ごめんなさいすみません、リアルの文化祭の準備やらに出されまして…
輝蛍「今回は俺のお話だぜ!」
遅くなって申し訳ありませんでした!
では、良い幻想を……
輝蛍side
輝蛍「ただいまっと。」
俺は家の玄関に立っていた。特に大きくもなければ極端に小さいわけでもない二階建てのごく普通の家に俺は帰ってきた。
母さん「あら、帰ったのね。お帰りなさい輝蛍。」
母さんがリビングから顔を出してそう言った。
俺の母さんはいたって普通の何処にでもいそうな母親ででも周りの人から見れば美人の方なんだとよ。俺はあんまり気にしたことないからなぁ〜
父さん「おう、帰ったか!我が息子よ!」
リビングの奥の方からは父さんの声、昔と変わらず野太い声で俺にお帰りと言ってくれる。
父さんはその野太い声に負けてないほどに外見でもインパクトがある。俺より少しだけ背が高いがそれに加えて身体の筋肉がかなり盛り上がっている。どうやら父さんは昔、空手やら柔道やらなんやらをやっていたらしい…
恐ろしや、我が父よ…
輝蛍「うん、ただいま。ごめん遅くなって…」
俺がこっちに帰って来た時には外は真っ暗になり、太陽と入れ替わって月が空に出ていた。よく考えたら、あっちにいた時は昼間だったな………
と言うことは向こうの世界とは時間の流れが違うんだな。
と、心の中でつぶやいていた。地球の現在時刻は午後の8時くらいかな?
母さん「たまにはいいんじゃないかしら?そんなことよりご飯、食べるでしょ?」
輝蛍「うん、頂くよ。」
俺はリビングの方に向かった。
約30分後………
父さん「ご馳走様でした!そういや輝蛍、お前なんで今日こんなに遅かったんだ?」
父さんに質問された……、話をするならここかな?
輝蛍「えっと、それはね……」
俺は今日の出来事を話した。この2人には嘘をついてもすぐにバレるから、嘘はつかずに今日起こったことをありのままに話した。
父さん「なるほどな……」
輝蛍「うん。それでね…父さんと母さんにお願いがありまして…」
よし…!ここでビシッと言ってやれば2人も了承してくれるだろう。
俺は身体中に力を入れて…
輝蛍「あ、あのな!!その…!そ、の……!」
だ、駄目だ…!すげぇ緊張してるぅ…!
母さん「どうかしたの?」
父さん「……………」
そうだよ、そんなスッと言えねぇよな…
俺のこれからが決まるんだからよぉ…!それに今まで世話をしてくれた2人と離れることになるんだ…
俺は2人の顔を見た。父さんは笑みを浮かべながら俺を見てる。母さんも同じく笑みを浮かべながら俺を見てる。
2人は俺を試しているのか、一体何を考えながら俺を見ているんだ?そんなことをばかり考えていると身体中に何かが巻きついて、身動きが取れない感覚を覚えた。
やべぇ…、やべぇ……、やべぇよ…!
俺はあまりの緊張で言葉を発せなくなった。頭も目線も全部下向きになった。
……駄目だこりゃ。
そう考えたら、身体中の力が抜けていった。
諦めるか…
輝蛍「すまん、なんでもな」
父さん「輝蛍。」
急に父さんに呼ばれた。顔を上げると父さんは………さっきよりも笑っていた。
父さん「お前がそこまでヘコむってことは、それほど自分がやりたいことがあったんだろ?」
輝蛍「……………うん。」
父さん「そうか、なら言ってみろ!」
……………ふっ
やっぱり父さんには勝てなさそうだな。
俺は落としていた目線を、頭を、気持ちを戻して……
輝蛍「俺、幻想郷で暮らしたい!あそこにいれば俺は何かを見つけられるような気がするんだ‼︎頼むこの通りだ!」
椅子から立って頭勢いよくを下げた。これが今の俺の全力のお願い…
母さん「いくつか、質問するわ。まず学校はどうするの?」
輝蛍「こっちの世界のは…退学する。向こうにはあるかないか確認してないけどもなくても、勉強はする。」
母さん「住む場所は?」
輝蛍「向こうの知り合いに頼めばなんとかなる。」
母さん「仮に行ったとして、こっちには戻ってこないの?」
輝蛍「年に何回かは顔出す予定でいるよ。」
父さん「……………」
母さん「……………」
輝蛍「……………」
静まり返るリビング…
父さん「俺から、1つ。」
父さんが言う。
父さん「お前は、向こうの世界で楽しく出来そうなのか?」
輝蛍「……………うん。」
…………そうか。と、父さんは笑った。
父さん「分かった、学校には適当に話しといてやるから……お前は、”荷物の準備してさっさと寝てろ”。」
輝蛍「はぁ………、うん!」
俺は走って2階にある自室に行った。
やった、やったやったやった!!
俺は興奮を抑えられないままに荷造りをすぐに始めた。
一方……
母さん「あれでよかったのかしら?貴方。」
父さん「輝蛍が、あんなに楽しそうに話してたんだ…
普段、学校であったこと話してるときよりも楽しそうに、だ。」
母さん「ふふっ、そうね……」
父さん「少し寂しくはなるけど、それ以上にあいつが大きく立派に成長するのを期待して送り出してやろうじゃないか、母さん。」
母さん「可愛い子には旅をさせよ、ってね。」
父さん「さってと、ちょいと銀行に行ってきますかな?」
母さん「私も少し準備を…」
翌日
輝蛍side
母さん「用意はいいのかしら?」
輝蛍「うん。」
今は午前9時を過ぎた頃…
俺は昨日から興奮しすぎて、寝れなかった…
小学生かよ、と思うだろうがそんなもんなんだよって
誰に語りかけてるんだよ…俺
輝蛍「よいしょっと……、こんなもんかな?」
準備が終わった。
輝蛍「じゃ、行ってくるよ。」
父さん「ちょいと待ちな、輝蛍。」
父さんに呼び止められた。
父さん「持って行け。少ないとは思うけど、最初で最後の仕送りだ。」
茶封筒を渡された。中を覗いて見た…
輝蛍「父さんこの金額…!」
茶封筒の中にはざっと20万円…
父さん「いいんだ、持って行きなさい。」
輝蛍「………ありがとう。」
母さん「じゃあ私も、はい輝蛍。」
母さんの手からはネックレスを貰った。
輝蛍「翼のネックレス………」
母さん「欲しがっていたでしょ?」
輝蛍「うん、ありがとう。」
俺は本当に幸せだな…
輝蛍「じゃ、今度こそ行くね。」
そう言って、俺は紫から貰ったお札を破った。すると玄関の扉が紫のスキマに変化した…
いよいよか…
父さん「ここから先が、お前の新しい人生か…」
輝蛍「ハハッ!まだ17歳だけどね!」
……………
輝蛍「じゃ、行くよ。」
父さん・母さん「輝蛍!」
俺は両親の方を見た。
父さん・母さん「いってらっしゃい。」
輝蛍「……いってきます。」
ありがとう…父さん、母さん。
俺はスキマの中に入って行った……
はい、ここまでとさせていただきます。
大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
深くお詫び申し上げます。
理由としましては、リアルの文化祭で手伝いをしたり
部活の出し物の練習をしたりとなかなか忙しくなってしまいました。
さて、次回ですが…いよいよ幻想郷での暮らしになるね、輝蛍!
輝蛍「やべぇ〜……緊張するよ。」
次回はそんな輝蛍くんの暮らしを色々と決めていくお話になるでしょう。もしかしたら、能力判明?
輝蛍「二話目の投稿で晒しとるやないけ…」
メタイメタイ…
とまぁこんな感じになります!
では、さようなら!