復讐に染まった俺は、この世に地獄を作る   作:龍座

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幕間2

女「久しぶりですね。此処に来るのは」

八「そうだな」

 

俺達は懐かしい場所に来ている。

 

ーまあ、つまり、俺が住んでいた実家だな。

 

何年ぶりだっけな…。どうでもいいか…。

 

女「まさか、また八幡の実家に来れるなんて感激です」

 

「元」だけどな。

 

八「まあ、また来るって言ったしな」

 

俺達は久しぶりの我が家に入っていった。

 

ーーー

 

やっぱ何も変わってねーなぁ。

 

俺が追い出された時と全く一緒だ。

 

俺達がリビングに入ると床にはゴミが散乱しており、泥棒にでも荒らされたんじゃないかというほど荒らされていた。

 

そこにこの家の住人である三人が入ってきた。三人共ガリガリになっている。

 

「お…お前は「」が…また…」

 

俺はすかさず三人の動きを止めた。

 

八「久しぶりに、また来たぜ」

 

元親父に元お袋。

 

そしてー

 

「元」妹、小町!!

 

八「本当、久しぶりだなお前ら」

 

俺達は食べながら話している。

 

だって、腹へったんだもん…。

 

八「しかしお前、料理上手かったんだな。結構イケるわ」

女「いえ、そんな…、もったいなき言葉…」

 

女神が顔を赤くした。

 

ちなみに俺たちが食べているのはハンバーグ定食である。

 

女「八幡、はいアーン」

 

女神がハンバーグを食べさせようとしてきた。

 

八「おい…、それはさすがに…」

女「イヤでしたか?」シュン…

八「…わかったよ」パクッ

 

八幡は女神の差し出したハンバーグを食べた。

 

八「モグモグ…旨いな」

女「そうですか!?とても嬉しいです」

 

女神が嬉しそうに笑った。

 

まあなんだ…、たまにはこう言うのも…。

 

女「好き嫌いはしないでくださいね」

 

悪く…ない…か…?

 

 

八「ふぅ… 食った食った」

 

俺は食い終わった後一息ついた。

 

ちなみにちゃんとトマトも食べたからな…クソッ

 

八「さてと…」パチン

 

言い分くらいは聞いてやるか…

 

比父「貴様、全部食いやがってぇぇ!」

 

比母「私達は何も食べてないのに…」

 

小「こんなことをして楽しいわけ!!この人でなし!!」

 

三人がうるさいくらいに騒いでいる。

一体その体のどこにそんな力が在るのやら…。

 

八「人でなしって…、お前ら、あのお方に何をしたかわかって言ってるわけ?」

 

わかってるかもしれないけど俺達は変装しているからな。

だって俺死んでるし…。

 

ーーー

 

まあ、何でこうなったかと言うと。

 

コイツら俺たちが最初見たときは贅沢な暮らしをしていてなぁ。

 

何でも金の出所は離婚した旦那の慰謝料からであり、小町は「結婚したら何らかの理由で別れる」を繰り返して、大量の慰謝料をふんだくっているらしい。

しかも、訴えようものなら、親がそれを揉み消すか、さらに多額の慰謝料を請求しているそうだ。

 

コイツらを捕まえて色々と吐かせてみると。

 

比父『何でこんなことをしてるのかって!?決まっている、俺たちの(てんし)を汚さないために決まってるだろ!!」

 

比母『そうよ!私たちの娘は崇高なる存在であり、その家族である私たちも同じ存在、だから私たちに貢ぎ物を捧げるのは当然なの!』

 

小『私のような可愛い女の子と幸せな生活を送ることができた彼奴等にその代金を支払わせてるだけ!!』

 

比父母『その通り!!』

 

ーとかいってたっけ。

 

その後、冷蔵庫など食べ物がある場所を使えなくし、金めの物を全部かっぱらった後、

五千円札をだし、

 

『これで当分の間生活してみろ』

 

と言ってこの場から去ったというわけだ。

 

ちなみに旅行の件は俺がそれを拒否したことが好都合だったらしく。着いていってたらそこで濡れ衣を着せて、着いてこさせないようにしようとしていたらしい。

 

あとコイツらの職場には、ひどい風邪で休んでるという事で報告してある。

 

ーーー

 

ー現在ー

 

まあこの様子だと直ぐに全部使っちまったんだろうな。

 

比父「俺達はあの出来損ないとは違う!」

比母「あの失敗作と一緒にするなぁ!!」

小「本来なら奴からも搾取するつもりだったのに…、やっぱりゴミはゴミだった!!」

 

ギャーギャーギャーギャーと、ウルセーな。

 

八「なあ、まだアレ残ってるよな?」

女「ええ…コイツらに食べさせるのは実に不本意ですが…」

 

女神がハンバーグを一個だけ持ってきて、三人の目の前に置いた。

 

三人は獣のような目でそれを見た。

 

八「それじゃあな」パチン

 

すると三人は一つのハンバーグに飛びかかっていった。

 

比父「おい!それは俺のだぞ!!」

比母「アンタのせいで私たちがひもじい思いをしたんでしょうが!!とっとと諦めろ!!」

小「私は崇高なる存在なんだから全部私に寄越せぇぇ!!!」

 

醜いねぇ…。

 

俺達は奴等を尻目にその場を去っていった。盗ったものを返してな…。

 

ーーー

 

あの後、逆に慰謝料を払い続ける生活を送るだろうな。

 

それにしても…。

 

八「お前まだ怒ってんのかよ…」

 

女神がムスッと不服そうな顔をしていた。

何でそんなに怒ってるんだ?

 

女「アーンしてくれない限り絶対に許しません」プイッ

 

ったく…、しゃーねーな。

 

八「…俺の復讐が終わったらな」

女「!、絶対ですよ!約束ですからね!!」

 

やっと笑顔になってくれたか。

 

俺達は次の復讐のために突き進む…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女「…それにしても」

 

女「今回は早く終わらせましたね」

八「ん?、ああ、まあな」

 

当然だろ。

 

八「次の獲物は…

 

「ヤツ」なんだからな」

 

女「!!、いよいよですか!」

八「ああ、そのために体力を温存しとかなきゃならねぇ」

 

切り札も作り、準備万端だ!

 

女「直ぐに行きましょう!」

八「ああ、わかってる」

 

ーさあ、まってろよ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔王!!

 

 

 

 

 

 




次回 四章 魔王との決戦
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