side
ミスティア「あ、あぁ………」
怯えているわね
紫「霊夢、先に行ってて頂戴」
霊夢「…………うん」
私は霊夢を先に行かせたあと、夜雀の近くに寄った
ミスティア「な、なによ…」
紫「…………」
ミスティア「わ、私は、わた…し…」
紫「…………ふふっ」
ギュ………
紫「怖かったでしょう?いいのよ?もう終わったのよ」
ミスティア「うぅ、う、うわぁあああああ!」
彼女も妖怪、私と同じ妖怪
彼女を見てるとほっておけなくなってしまうわね
誰だって、生きているうちに怖いものや苦手なものを見たり触られたりすれば怖くなるし泣きたくなる
紫「えぇ…頑張ったわね、もういいのよ」
今はこのまま泣かせてあげましょう
それが私の勤めだものね…………
ミスティア「あ、あの///」
紫「?」
顔を真っ赤にして彼女が寄ってきた
ミスティア「さっきはごめんなさい、恥ずかしいところを///」
紫「別に恥ずかしいなんて思ってないわよ、泣くことなんて誰にでもあることよ?」
ミスティア「///」
紫「それじゃあ私は行くわ?また何処かで会いましょうね」
ミスティア「あの!お名前聞いてなかったです!」
紫「八雲 紫…………この幻想郷の創設者ですわ」
はぁあああいここまで!
紫以外「「「「「紫さんかっけぇえええ!!」」」」」
紫「うふふ、ありがと」
アリス「どっかの吸血鬼とは大違いね」
レミリア「なんですってぇ!?」
魔理沙「誰もレミリアとは言ってないのぜ…」
レミリア「はっ!……………うぅ〜///」
咲夜「お、お嬢様!?」
さぁて話がややこしくなる前に次回!!
紫「夜になり、月が昇る…それは魔女達の世界の始まり
次回、魔女と蛍火
次回は皆に投げキッス♡」
紫ファン「Foooooooooooooo!!」
ではここまで、さようなら〜