クロスオーバー小説です。
ストブラファンと仮面ライダーファンどちらも楽しめる作品目指して頑張ります。
注)更新は不定期です
第1話 始まり
絃神島魔族特区のとある歩道を一人の少年が歩いていた。
白のパーカーを着こみ、ポケットに手をつっこみながら歩く彼の名前は暁古城。
彼は待ち合わせのためにファミレスに向かっていた。
「暑い…。焼ける…。焦げる…。灰になる…。」
古城はそんなことをぼやきながらファミレスに到着し、席を見渡す。
目的の相手は窓際の席で待っていた。
「あっ。古城!遅いよー。30分の遅刻。」
「これはドリンクバー奢りだな。」
そう古城に声をかけたのは古城の友人でクラスメイトの
藍羽浅葱と矢瀬基樹だ。
「まぁまぁ二人とも。古城もわざと遅れたわけじゃないんだし、許してやろうよ。」
そう古城に助け船を出したのは紅竜夜。古城の親友であり、同じマンションの隣人でもある
「竜夜は優しいねー。」と基樹
「今日は竜夜の優しさに免じて許してあげよう。」と浅葱
「つーか、なんで俺は夏休みにクラスメイトと大量の課題をやらなきゃなんねぇんだよ…。」と愚痴をこぼす古城。
「あんたが学校休んでばっかりだからでしょ。」
「那月ちゃんに感謝しろよなー。特別補習で留年免れてんだからさ。」
「うう…。」
二人に正論を述べられ、ぐうの音も出ない古城。
「ま、それは置いといて古城の勉強を手伝いますか。まずは英語からなー。」
「おう。」
そして四人で課題に取り組むこと数時間ーー。
「あっ、そろそろ時間だ。じゃ、私バイトあるから抜けるね。」
浅葱が腕時計を見て声を上げる。
「おー。もうそんな時間か。」と竜夜
「じゃ、俺は課題も写し終わったし、帰るとしますかね。」と基樹
「うし、古城。俺らも帰るか。」
「よっし、じゃあ行くか。」
浅葱と基樹を見送ったあと、二人でファミレスを出る。
二人は同じマンションに住んでいるので、当然帰り道も一緒になる。
ピタッ
と二人は突然道の途中で立ち止まる
「古城。お前、つけられてるだろ。」
「ああ。一体どこのどいつだ?」
二人は後ろに視線を感じ、ゆっくりと振り向く。
すると、それに気づいたストーカー(?)は電柱の陰に慌てて隠れるが…
「バレバレだな…。」
「あれでばれてないと思えるのがすごいな。」
ストーカー(?)の主はギターケースらしき物を背負っているので、電柱に隠れていても
丸分かりだった。
「どうする?適当に撒けそうか?」
「う〜ん、よし。ゲーセンにでも入ってやり過ごすか。」
〔竜夜side〕
とりあえずショッピングモールに入ってストーカーの様子見をすることにした俺達。
隠れる場所があまりないショッピングモールに入ったことによってストーカーの全体像が
あらわになる。スカートを履いていたので女の子ということは察しがついていたが…
「あれ、彩海学園(ウチ)の中等部の制服じゃねぇか…!」
「本当だ。凪沙ちゃんのクラスメイトか?」
なんと俺達が通う学園・彩海学園の中等部の制服を着ていたのだ。
「仮にそうだとして、なんで俺は妹のクラスメイトに尾行されにゃならんのだ…。」
「ほら、あれじゃないか?凪沙ちゃんから兄(お前)の話を聞いて惚れちゃったとか…」
「んなわけあるか!俺のどこに惚れる要素があるんだよ!?」
(この鈍感男め…!)
ついでに言うとこいつは幼なじみである浅葱ちゃんに好意を抱かれている。
全く気づく様子がないがな!
「よーし。ゲーセンに入るぞ。」
「へいへい。」
自動ドアをくぐり、ゲーセンへと入る俺と古城。もうどーにでもなれ。
入口から少し離れたところで様子をうかがうと、
ストーカー少女はゲーセンに入るか否か迷っているようで
中の様子をガラス越しにチラチラ覗き見していた。
当然そんなことをしては周囲の視線を集めてしまう。
(なんかだんだんかわいそうになってきたぞ…。)
そんな少女の様子を見続けて良心が痛んできたので俺は古城に声をかける。
「古城。このままじゃキリがないよ。店を出よう。」
「やれやれ。そうするほかねぇか…。」
古城もこの意見には賛成のようで、渋々ながらも了解してくれた。
古城と俺は自動ドアに向かって歩き出す。
すると、なんの偶然か、はたまた必然か
古城がゲーセンを出るのと、少女が意を決してゲーセンに入るのはほぼ同時だった。
「「あっ。」」
お互いの行動に驚き、一瞬動きが止まる古城と少女
しかし、少女の反応は早かった
瞬時に後ろに距離を取り、背中に手を回す。そして…
「だ、第四真祖!!」
と叫んだ。
その言動で俺は悟った。この少女が第四真祖である古城にとって危険な存在だと。
そして、それと同時に俺にとっての脅威でもあると。
(くっ、どうでる?古城!)
俺は古城を見つめ、少女に対する返答を待つのだった。
つづく
さて、第1話が書き終わりましたよ。
個人的に最初から戦闘シーンを盛り上げようとおもっていたんですが、
ストブラのドラマを加えるとなるとそうもいかないのです。
次回は姫柊と二人の出会い。そして竜夜の力が明らかに…!
ご意見ご感想待ってます。