メメント・モリ   作:阪本葵

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第14話 一年三組 クラス代表総当たり戦

一年三組、クラス代表決定総当たり戦の第一試合が始まる。

 

アリーナ中央には打鉄(うちがね)を纏ったマドカとベアトリクス・アーチボルトがいた。

アーチボルトは手に59口径重機関銃『デザートフォックス』を装備し準備万端、それに対しマドカは手ぶらだった。

 

「マドカさん、開始前に武器を装備しないの? それとも、コールの方法がわからないのかしら?」

 

アーチボルトは小馬鹿にしたように挑発するが、マドカはそれを鼻で笑いこう言った。

 

「ハン、貴様程度無手で十分だ。なんなら出血大サービスで攻撃も片手だけにしてやるぞ」

 

「くっ、その減らず口、後悔させてやるわ!!」

 

口撃(こうげき)合戦でもマドカには勝てないようだ。

アーチボルトはもう爆発寸前で、試合開始のブザーを今か今かと構え、マドカは腕を組んで欠伸をしていた。

 

ビ――ッ!!

 

試合開始の合図が鳴り響く。

アーチボルトは突撃せず、右へ移動しつつデザートフォックスをマドカめがけて撃ちこむ。

正確な射撃だが、その場所にはすでにマドカはおらず。

 

「遅い」

 

マドカはアーチボルトの背後ぴったり張り付いていた。

そしてマドカはアーチボルトの頭を掴み、急降下し地面に叩きつけた。

ドゴンという音と衝撃、砂塵が舞い、地面には小さなクレーターが出来上がってたがそれを無視しマドカはアーチボルトの頭を掴んだまま空へ飛ぶ。

 

「な、何を……」

 

アーチボルトは掴まれた頭を辛うじて動かし、マドカの顔を見て、恐怖した。

マドカが笑っていた。

でも、その黒い瞳がとても、とても暗く、深く、闇のように見えて。

 

「や、やめ……」

 

マドカはアーチボルトの頭を掴んだまま再び急降下した。

そして、アーチボルトの頭を前面に突き出し地面に突撃する。

 

ズドン!!

 

再び轟音と震動、砂塵が舞い新たなクレーターが出来る。

だが終わらない。

マドカは再びアーチボルトの頭を掴んだまま空へと舞う。

アーチボルトは抵抗しようと掴んでいる手を引きはがそうとするが、まったくビクともしない。

そしてまたアリーナのドーム状に張り巡らされたバリアギリギリの地点まで上昇する。

観客席に居る生徒たちも、マドカの行動が容易に予想でき悲鳴を上げる生徒がいた。

 

「ちょっ……や……」

 

マドカがアーチボルトの頭を突出し地面に突撃する。

 

これを五回繰り返し、アーチボルトは戦意喪失、降参した。

 

 

 

「……マドカさん」

 

ジト目でマドカを見るセシリアに対し、バツが悪そうな表情のマドカ。

正直やり過ぎたと反省しているのだ。

 

「いやあ、あいつ散々挑発してきたからな。ちょっとお灸を据えてやろうと」

 

「やりすぎですわよ!」

 

「正直、すまなかったと思ってる。まあ後で謝るさ」

 

そうこう話している内に、次の試合の準備が出来たようである。

見ると、マドカが作ったクレーターが綺麗になくなっていた。

仕事が早い。

次の試合は箒と趙である。

箒は専用機の紅椿を纏い、趙はラファールリヴァイブを纏っている。

観客席からの期待の目が集まる。

皆、第四世代機の性能を見逃すまいと躍起だ。

 

ビ――ッ!

 

試合開始のブザーが鳴り響き、両者が接近する。

箒は片手剣である雨月(あまづき)空裂(からわれ)を構え打ち込む。

瞬時加速(イグニッション・ブースト)と見間違うような加速に驚く趙は、近接ブレードで迎え撃つが、ISの世代差というスペック差は如何ともし難く趙は押される。

そのまま押され、アリーナの壁に打ち付けられる趙は、分が悪いと悟り離脱しようとするが、箒は逃さない。

離れる趙に、空裂を振る。

届かない剣だが、その斬撃がエネルギー刃となって趙を襲う。

予想外の攻撃に趙は対処できず被弾。

その後も趙は紅椿の攻撃を悉く回避できず、シールドエネルギーがゼロとなった。

 

 

 

続いて次の試合がすぐに始まる。

アリーナを借りれる時間は限られているのだ。

 

続いての試合では、観客が一層歓声が上がった。

アリーナの巨大モニタには対戦名が表示された。

 

結淵マドカ 対 織斑照秋

 

「さて、今日は打鉄での相手になるが、楽しませてくれるよな?」

 

どこまでも上から目線のマドカであるが、照秋はマドカの言葉に応えず、そして見ず、屈伸を続ける。

もう、戦闘モードへと思考が移行しているのだ。

 

「はっ、久々に本気になるか」

 

マドカは獰猛な肉食獣のように、笑った。

 

照秋は目を閉じる。

すると、照秋の周囲に量子変換の光が溢れ、一瞬にしてISを纏った姿になった。

照秋の専用機[メメント・モリ・フィニス]

光沢のない黒を基調とし、金のラインが際立つISは、全体的な造りとしてなめらかな流線型でありながら各所に刺々しい装飾、背中からは蝙蝠の羽のような黄金の推進翼、そして、目元を二本の角のようなセンサーとバイザーで覆い隠している。

 

「……」

 

セシリアは息を呑んだ。

いつ見ても不気味なISで、まだ慣れない。

まるで死神を連想させるその姿に、セシリアはぶるっと身震いする。

セシリアは自身のISのコアネットワークを活用し照秋のISメメント・モリの情報を閲覧する。

そして、眉をひそめる。

 

「第■■■……相変わらず修復されませんのね……」

 

以前も閲覧した時メメント・モリの情報に文字化け等を起こして読めない箇所があった。

それが、世代数である。

 

「あれはね、特別性(・・・)なのよ」

 

スコールが真剣な表情で照秋を見つめる。

ワールドエンブリオ社で戦技教導を行っていたスコールはメメント・モリに関して何か知っているようだが、セシリアはあえてそれを聞かない。

企業、国にしろ、機密というものがある。

メメント・モリがワザと文字化け表示をしているとすれば、それは機密なのだろう。

それが分かっているから、セシリアは自分で調べてわからなければ素直に諦める。

 

「行きます」

 

一言、照秋はそう言うと、あっという間にアリーナグラウンドへと飛び立った。

 

「さて、私も行くかね」

 

マドカも打鉄を纏い、照秋の後に続きピットを出た。

 

照秋がアリーナへと飛び出ると、生徒たちの歓声が一気に止んだ。

静寂がアリーナを支配し、徐々にざわめきが起こる。

 

「……なに、アレ」

 

「……竜胆じゃないし紅椿でもない……ってことは、ワールドエンブリオ未発表の機体……よね?」

 

「でも……」

 

「なんか……怖いよね……顔見えないし、角あるし……」

 

「死神みたい……」

 

口々にこぼす言葉は、メメント・モリの見た目に気圧され恐怖したものばかりだった。

だが、照秋はそんな外野の言葉など気にすることもなく集中する。

続けて出てきたマドカは、観客席の生徒たちの反応を見てフンと鼻で笑った。

 

「こいつら、どんだけ平和な脳みそしてんだか」

 

そうつぶやき、照秋を見る。

バイザーで隠れているが、照秋の目はすでにマドカしか見ていないのだろう。

普段は見せない、練習ですら滅多に見せないオーラが体からにじみ出ているのがわかる。

張りつめる空気がピリピリと肌に突き刺さる。

二人の纏う空気が明らかに違うことに観客席の生徒も気づきはじめ、やがてざわめきも無くなり再びアリーナが静寂に包まれた。

 

「いいねえ。私の肌が泡立つなんて久しぶりだ」

 

獰猛な獣のように口を歪め笑うマドカは、本当にうれしそうだ。

今か今かと出走を気負う競走馬のように、そして極上の餌を目の前にお預けを食らった猛獣のように、体を前傾姿勢にする。

 

ビ――ッ!

 

試合開始のブザーと共に瞬時加速で照秋に接近するマドカ。

先程のアーチボルトとの緩慢な態度とは打って変わって獣のような荒々しさを思わせる。

だが、その瞬時加速は、スラスターを個別に上下左右に点火させ加速する。

ブレる軌道は残像となり、マドカを捉えにくくさせる。

これこそ個別連続瞬時加速(リボルバー・イグニッション・ブースト)を超える超高等技術である高速多連瞬時加速(ガトリング・イグニッション・ブースト)の真骨頂だ。

 

近接ブレードを呼び出し、照秋に斬りかかる。

その動きたるや電光石火の如く、そして多重に見えるマドカを捉えることは困難であり、奇襲としては十分な攻撃だった。

だが、照秋は難なく本体を見抜き攻撃を防ぐ。

手には全刀身漆黒の拵え刀剣型ブレードノワール()が握られており、ノワールを振りぬくと、その力にマドカが吹き飛ばされた。

 

「ちいっ! やはり打鉄では出力が足りんか!」

 

苦々しく悪態をつき、しかしそれは諦める理由にはならない。

むしろ、マドカは嬉しそうだった。

 

「いいねえ、やはりテルはいい。真剣勝負だとここまで豹変するかよ!」

 

マドカが先ほどから喜んでいる理由は、そもそも自身の強さによるストレスから来ている。

彼女のIS操縦技量はもとより、自身の格闘技能も同世代とはかけ離れている。

当然、上には上がいるし、ワールドエンブリオで戦技教導を行っていたスコールの方が総合力では強いのだが、しかしマドカはスコールとの戦いに燃えることが出来なかった。

それは、スコールの戦闘スタイルが奇策を弄するタイプで、マドカはそれがストレスになってしまい楽しめないでいたのだ。

箒は将来有望ではあるが、まだまだだ。

だが、照秋は違う。

たしかに照秋も策は弄する。

それは戦ううえで当然ではあるが、基本的に照秋は真っ向勝負を好む。

 

一度、まだ照秋が思うままにISを動かすことが困難な時に、自身の置かれている現状を理解させるためという名目で真剣勝負をしたことがある。

諦めず真っ向から勝負を仕掛ける照秋に、好感を持ちながらも照秋は手も足も出ず、完膚なきまでに叩きのめした。

当然、マドカが勝ったのだが、試合が終わりマドカは自分が大量の汗をかき、体が冷えきっていることに驚いた。

そして、息を切らし、手足が震えていることに驚き、やがてその理由に気付き声を出して笑った。

そして、思い出す照秋との初めての邂逅。

 

血だまりの中、笑みをこぼす照秋に恐怖した事を。

そんな照秋を見て涙を流し、気を失い崩れ落ちる照秋を強く抱きしめたことを。

――ああ、お前を守る者は誰一人いなかったんだな――

――だから、お前は……――

 

そう、この汗は、震えは、自分がISをまともに動かせない、叩きのめした照秋に対し恐怖した事を表していたのだ。

マドカは本能で気づいていたのだ。

照秋はとてつもなく強くなる。

自分の探し求めていた、真っ向勝負をスタイルとする、そして本当の強さを持つ者だと。

それをこれから自分が育てていくのだ。

これほど嬉しいことは無い。

これほど震えることは無い。

 

マドカは顔に笑みを張り付け、再び照秋に向かって攻撃を繰り出したのだった。

 

 

 

「……なんだ、この戦いは」

 

織斑千冬は照秋とマドカの戦いを見て絶句していた。

隣では山田真耶も眼鏡がずれ落ち、織斑一夏も唖然としていた。

 

「明らかに代表候補生の域を超えている」

 

マドカが試合開始直後に扱った超高等技術高速多連瞬時加速(ガトリング・イグニッション・ブースト)など、代表候補生が扱える技術ではない。

細かな制御と無理やり多角瞬時加速を繰り返すこの技術は体への負担が凄まじい。

だが、その負担を軽減させる方法がある。

同時に慣性制御を計算し自身にかかるGを軽減させるのだ。

マルチタスク技能を駆使しても成功率が限りなく低い技術であり、このテクニックを扱える人間はほとんどいない。

千冬とて成功率が3割ほどで、現役時代にもこんな博打行為の技術は試合では扱ったことが無い。

そして、驚くはその超高等技術に対し事もなげに対処する照秋である。

超高等技術であるが故、それは不可避であり、一撃必殺になりえるのだ。

それを、照秋は刀剣一本で防いだ。

マドカはともかく、照秋は多く見積もってISの訓練を受けたのは一年だ。

その一年でここまで扱えるものか?

先程の自分のクラス代表候補決定戦を思い出す。

セシリアはいい意味でまだ代表候補生という青臭さが残ってた。

そして、そのセシリアと戦い情けない姿をさらした一夏を見る。

一夏は目を点にして口を半開きという情けない顔をしてモニタを見ていた。

千冬は小さい頃の二人と重ねる。

明らかに立場が逆転してしまっている、いや、それ以上に話にならない程の技量差が出てしまっていた。

ここまで差が出るものか?

千冬は激しい攻防を繰り返す照秋を見ながら思う。

この一年でどんな事があったのかと。

 

同じピットで試合を見ていた趙、アーチボルトも唖然とし、箒だけ平然としていた。

 

「お……織斑君って、こんなに強かったの?」

 

アーチボルトが呟く。

先程マドカと戦い、手も足も出ず、さらに恐怖を植え付けられた。

マドカは口が悪く、尊大な態度を取るし、わざと挑発するような発言をする。

しかし、事実彼女の言った通りまったく太刀打ちできず、アメリカ代表候補生としてのプライドがズタズタにされた。

そんなマドカに対し、専用機とはいえ優勢に戦っている照秋を見て驚くのは当然だろう。

 

「照秋は私より強いからな」

 

「え!? 第四世代機でも勝てないの!?」

 

趙が箒の言葉に驚く。

第四世代機と実際戦い、あまりも機体差と技量差に完敗した趙が、その自分に勝った箒より照秋の方が強いと言っているのだ。

 

「あの機体[メメント・モリ]は謎が多く、スペックは竜胆ほどで紅椿より劣るが、照秋本人の格闘能力とIS技量が私よりはるかに上だからな」

 

そう言ってメメント・モリの公表スペックを見せる。

それを見たアーチボルトと趙は怪訝な表情をした。

 

――――――――――

 

機体名:メメント・モリ・フィニス

 

第■■■

 

搭乗者:織斑照秋

 

武装:刀■型近■ブレード「ノワール」

   対I■■■武装 「インヘルノ」

   対IS■■■ス 「ハシッシ」

   

   以降未開放

 

――――――――――

 

「……なにこれ?」

 

「文字化けして読めないところがあるよ?」

 

「うむ、その通りだ。これは意図して隠しているわけではないらしい。かといって故障というわけでもないそうだ。何故か、表記がこうなるのだと社長が言っていた」

 

「……第……何て読むのこれ?世代なのかな?」

 

「コンセプトの括りとして分けるなら、第三世代に当たるらしい。が、社長は断言しないんだ」

 

「へー……ていうか、それ言っていいものなの?」

 

「別に箝口令を布かれているわけではないからな。それに、だからなんだという事でもあるし」

 

「うーん……まあ……」

 

「そう言われると……」

 

釈然としない顔のアーチボルトと趙。

再び試合を映し出すモニタに目をやると、依然激しい戦闘が行われていた。

だが、やはりマドカが押されている。

照秋はバイザーで表情が分からないが、マドカは苦しそうだ。

 

「本来の練習だったらマドカも竜胆に乗れば照秋より強いんだが、それにしても今日の照秋はすごいな……試合だからか?」

 

「え!? マドカさんてそんなに強いの!?」

 

箒の呟きに驚きの声を上げるアーチボルト。

 

「ああ、マドカが竜胆に乗って本気を出したところなど見たことが無い。それでも私や照秋は負けっぱなしだ」

 

「うそ……」

 

驚きを通り越して起きれる趙は、そんなに強いんならクラス代表はマドカでいいんじゃないかと考えた。

だが、彼女の立場と役目を思い出し、それはできないと考え直し、ならばやはり照秋が適任だと思った。

マドカは照秋と箒の護衛任務を請け負っていると公言していた。

そんなこと公言していいのかと思ったが、これは牽制らしい。

常に二人と行動を共にしている日本の代表候補生でもあるマドカが、護衛だと公言するればそう簡単に危害を加える人間はいないだろう。

マドカは護衛任務という性質上クラス代表はできない。

しかし、マドカは照秋を推薦していた。

確かに経験を多く積めるチャンスであるし、あのクラスの面々の中でマドカのお眼鏡に適う人間など照秋しかいなかったんだろう。

 

そうこう話しているうちに、照秋がマドカに攻撃を仕掛けた。

蜻蛉(とんぼ)の構えから、瞬時加速による接近、そして、ハイパーセンサーさえも追えない神速剣「雲耀(うんよう)の太刀」による一撃でマドカのISのシールドエネルギーがゼロになり、試合終了となった。

 

「それで、アーチボルトさん。まだ照秋をクラス代表と納得できないか?」

 

箒はアーチボルトを見て聞く。

アーチボルト自身もすでに答えは出ているのだ。

アーチボルトがこんなことを仕出かした理由は、国から指示を受けていたからだ。

『織斑照秋のISの操作技術を調べろ』

アメリカの代表候補生のアーチボルトが国からの命令を拒否するという選択肢は無い。

だから、今回のクラス代表を決めるときのスコールの言った「不満のあるものは挙手しろ」という言葉は渡りに船だった。

おそらく、スコールはこちらの思惑をわかってあんなことを言ったのだろうが、IS学園での試合で正式にお披露目をしてワールドエンブリオの技術力を知らしめる算段もあったと思われる。

なにせ、スコールは以前ワールドエンブリオの戦技教導を務めていたのだから。

だが、こんな試合を見せられれば、認めるしかない。

男だと見下し、無能と決めつけていた自分を、そして自分は女尊男卑という沼にどっぷり浸かっていたんだなと自覚し、考えを改めようと決心した。

 

「いいえ、納得したし、認めるわ」

 

アーチボルトはフッと笑い、箒は満足そうに頷いた。

そして、アーチボルトと趙はこの後の試合を棄権することになり、箒が試合をする必要性も無くなったため照秋が正式に三組のクラス代表に決定した。

ちなみに、趙は何故この総当たり戦に参加したのか聞いてみた。

趙はアーチボルトと違い、別に中国から何かアクションを起こせと言われたわけではない。

それに照秋に対し何か思うところもなく、ただ参加しただけだという。

 

「私、お祭り大好きだから!」

 

「うわ……ウザ……」

 

「面倒臭いやつだな」

 

アーチボルトが呟き、箒も同意した。


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