おっちゃんアーカイブ   作:単眼駄猪介

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あまりにも本当のアイドルのアイに対して冒涜的なタイトル……でもないか…?
むしろオジキの方が……(錯乱)

ではまず、お気に登録してくれた方々、ありがとナス!
いつも思うけど、解除した奴!お前なんなんだよ!()
嫌なら最初から読むな!以上!

頭ゆるゆるにして読むタイプの作品になると思うので、皆様も頭のネジを緩めて……ただの言い訳だな(SAN値回復)




オジキは完璧で究極のアイドル

 

 

はたまたある日のこと。

オジキは柴大将が営むラーメン屋に来て、タブレット越しに会話しながらラーメンを啜っていた。

顎の赤い部分の裏側に口があるのが、そこに麺を持っていきすすり食べている。

 

「いやぁ、1号さんの新しい後輩…えっとガヴ君やったっけ?元気にしとる?」

 

「ああ、張り切って頑張ってるよ」

 

「………(色んな意味でね…)」

 

俗に言うオンライン食事会である。

合っているのかは知らない。

それはそれとして、笑顔でオジキの質問に答える仮面ライダー1号に、ウルトラマンは静かに日本酒を飲みながら密かにこれからも苦難が待ち受けているだろう後輩ヒーローに黙祷を捧げる。

 

「いやぁ、柴大将のラーメンは美味いッ!」

 

「お褒めの言葉、ありがとよ!」

 

オジキが楽しげに会食している一方、先生はというと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「地形データの収集、完了しました!」

 

「ありがとね、ダリッガイ君。皆もお疲れ様」

 

シャーレのオフィスで整列する複数の索敵、観測機達から渡された地形データが収められたディスクを受け取る先生。

別に戦争をするわけでもない。

本当に必要でもなければ戦争なんて回避するべきなのだ。

守るべき生徒を戦火に晒すなど、言語道断である。

 

「カイザーとかにバレずに収集できた?」

 

「ええ、勿論!川から海の底まで、徹底的に観測しましたので!」

 

EWACジェガンやEWACネロが誇らしげに立ち並ぶ。

そんな彼らに先生はサムズアップして彼らを退室させる。

後は自分の仕事だからだ。

 

「さて、アビドスの地図が古いのもあったし、ちゃんと更新しないとね」

 

何故、先生は地形データを求めたのか。

それは砂に飲まれたアビドスの地図を更新するのと同時に、何故かシャーレに放り込まれてきた地図更新の依頼があったからである。

まあ、無論アロナに記録されている地形データの更新など、個人的な意味もあるのだが悪用目的ではない事は確かな事である。

 

「アロナ、地形データのアップデート頼むよ」

 

『はい、先生!』

 

先生だけに見える、水色のショートボブの小さな女の子【アロナ】。

思わず「おやおやおや」と愛でたくなる愛らしい容姿をしているが、スーパーなAIなのでなんとなくで大体のことができてしまう子である。

何故かガンダムのオジキには見えたのは、貫禄かそれとも全てのガンダムの祖だからか。

真相はさておき、地図の更新についてはアビドスの事が大いに関係している。

 

「金目的でも学校目的でもない。ならアビドス砂漠に何かがある……」

 

その手しかなかったとはいえ、シロコ達と銀行強盗してしまった罪悪感はまだ残っているが、しかしカイザーの暴走を止めなければ恐らくキヴォトス自体が危機に陥る可能性が否めない。

そんな結末は生徒の為にも、何よりずっと戦い続けてきた自分にも良くないだろう。

今はとにかく前に進むしかあるまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、件のカイザーというと……

 

「ええい!一体何が起きているというのだ!」

 

そう喚き立てるのはカイザーPMCの理事長。

アビドス高校を廃校にし、砂漠にある【宝】を我が物にせんとする如何にも悪役といった人物であった。

そんな彼がブチ切れているのは目の前の惨状。

便利屋68を雇った直後から時折、アビドスの一部で通信機能が突如として音信不通になる現象が多発していた。

勿論、その犯人は読者の諸君らにはご理解できよう。

そう、アルケーガンダム(焼け野原ひろし)である。

ダブルオーという作品において、モビルスーツの動力はGN粒子と呼ばれる特殊な粒子を用いて半永久的に稼働できるチート動力源【GNドライヴ】を積載している。

それよりも前の世代のモビルスーツは、石油等を利用しているが為にその性能差は高い技量をもってしても尚、対等かそれ以下にしかならないという破格の性能。

しかし、そんなGN粒子は毒性を持っていたり、電波障害を引き起こすと言った副作用もある。

今回、アルケーは便利屋68と共に暴れる毎に無意識にGN粒子をばら撒いていたので、カイザーの一部地域で通信網が突如機能しなくなるのは当然の事であった。

誤解されない為にも説明しておくが、原作ではGNドライヴと呼ばれるもので動いているのであって、本作では動力源は無限力であるものの、ビームを撃つのに用いられるのはGN粒子というだけである。

ちなみに、生徒達に当たっても不思議な神秘の塊【ヘイロー】が守ってくれるので、多少治りが遅い程度にGN粒子の毒性は軽減される。

 

まあ、イノベイターへの覚醒があるかないかと言われると可能性としては十分にあるのだが……それは今は置いておこう。

 

「誰だ……誰がコレをやったぁぁぁっ!!」

 

「理事長!駄目です!監視カメラの映像はデータが破損して復元に時間がかかると…」

 

「生存兵は!?」

 

「恐らく、データのバックアップは襲撃直前になるかと…」

 

「ぬうううう!」

 

ハッキリ言ってカイザー理事は念入りに、そして時間をかけてここまで熟成させた計画が何者かによって台無しにされた事で発狂寸前であった。

まあ、どんな計画であれ自分の努力が灰燼に帰すのは正気でいられる方がおかしいだろう。

尚、そんな様子をスナイパーライフルを構えて観測していたジム・スナイパーⅡは苦笑いを浮かべて見ていた。

 

「あーらら。めっちゃ怒ってる…」

 

「せんぱーい、そろそろ撤退しないとバレるッスよ?」

 

「ササッと見てササッと帰るんじゃなかったんじゃないんですかぁ?」

 

ジム・スナイパーⅡに声を掛けるのは同期のジム・コマンドや量産型ガンキャノン。

紹介しよう、彼らは【スカーレット隊】である。

あの(・・)スカーレット隊である。

 

「そうだな、ササッと帰るか」

 

まあ、今はまだその時ではない。

スカーレット隊は静かにその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生の策謀とカイザー理事長のブチキレからの某ちょび髭発言から数日。

呑気にオンライン食事会して後はグータラとシャーレの個室で寝転がったり、適当に悪さしてる不良生徒をシバいてヴァルキューレ警察の豚箱に叩き込んだりしている内に、アビドスへ向かった先生に置いていかれた事に気付いたオジキは大慌てでニルヴァーシュ君から借りパクしたまんまのリフボードでアビドスに急行した。

ニルヴァーシュ君に何度も教えてもらったオジキはそれはもう巧みにリフボードを扱いこなしており、その日のクロノス報道では一躍大ニュースになったりしていたがそれはさておき。

後でちゃんとニルヴァーシュ君に返しなさいと先生に叱られたのは当然の事であった。

 

ちなみにオジキの部屋には他にも色々と後輩、先輩関係なく借りパク状態の品々が多く置かれていたりするのだが……別にオジキ自身には悪意があるわけではなく、シンプルに生誕から五十年近くも活躍しているのでボケ始めているだけである。

最近ではシン・ガンダムなんて揶揄られてるもう一人の自分がいたりするオジキだが、まあそれは本人とは別人なのでスルーするとしよう。

 

「うーん、借金返済にカイザーの汚職、色々あり過ぎるなぁ」

 

「まあ、こういう時は焦っても良いことあらへんしなぁ」

 

先生は苦悩する。

借金自体に関しては違法も何もやましいことのない正式な契約である。

そこに法外な利子等を引っ付けているのは黒寄りのグレーであるため、コレに関してはカイザー側が聞く耳、いや良心がなければ交渉は不可能だろう。

実際、アビドスを潰しにかかるためにヘルメット団を差し向けている事は確かなのだから。

とはいえ、いつまでも辛気臭い顔しながら食べるラーメンが美味いはずもない。

気分転換とばかりに、オジキが話題を変える。

 

「しっかし、バルバトス君めっちゃ居着いとんな。やっぱ故郷の火星を思い出すんかな?」

 

「それもあるかもしれないけど、孤立した子供達だからこそかもしれないね。まあでも、仲が良いようで何よりだよ」

 

「そやな…」

 

オジキと慕ってくれるバルバトスには、ガンダム自身あの末路を知ってるが故によく目にかけている。

まあ、たまに(正確にはしょっちゅうだが)迷惑をかけてもいるが。

 

「あの子も過ぎ去ってしもうた青春を、ようやく謳歌できとるんや。アビドスは絶対に守らなアカンな」

 

そう言って麦茶を飲み干すオジキ。

そんな彼に先生は目を見開いていた。

 

「ガンダムが珍しくマトモな事を…!」

 

「その顔面引っ叩いてやろうか!?」

 

だったら普段の行いを改めたらどうだ、と言い返す先生だったが、そんな楽しげな会話はヒュルル…という音によって打ち切りになった。

 

「ガンダムッ!」

 

「大将!失礼ッ」

 

「なんだぁ!?」

 

先生はアロナバリアがあるので、オジキに柴大将を守るよう咄嗟に言い放つ。

たった一言、しかし彼らの絆はその意図を汲むのに十分であった。

ガンダムがカウンターを飛び越え、柴大将の前に立ち顕現させた爆心地に向けてシールドを構える。

先生も直撃を避けるため直感のままにカウンターから飛ぶように離れる。

そして、轟音と共に先生の意識は失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、彼らに襲撃を仕掛けたのは誰なのか。

それは先生達が柴関ラーメンを訪れるよりも少し時間を遡る事となる。

 

「うんめぇなぁ!この香り!この味!これこそラーメン!」

 

「本当にアビドスの子達と戦わずに済んで良かったわね…」

 

「お気にの店も見つけたしね〜」

 

便利屋68とアルケーガンダム。

彼女達が来ていたのだ。

本来と違い、アビドスの面々と戦う事なくアルケーの巧みな交渉や話術でカイザーとの契約を一方的に破棄し先生側に引き込むという、割とヤベー事をしでかしているアルケー。

カイザーの闇深さ故に関与している彼女達をほっとけないアルケーとしては、危ない道を行かせなくて良かったと安堵するのと同時に必要だったとはいえ、彼女達の信条を捻じ曲げるような事をして申し訳なさも一杯であった。

土下座までした甲斐はあったとは言えるが。

罪悪感とアウトローを目指す便利屋68を気に入って、便利屋68に無償で(流石にアルに止められて安月給になったが)入社したが、それはもう社内の書類やら資金繰りが快適である。

もちろん、アルケーが全部やるわけではない。

細々としたものから依頼の選別は経験あるアルケーの担当であるが、それ以外は手伝いである。

 

話からそれたが、アルケーは実は既にゲヘナの風紀委員会が便利屋を捕まえる名目で先生を確保するという情報を、情報収集するのが好きなお仲間から知り、少し前にGN粒子を散布して電波障害を引き起こしている。

これで風紀委員へ情報が行くのを遅延させる事ができるし、なんならここで先生に対して恩を売れると画策していた。

ちなみにその恩で何をするのかは……秘密だ!

 

 

まあなんというか、なんだかんだでアルケーもパイロットに強く影響を受けているようである。

 

 

そして今の時間を戻すと……

 

 

「おひさ〜せぇんせ?」

 

「藤原ボイスやめて!最高すぎる!」

 

「何やってんだおどれらぁ!?」

 

「先生が危険って言ってたけど、何をどうしてるんでしょうコレ」

 

「わけわかんないわ!?」

 

謎に興奮して跳ね上がる先生、ブーたれるオジキ、困惑するハルカと例の顔をするアルという、場ができあがっていた。

 

 

 

 

 

 





ちょっと息切れです。ここで一旦切らせて…

ちなみにアルちゃんがCMの顔張ってた時、本当にブルアカがミリしらだった俺は成人女性の何でも屋の社長が学生として先生の元に潜入するギャグキャラだと思ってました。

成人女性に見間違えたの俺だけなんだろうか…
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