Re:ゼロになっても覚えてる精霊生活   作:古明地こいしさん

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二巡目 3日目 記録

「こんな所か...」

 

俺は今取り出したスマホで記録をとっていた。メモアプリで見てる

一巡目とは大分変わったな、とは言え俺達の事は信用、信頼できる相手にしか話せない

容易に話せばどこで漏れるかわからない

そのため話す相手は見極めないといけなくなった

でもラムとレムが仲間になってるのは心強い、ラムは風、レムは氷だからフゥフゥとプルルの力の一旦を渡せば強化できるか

 

①俺達が来た事でロズワールさんに警戒はされてるものの、便宜をはかってもらえてる

 

②俺とスバルはエミリアから信頼、信用を強く勝ち得てる。ただ存在に関しては怪しまれてるのは違いない

 

③パックからは認められてる。そして精霊との契約、約束は絶対とのこと

 

④6日目、7日目を迎える頃に俺達は時間逆行がおこなわれた。これはスバルの死によるトリガーで間違いない

 

⑤死因はわからないがスバルが寝てる間に起きたことでありレムは関係ないと信じたいが断定はできない

 

⑥現在ラム、レムとはロードが契約したことで記憶を保持したまま次へ繰り越せるので問題ない

 

⑦スバルの中に魔女様とやらがいるのは確か、そしてスバルはそれをわかっていて原因を話すと嫉妬というか独占欲で苦しむ

 

⑧死因と言えば外に出たのが切欠と考えるのが妥当

 

⑨ロードが見せたレムの死因は衰弱死と見える、スバルが死んだ原因も恐らくそれだと思う

 

⑩つまり衰弱死させる力を持ったものの仕業

 

「ここまで纏められたらいいか」

 

「ナナキ、サボるとはいい度胸ね。あとで説教ね」

 

それ、一番ラムに言われたくない言葉なんだが

とはいえ確かにサボってたのは事実だ

一応弁明しとくか

 

「この箱、スマホで記録をとってたんだよ。これまでの事をな、そして予想をたててたんだよ。巻き戻った理由をな」

 

あえて死んだとは言わない、言えば恐らくスバルが苦しむからだ

そういえば最近レムが優しくなった

いや一巡目でも俺には優しかったけどさ

スバルにも少しは気を許したようだ。スバルの本質を見ているのだろうか

 

「っと、そうだ。ラム、手を出して」

 

「...まさかラムの手を触って昇天しようとする気?」

 

「違う!ラムにフゥフゥの力の一旦を渡すの!これで少しは魔力供給しなくても自力で魔力を補給...あぁ、魔力じゃなくてマナか、マナ補給ができるようになるから安心して」

 

「...ふん」

 

あ、あれ?これって喜ぶ所じゃないの?だって今までマナ補給を自力で出来なかったラムが自力でできるようになるんだから二度手間をしなくてもなるように...

 

少しは女心を理解しなさい....

 

「え?」

 

「なんでもないわ、早くしなさい」

 

はは...ラムの手を取りフゥフゥに頼んで力を渡す、フゥフゥを渡す訳じゃないから完全にとはいかないが、半分くらいは使える

 

「...」

 

「どう?」

 

「体の奥底からマナが溢れてるわ...これが精霊様の力なのね...さすが精霊様ね」

 

「そこは俺のおかげって言って欲しいな」

 

次はレムか、レムを探すためにラムに聞くと少し睨まれたが直ぐに教えてくれた

これは何かお礼しないとだな...

 

『撫でてはいかがでしょうか?効果覿面ですよ?』

 

プルルは真面目だ。冗談を言う精霊じゃないし、嘘を見抜く力もある。ならそうなんだろう

 

「ラム、ありがとう。また何かお礼させてくれ」

 

「っ、卑怯ね...そういうのは女の特権なのに...いいわ、ラムが命令すること全部やってもらうわね」

 

「え、えぇ...」

 

それは大変だな、まぁラムの頼みだ。仕方なく受けるか

ついでに

 

「ラム!もし俺が困ったらその時は頼むよ!」

 

「...えぇ」

 

ラムの反応は少し薄いが了承は得た。これで安心できる

 

「レム!」

 

「ナナキくん?どうかしたんですか?」

 

「おお、兄弟!どうした?」

 

「スバルもいたのか。いや、レムにも力を渡しておこうと思ってな、手を出してくれ」

 

「? はい」

 

プルルの力を半分渡す、これで強くはなったと思う

 

「力が...」

 

「よし、あとはこれ、見てくれ」

 

「うぉおお!?ガラゲーじゃねぇのかよ!?」

 

どんだけ古いんだよ...とりあえず見せてってラムにも見せるの忘れてた。夜にでも見せるか

2人は理解してくれた

 

「つまり外にいる。そしてレムりんが衰弱死する理由も俺がってのも同じ理由って考えか...だったら簡単だ!俺が囮になる!んでもってベア子に見てもらう!」

 

「...なんとかなるの?」

 

「あぁ!秘策があるからな!それに俺は凡その見当もついてる。多分村が原因だ!あんまり考えたきゃねぇが、村の誰かが俺とレムに何かしらしやがったんだ。その後は他力本願になっちまうが兄弟やレムに姉様に任せるしかねぇ...」

 

「スバルは頭脳担当だし、体張って行動すんのはすごい事だよ。胸張っていいよ」

 

スバルの背中を叩く、するとスバルは苦笑いした。けど、それだけの事ができる人間はいない、エミリアを体犠牲に助けたのも凄いし

 

「ありがとな」

 

「いいよ、その代わり調査、頼んだよ?」

 

「おう!レムも力貸してくれよ?」

 

「はい...」

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