遊戯王時を越えた戦い 三極神VS三邪神 (リメイクby田舎の人) 作:田舎の人
やっと自分で続きを書きました。
ドラガン LP2500
手札 1枚
モンスター 極神皇トール セットモンスター
魔法・罠 伏せ2枚
夜行 LP2400
手札 3枚
モンスター 邪神ドレット・ルート
魔法・罠 なし
「私のターン。ドロー。」
夜行はデッキからドローする。
「私はモンスターをセット。そして魔法カード『サイクロン』を発動します。」
(二分の一!)
ドラガンは静かに見守ることしかできないが、結果次第で後が変わる。
「では、左のカードを。」
竜巻がドラガンのリバースカード目掛けて吹き荒れる。
そして破壊される。破壊されたのは。
「メギンギョルズが!」
最悪なパターンだった。『ドレッド・ルート』を倒すためにはメギンギョルズが必須であるからだ。
「最悪な方引いちまったな…」
ブレイブにも焦りの表情が浮かぶ。
「大丈夫だ。ドラガンと『トール』はこの程度では負けない。」
ハラルドはドラガンを信頼してそう呟く。
「では、リバースカードを一枚伏せてターンエンドです。」
想定内ではあったがいざ直面すると辛いドラガン。
「俺のターン。ドロー!」
勢いよくドローするも、表情は曇ったままである。
しかし、とある事に気づく。
「夜行。確かにお前の邪神は強い。だが、その強さが仇となる!トールの効果を発動!」
『トール』がその手を『ドレッド・ルート』へとかざす。
「そういう事か!『ドレッド・ルート』の力を逆に利用してやろうってか!」
ドラガンの戦術に気づいたブレイブ。しかしどこか腑に落ちないハラルド。
「…。『ドレッド・ルート』の効果は神には効かないと言っていた。なら、『トール』の効果は『ドレッド・ルート』には効くのだろうか。」
「効きますよ。」
夜行による返事が来たことに少し驚く。
「しかし、『ドレッド・ルート』の効果を得たとしても、『ドレッド・ルート』は依然として神です。その効果は効きませんがね。」
あっさりそう伝えられてもと思うブレイブ。
「…ならば突破は厳しいか。」
(だが、トールの効果を何度も使えば奴にダメージを与えられる。)
「だとしてもバトルだ!『トール』の攻撃!サンダーパイル!」
『GUOOOOOOOOOOO!!!』
『トール』は叫びながら『ドレッド・ルート』へと魔鎚を振り下ろす。
「…『ドレッド・ルート』の反撃!フィアーズノックダウン!」
『ドレッド・ルート』の攻撃が『トール』を貫く。
「ぐうううっ!」
ドラガン LP2500→LP2000
「ドラガンの奴…トールの効果で倒すつもりか。」
面白くない倒し方に呆れるブレイブ。
「だが、奴に勝てる方法がそれなのだとすれば異論はない。」
とにかく勝ちを優先するハラルド。
「リバースカードを伏せてターンエンドだ。」
しかし、それだけでは終わらないのが三極神である。
「甦れ!『トール』!」
雷鳴の中から現れるトール。
「『トール』が甦りし時!貴様に800ダメージを与える!」
『トール』が魔鎚をかざすと夜行へと雷が直撃する。
「ぐあああっ!」
夜行 LP2400→LP1600
「私のターン。ドロー。」
夜行は不利な状況に見えるはずだが、邪悪な笑みをこぼす。
それを見たドラガンは鳥肌が立った。
「手札より『黒き森のウィッチ』を通常召喚します。」
黒き森のウィッチ
星4/闇属性/魔法使い族/攻 1100/守 1200
魔女のようなモンスターが夜行の場に召喚される。しかし、間髪入れずに夜行はリバースカードを発動する。
「そしてリバースカードオープン。『激流葬』。このカードはフィールドにモンスターが召喚・特殊召喚・反転召喚された時に発動できます。そしてフィールドのモンスターを全て破壊します。」
激流がフィールドに流れ込む。既にウィッチとセットモンスターは破壊されている。
急なパワーカードに驚きつつも冷静に対処するドラガン。
「リバースカードオープン!『神の威光』!このカードが存在する2ターンの間、神はいかなるトラップカードの効果も受け付けない!」
「よし!これで夜行のカードを止められるぞ!」
「やはり持っていたようですね。先程まではすぐ死ぬ神で情けありませんでしたが。」
激流が消え去り、フィールドには『ドレッド・ルート』と『トール』のみが残った。
「そして墓地に送られたウィッチの効果を発動。デッキより『エンジェル07』を手札に。」
(この程度なら問題ないな。このまま耐え忍んで…)
「では、見せてあげましょう。神の新たなる姿を!」
「神の…!?」
「新たなる姿…!」
「手札より魔法カード『神の進化』を発動!」
『ドレッド・ルート』の姿がみるみるうちに変化していく。
凶悪な羽が生え、まさに邪神と言えるような姿へと変貌した。
「これが…神の新しい姿…!?」