一話 選手入場
ー私は今、機嫌が悪い。
とある一人の女性は苛立っていた。
ー
まあ、何とか悲劇のヒロインを演じたお陰で私まで巻き添えにならずにすんだけど…。
当分はそれを演じ続けるのか…しんど…。
でも、皆からちやほやされるからまあ、いっか♪
そう思っていると突如、スマホが鳴り出した。
(誰だろう?もしかして早速私の事を心配して…!)
それをみた瞬間彼女は急いでどこかへ行ってしまった。
ーーーー
ー私は今、機嫌が良い♪
とある一人の女性は上機嫌だった。
ー
でも、あの男がいたらもっと良かったんだろうな~。
そしたら色々と押し付けることが出来るのに…。
まあ、いないものはしょうがないのね…。
そう思っていると突如、スマホが鳴り出した。
(別の
それをみた瞬間、彼女は上機嫌な顔から一転して顔をしかめながら急いでどこかへと行ってしまった。
ーとある倉庫ー
私はスマホから届かれた指定の場所に行くと、そこには誰かがいた。
「もしかしてこれ、貴女がやったの!?」
私は彼女に問い詰めると…。
「ハァッ!?なに言ってんの?!これ、あんたがやったんでしょ!?」
彼女は逆ギレして私に問い詰めてきた!
「馬鹿言わないでください!私がそんなことするわけ…」
すると彼女は相手が誰なのかを思い出した。
「貴女…もしかして文化祭や体育祭で実行委員長をしていた…」
「!!そういうあんたはサッカー部のマネージャーをしていて、生徒会委員長になった…」
ザザ …ザー
「「!!」」
するとスピーカーが起動しだした。
『さあ、遂にこの日がやって参りました!いよいよ世紀の決戦が始まろうとしています!』
スピーカーから実況に出てそうな声が聞こえてきた。
「ちょ…え…?」
「決戦…?」
二人は突然の事に戸惑っていた。
『ではまず、選手紹介といきましょう!』
『赤コーナー、文化祭、体育祭と共に実行委員長を担当した別名『悲劇のヒロイン』!
相模南ー!!』
相「は!?」
『それに対するは青コーナー、サッカー部のマネージャーから生徒会委員長に成り上がった別名『あざとい女』!
一色いろはー!!』
一「何ですか!?その別名!!」
二人はつけられた二つ名に驚愕するが、スピーカーからの音声は構わず続ける。
『さあ、試合の火蓋が切られようとしております!一体どんな戦いとなり、私たちを楽しませてくれるのか必見です』
実況者は高らかに。
『それではー』
『
試合の開始を宣言した。