シリアスとシリアルを反復横跳びするかもしれない
許せ、アルテイシア…
今回は軽くモビルスーツ達の動力と先生の過去をば。
オマケ並感な便利屋68も…
「ま、毎度ありがとうございましたーっ!」
集金業者の車が逃げるように走り去る。
それを見送るバルバトスとアビドスの生徒達は、それを呆けながら見ていた。
「……ビビりすぎじゃね?」
「まあ、バルバトス君の顔は怖いからね〜」
「ん、私はカッコいいと思う」
「あ、あはは……」
そうズバッと言うホシノ、自分の感想を言うシロコ、苦笑いするノノミ。
バルバトス自身、先鋭的なデザインと顔立ち故に怖がられるのは致し方ないと諦めているところがある。
悪魔として恐れられた事はあるが、年頃の女の子達に怖がられるのは普通にバルバトス君には泣き所であった。
「オルフェンズ君、おっはー」
「オジキ、バルバトスです」
「ほ、ほ…本郷君もおは〜」
「ホシノだよ、ガンダムのおっちゃ〜ん」
「オジキ、それは涙を仮面で隠した孤独なヒーローの名前ッス…」
ハァ…と項垂れるバルバトス。
そんな彼にシロコは不思議そうに見る。
「ん、なんだか何度も同じ事を体験しているような感じ」
「実際、時折オジキボケて名前間違えるんですよ。ぶっちゃけると、あんなんでもかなり強いんで変に強く言えないですよ……そもそも俺らのレジェンドなんで……」
「ん……」
もし、シロコがまだアビドスに来た頃のシロコであればおっちゃんに挑みかかっていただろう。
ホシノの教育のおかげでそういった部分は矯正されたが、おっちゃんの強さにはやはり興味を惹かれるようだ。
「そういえば、バルバトスさん達って何で動いているんでしょうか?先生に聞いたらロボットではなく、モビルスーツだと聞きましたけど」
「あー…まあロボットでも間違いはないんだけどなぁ…」
オタク全開でノノミちゃんに答えやがったな兄貴、と心の中で愚痴るバルバトス。
おっちゃんの事は色々流したり制御しているが、先生ほど【ガンダム】という作品に対して熱を持っているのは早々いないだろう。
一番分かりやすい例で言えば、積みプラだろうか。
元の世界ではよくプラモデルをあるだけ買って箱を積んでいたのだが、今はどうなっているのだろうか。
一応、色々あってそういったガンプラ等のプラモデルの整理や被るだろう埃を掃除してくれるストライクダガー君などがいるが……
まあ、考えても仕方あるまい。
今はノノミの問いに答えるべきだろう。
「俺らの動力は
「なんでそこでヤバいエネルギーなのか、おじさん困惑だな〜」
「いやぁ、俺らも詳しい事は分からないんだよ。オジキでさえ『ナニソレ、怖…』ってなってたし」
「ん、何もわからない」
無限力、それはとあるスーパーロボットのエネルギー源であるのだが、割愛させて頂こう。
とりあえず、単純な名前の割にデンジャラスなエネルギーという事だけ分かれば良いのだ。
「まあ、それのおかげでデカくなったりできるんだけどね」
「ウッソだぁ…」
本当なんだけどな〜と、想いつつそんなに必要になる事はないだろうと思うバルバトスなのであった。
さて、後の流れはブルーアーカイブをプレイしたことのある方々なら既知であるだろうから便利屋68のお話をちょっとだけお送りしたいと思う。
え?何故かって?
そもそも便利屋68の出来事をハブった時点でお察しだろう。
というか、便利屋68はとあるモビルスーツとの出会いで物語が変わっているのである。
ん?それが頻発したら詰むんじゃないのかって?
安心しろ、マンパワーも高品質も用意できる便利なガノタ先生がいるから例えキヴォトス中の生徒達が敵になってもなんとか勝てる事ができるだろう。
そんな展開は作者も先生も、なんならおっちゃん達もゴメンであるが。
誰が好んで子供と殺し合いをしたい!と、特にガンダム族達が怒鳴るだろう。
ん?パフェガン?
アイツは側だけ被せたザクだろ!正義の怒りじゃなくてクソと欲望詰め込んだゲテモンだろ!いい加減にしろ!
なんならバトオペで公式チートとして君臨したのを忘れてねぇからな、オイ。
エンデジム?お前はガンダムだ(豹変)
「ところがぎっちょんちょん!」
「…私も大剣を持ってみようかしら」
そんなこんなで視点は便利屋68に移る。
あ、コラ、カメラマン!
アルちゃんの際どいスカートを映すんじゃない!
太ももフェチだからって、そこばっか映すんじゃないよこのアンポンタン!
先日、バトオペに参戦した新機体だからって舐めんな!
お前本当にF90かよ?そうボブは訝しんだ。
「あー、格闘戦できる技量と筋力が必要だし、アルちゃんには難しいんじゃね?」
今は亡き藤原ボイスで喋るモビルスーツの名は【アルケーガンダム】。
前の世界でも傭兵として活躍していた、彼に乗っていたパイロットとは大きく違ってまるで親父を感じさせる温かなイケボであった。
つまり、焼け野原ひろしだな、ヨシ!
「でもアウトローなら大剣を扱えたらカッコいいと思うのよね…」
「大剣を振り回して戦うアル様……カッコいいです!」
「でも銃で撃ったほうが早いよね…」
「そこら辺はモビルスーツである俺の特権のおかげとも言えるからなぁ」
便利屋68は、ある依頼を受けてアビドスまで来たのだがアウトローの先人とも言えるアルケーとの出会いがアビドスとの戦いではなく、アルケーからアウトローを教わるという完全に依頼を放り出している状態になっていた。
まあ、それもそうだ。
アルケーから彼女達に依頼した依頼主についての話では、奴こそがアビドスを取り巻く問題の根本の一つだと言うではないか。
「ウッ……ガンダムのオジキには敵わんよ…」
と、突如ブイブイ言わせてた頃に食らったオジキのキツイお仕置きを思い出して遠い目をするアルケー。
確かに子供を利用するのは調子に乗りすぎだと、今も反省しているアルケー君である。
オジキの正義の怒りは非常に痛い。
しかし、彼に乗っていたパイロットと違い、アルケー本人は至って平凡的な感性を有していた。
まあ、彼は彼でブッ飛んでいる所はあるが……おっちゃんとの一件で完全にトラウマになっているアルケーが同じ過ちを繰り返す事はないだろう。
それはそれとして、先生に呼ばれた筈なのに何故アル達といるのか。
それは先生からの自由行動を貰い、いつもの傭兵活動している内に出会ったのである。
一人で傭兵をやる以上、経済やら政治やらも学んでいる必要があり頭は良い。
そして便利屋68の火の車な資産に、放っておけなかったのである。
結果、アルケーは便利屋に居着くことになった。
尚、役職は
世知辛いねぇ……目指せ、係長!
「愛してるんだよぉ…君達をぉ〜!!」
「アルちゃん、本当に大丈夫なの、あの人」
「い、依頼の精査を積極的にしてくれるし私の目に狂いはないはずよ!」
「流石アル様!」
「今回ばかりは本当にその通りかもね、アルちゃん」
事実、アルケーは先生という権力に頼り、今現在アル達は砂漠にいるカイザーPMCの基地を破壊しているのである。
争いの火種を嗅ぎつけるソレは、誰に似たのやら。
ーーーー
一方、後から一方的に高額請求された依頼内容に先生は胃痛を感じる。
アロナが心配そうにしているが、そんな彼女を宥めて先生はサインやら諸々を書き記す。
「まあ、先に厄ネタを潰してくれたし最悪、戦争になっても敵の首魁を討ち取れば実質勝ちだしなんとかなるさ」
恐ろしいことに、これが思考放棄の末ではなくさも当然のように言うのだからカイザーの者達が聞けば震え上がる事になるだろう。
それはそれとしてカイザーPMCの理事長は大変ご冠の様子だが。
彼の名誉の為に軽く言及しておくと、言語機能が焼けて焦げて「オッπプルンプルン!」しか喋れなくなったとだけ告げておこう。
ちなみに、先生は過去に数多の争いを生き延びている猛者である。
調べた限りのカイザーの戦力程度、先生とその仲間達にかかれば一晩で奇襲・殲滅などやろうと思えばできてしまうのである。
誰だよ、こんなヤベー奴を作ってキヴォトスに呼んだのは。
……俺だったわ。
SDのタグを付けておきながらあんまりSDガンダム知らないアホがいるんですよ。
そう、私だ(啓蒙低い愚かな獣)
感想などで教えてくれれば積極的に拾おうと思っております(使われるのはいつになるかは私にも分からん)