輝蛍「今回は一気に進めるんだっけ?」
個人的に考えて書きはしましたが、どうでしょうかね
輝蛍「まぁ読んでもらってだな」
そうですね、さぁ終わったしパールでガブを……
輝蛍「ったく、これだから…。では、良い幻想を!」
アリスside
ここのところ様子がおかしい。
こんな事を考えてる事すらおかしな話だとは思っている、けどおかしい…
アリス「森の木から、魔力が消え始めてる…?」
こんな事が今までかつてあっただろうか
この森の事なら紫よりも知っている自信はある。陽の光を許さず、地に深く根を下ろした大樹達が地脈のマナを吸い魔障の霧を生む
アリス「いずれこの森は腐り果てる。そんなことになったら…」
魔理沙「アリスぅうううううう!!!」
空から落ち着かない声が聞こえてきた。このクッソ忙しい時に…!
アリス「要件なら手短に」
魔理沙「じゃあ言う!西の谷が死んだ!」
アリス「……は?」
何を言ってるのかサッパリ分からない、自然が死ぬなんて……まって、死んだ?
アリス「魔理沙、具体的に説明して」
魔理沙「手短には?」
アリス「訂正よ、考えた事と結びつきそうなの」
魔理沙「分かったよ。ええっと、具体的に言えばだろ?そりゃあもう散々だったぜ。川が枯れて木や草は枯れ腐って動物達はみんな死んでた。地面も割れてたし、空気も濁ってたっつうか、まぁヤバかったわ」
生命が”死んだ”、と考えていいのかしら?しかしなんでこんな急に…
魔理沙「あ、そーいや!」
何かあったかのような声、忘れてたのかしら
魔理沙「その谷にな”真っ黒”なところがあったんだよ」
また訳のわからないこと…
アリス「で、何が”真っ黒”だったのよ」
魔理沙「いやぁ、なんつーんだ。その場所そのものが”真っ黒”!もうなんもない!それだけ、真っ白な紙に黒い絵の具垂らしたみたいな。ものは試しにそこに弾一つ打ってみたけど消えていったんだ」
アリス「ただの消滅じゃなくて」
魔理沙「いや消えた、間違いない」
消えた、真っ黒、死ぬ谷………
あれ?ルーミアってまだ見つかっていなかったわよね?
それを思い出した途端、身体中を極度の悪寒が走り全身から嫌な汗が噴き出した
アリス「魔理沙、幽々子のとこ行くわよ!」
魔理沙「急にどうした!?」
アリス「確認したいことがある…!」
チルノside
チルノ「………」
ルーミアがみつかんない。もうけっこー時間たったよね?
大妖精「チ、チルノちゃん大丈夫だよ!ルーミアちゃんなら」
チルノ「大ちゃん、それ何回もきいたよ?ルーミア帰ってこないよ?いつになったら帰ってくるの?」
大妖精「……っ!」
チルノ「リグルやみすちー達と探してもいなかったし、魔理沙も飛び回って探してるけどいないって…」
大妖精「ま、また探そ?」
チルノ「もー見つかんないよ!!」
バッ!
大妖精「チ、チルノちゃん!!」
いない、いない、ルーミアがいない!!
そんなんであそんでも、面白くないもん!!
な、なみだが止まらないよぉ〜!
チルノ「うわぁああああああああん!!!」
ドンッ!
チルノ「痛っ…!」
?「おお、お嬢さんゴメンよぉ痛くなかったかい?」
チルノ「うん、大丈夫。ぶつかってごめん…」
?「おやおやそんなに涙で顔をぐじゃぐじゃにして、どうしたんだい?」
チルノ「………友達が見つからないんだ」
?「そうか、それは悲しいね。おじさんが探してあげようか?」
チルノ「でも、もうずっと見つかってないんだよ?見つかるわけ」
?「信じておやり」
チルノ「おじちゃん?」
?「信じておやり、必ず見つかるから」
チルノ「…………」
なんだろうこのおじちゃん、なんか変じゃね?
こー、うーん、やばそうだから離れよう
チルノ「ありがとおじちゃん!アタイ探してくる!」
?「ああっと、そっちの森は…!」
・・・
?「まぁ良い、あの小娘などすぐに消え去るだろう。さて次のステップに移りそうだから私も動こうか。そろそろお姫様のお目覚めでしょうしね」
アリスside
幽々子「見てないわね〜」
アリス「そう」
魔理沙「なぁアリス、何がなんだかわからんから説明してもらいたいんだが?」
アリス「そうね、まずは今回の魔理沙からの報告で西部方面の一部の大地が”死んだ”」
妖夢「お茶よ」
魔理沙「いただくぜ」
アリス「続けるわね。その”死んだ”大地に”黒いもの”が幾つかあった。その”黒いもの”には少なからず弾幕は効果がないことは分かっている」
幽々子「ふむふむ、地上で新しい異変の類が発生しているのね。で、誰が犯人さん?」
嫌な予感はしていた。確証がなかったからなんとも言えなかった、いまも確証なんてない…
けどできる可能性のある奴で該当してるのなんて…!
魔理沙「お、おいおい!アリスまさかお前…」
アリス「おそらく、ルーミアよ……」
私も考えたくはなかった、でも魔理沙の情報から見るに思い当たるのはあの子しかいない。他に誰がこんなことできるか、いるなら知ってみたいものよ…!
湯飲みを握る手から、汗が止まらない
妖夢「!? アリスでも!」
驚きを隠せなかった妖夢、口を出す
妖夢「いくらあの子でもそんな力あるはずがないわよ!?」
アリス「確かにあの子の能力なんて高が知れてるわ。でも可能としてはないわけではない」
幽々子「…………私もそう思うわ妖夢。少なからず、私達の知る顔の中ではあの子が当てはまるわ」
魔理沙「幽々子が言うのなら間違いないかもな。なんだかんだ頭使って仕事してるわけだし」
妖夢「…っ!じゃあどうやって説明するんですか!?」
アリス「まずは彼女の能力【闇を操る】、既にこの時点でぶっ飛んでるのよ誰よりも。この能力は闇を自在に操作、生成できる。この能力からはその谷にある”黒いもの”……………
闇は全てを無に帰す、母は言ったわ。その谷の大地を闇で無に帰したのよ」
妖夢「だ、だけど…」
アリス「さっき幽々子に聞いたわ、ここにはルーミアの魂は来てはいないと。それどころか、ここ最近その死んだ魂すらほとんど見ないと聞いたわ」
魔理沙「ルーミアがむやみやたらに、そこらじゅうを闇に染めてるとでも?それにしたってやっぱ力たんねぇだろ?」
空になった湯飲みを指先に乗せ、クルクルと回す魔理沙。貴女のその前向きな姿に私は助けられているわ、でも…
アリス「仮に、ルーミアが死霊を”消す”のではなく”吸っている”と考えたら?闇は、物理的なものだけではないわよ…」
幽々子「”心の闇”死霊や残留思念なんかはほぼ必ず持っているわよ。それを力の媒体にして攻撃してくるものもいれば、それを操るものだってこの地にならいてもおかしくないでしょう」
魔理沙「ははっ、考えすぎだろうよ!そんな」
パキィン……
魔理沙「……………あ、あはは。湯飲みが割れちまったなぁ」
アリス「湯飲みが割れただけで終わればいいわね魔理沙」
幽々子「…………動きましょう、原因がほぼ確定的なら除去するのも私達幻想郷の民の務めよ」
妖夢「もしもこれがルーミアを操って行われていたものなら…叩き斬ってやる!」
魔理沙「いつもは遅い主人公も、幻想郷過去最大級の危機には遅刻できねぇぜ!さぁいくかアリス!」
アリス「えぇ、いきましょう…!」
輝蛍、貴方が帰ってくる場所はここだからね……
チルノside
チルノ「ルーーーミアーーー!!」
そうだよ!探せば見つかるよね!アタイがへこたれてちゃいけないよね!
とりあえずこの森から探して、ってもうけっこーおく来たよね?
うーん、どうしたもんだろ…
チルノ「えぇい!まだまだ!こんなところで負けてたまるかってってって!?うわぁああ!」
いってて、木の枝に引っかかったよ…
ここしかもここどこだ?大分迷っちゃったみたいだけど……
あ、あれ?
チルノ「なんだこりゃ、デッケー穴?ってうわぁまっくら!」
こんなところ落ちたら助からないよ…!
たすけて……
チルノ「え?」
たすけて…………チル、ノ………
チルノ「ルーミア!?ルーミアなの!?そこにいるの〜!?」
いる、いるよ!ルーミアいるよ!
チルノ「待ってて!今助けてあげう、うわぁあああああああああ!!!」
な、なんだ!穴の中から真っ黒なものが吹き出してきたぞ!?
うわぁあっあ、なんだあれ気持ち悪っ!木が変な形にけずれてるぅ!?
しかもなんか出てきた!?な、なにあれぇ!?
チルノ「こ、怖くないぞ!アタイはさいきょーだからな!」
あ、あれ?でもこの感じ……
?「………………」
う、うそ、うそだ!うそだぁあ!
チルノ「ルーミアァ!!!」
ルーミア?「………煩いわよチルノ。そんなに騒がなくても私はここにいるじゃない?」
チルノ「違う、お前じゃない!お前はルーミアの中にいる違うやつだ!」
ルーミア?「はぁ……。貴女って結構鋭いのね、始末しておいた方が良さそうね」
チルノ「お前を倒して、ルーミアを……助ける!」
はい、ここまで
今回はアリスとチルノでサイドを変えながら時間をそこそこ駆け足にしてみました。
と、言うのもですね?輝蛍さんの方にケリが着かないので割と強引に道を作った感じです
(長々話引き伸ばしたのでこれで丁度くらいかと)
次回は輝蛍サイドです!輝蛍は幻想郷の危機に駆けつけることが出来るのか!?
では次回!さよなら〜