ハルウララの誕生日記念

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ハルウララ&私、誕生日おめでとう!ヒシアケボノとフサイチパンドラも同じ誕生日ですね!


ウラランド

今日は2月27日…ハルウララの誕生日である。同室のキングヘイローは用意したプレゼントをハルウララへと渡した。

 

 

キング「ウララさん!誕生日おめでとう。」

 

ウララ「キングちゃん、ありがとう!プレゼントもありがとう!中身は何かな~…わぁ!にんじんクッションだ~!早速、使わせて貰うね!」

 

キング「えぇ!存分に使いなさい!おーほっほっほっ!」

 

………

 

キング「…こんな感じね。」

 

 

翌日、チーム<アスケラ>の部室にてキングヘイローはシーザリオとラインクラフトへとその話をしていたのだ。

 

 

シーザリオ「流石ですねキングさん!相手の喜ぶプレゼントを選んで…そのセンスを見習いたいです!」

 

クラフト「わたしも!わたしも!シーザリオが喜ぶプレゼントをしたいな!」

 

キング「貴方たちならキングの手なんて必要ないわよ…ふわぁぁ。」

 

クラフト「あれ?キングさん、寝不足ですか?」

 

キング「…一流たる私が欠伸をするなんて……でも昨日は何時も通りの時間に寝た筈だけど……ふわぁ。」

 

シーザリオ「少し横になったどうですか?トレーナーが来たら起こしますので。」

 

キング「そうさせて貰うわ…Zzz…」

 

 

そのままキングヘイローの意識は沈んでいった。

 

───

 

???「……て…。…き…よキングちゃん!」

 

キング「…ん。トレーナーが…来たのかしら?」

 

ウララ「やっと起きたね!」

 

キング「…ウララさん?」

 

 

目が覚めたキングヘイローの前にはハルウララがいた。左手にはプレゼントしたにんじんクッションを持っており、大事そうに抱きしめていた。

 

 

ウララ「昨日は素敵な誕生日プレゼントをありがとう!お礼に凄い所に連れて行ってあげるね!」

 

キング「凄い…所?」

 

ウララ「こっちこっち!」くいくいっ

 

 

ハルウララはキングヘイローの手を取ると…そのまま、学園の外へと引っ張っていった。

 

 

キング「えーと、ウララさん?見たところ普通の街に見えるのだけど…?」

 

ウララ「ここはね、『ウラランド』っていうの!住んでる人も物の名前もぜーんぶ『ウララ』なの!」

 

キング「…あぁ、夢ねコレ。だって…」

 

 

ウララA「うらら~♪」

 

ウララB「うらら~♪」

 

ウララC「うらら~♪」

 

 

キング「ウララさんがいっぱいいるもの…あら?ウララさん、どこに行ったの?」

 

げんなりとした自身の顔を他所に、自身を連れてきたハルウララを探すキングヘイロー…しかし、そこら辺はハルウララだらけなので誰が誰だが分からない。

 

 

ウララA「みんな!ウララの販売時間だよ!」

 

ウララB「本当だ!早く行かないと!」

 

ウララC「一番乗りはウララだよ!」

 

 

ウララD「待てー!」

 

 

3人のハルウララの前にサングラスを付けたハルウララが現れた。

 

 

ウララA「えーと、あなたは…ウララちゃんだ!」

 

ウララB「何なに~?」

 

ウララC「一緒に買いに行こうよ~!」

 

ウララD「うん!……じゃなかった!ウララはウララが独り占めするよ!」

 

ウララA「そんなのダメだよ~!ウララは早く並んだウララから買えるんだよ!」

 

ウララB&C「「そうそう!」」

 

ウララD「むぅ~!ウララはウララがいっぱい食べたいの!」

 

キング「こらっ!ウララさん!食べ物を独り占めしたら他のウララさんが困るでしょ!ちゃんとルールは守りなさい!」

 

ウララD「……ごめんなさい。」

 

 

見かねたキングヘイローがサングラスのハルウララへと注意をする。すると、シュンとした顔になりすぐに謝ってきた。

 

 

キング「分かればいいのよ。」

 

ウララA&B&C『すごーい!』

 

ウララA「ウララちゃん凄いね!ウララちゃんが言うことを聞いてくれた!」

 

ウララB「ウララちゃんも一緒にウララを買いに行こうよ!」

 

ウララC「みんなで食べようよ~!」

 

キング「えーと…少ししたら追いかけるから…先に行っててくれるかしら?」

 

ウララA&B&C&D『は~い!』

 

 

キング「どうしよう…ウララさんでゲシュタルト崩壊しそう…」

 

 

???「きゃーー!!」

 

 

キング「──これってウララさんの悲鳴っ!?何があったの!?」ダッ

 

 

キングヘイローは声の出所まで走り出した。

 

───

 

キング「……なっ!?」

 

 

キングヘイローの目には…空になったショーケースが映る。ハルウララたちの言っていたウララとはアイスのことだった。

 

ウララA「そんな…」

 

ウララB「楽しみにしてたのに…」

 

ウララC「ウララ…食べたかったな…」

 

ウララD「…」

 

 

全員の表情が暗くなる。デザートの気分になっていたのに、それが食べれない…子供にとっては注射以上の拷問になるだろう。

 

ウララA「…ウララちゃんが食べたの?」

 

ウララB「ウララじゃないよ!ウララはウララちゃんとずっと一緒にいたでしょ?」

 

ウララC「そうそう!」

 

ウララA「じゃあ、ウララちゃんなの?」

 

ウララD「ウララじゃないよ!確かにウララはウララを独り占めしようとしたけど…ウララを払ってないのにそんなこと出来ないよ!」

 

ウララA「確かに…ううーん…」

 

ウララB「誰が食べたのだろう…?」

 

ウララC「迷宮入りだね…」

 

キング「諦めるの早くない!?」

 

ウララD「じゃあ、ウララちゃんは誰が食べたと思う?」

 

キング「(このウララってもしかして私?分かる訳ないでしょ!?)」

 

 

4人のハルウララから期待の眼差しを向けられるキングヘイロー。何か答えないとと…口を開いた。

 

 

キング「は…犯人は…ウララさんね!」

 

ウララA&B&C&D『えぇ!?』

 

 

ウララA「いや…流石にウララちゃんじゃないよ…」

 

ウララB「うんうん…ウララちゃんはそんなことしないって!」

 

キング「どのウララさんの話よ!」

 

 

ウララ「フフフ…キングちゃん、よく分かったね!」

 

 

そこに現れるにんじんクッションを持ったハルウララ…周りのハルウララたちが詰めよってきた。

 

ウララA「ウララちゃん!どういうこと!」

 

ウララB「嘘だよね…?」

 

ウララC「ウララちゃん!」

 

ウララD「何か言ってよ!」

 

 

ウララ「わたしはウララじゃないの…ウララなの!」ばりっ

 

 

ウララA&B&C&D『あー!?』

 

キング「いや、変装マスクの下、一緒の顔なのだけどっ!?…あら?よく見るとアイスの跡が…」

 

ウララ「…どうしても我慢できなかったの。でも…これだけは言わせて!ウララはウララだけど…ウララまではウララだから!」

 

 

そう言ったハルウララは婦警のハルウララによりどこかへと連れていかれた…

 

ウララA「すごいよウララちゃーん!」

 

ウララB「まるでウララみたいだったよ!ううん、ウララだ!!」

 

ウララC「ウララだー!!」

 

 

ウララA&B&C&D『ウララー!ウララー!ウララー!』

 

 

キング「…こ、これ以上は本当におかしくなりそうね。…早く覚めなさいよ私!!」

 

 

───

 

キング「…はっ!」がばッ

 

パンドラ「あっ!キング先輩、起きました?」

 

キング「パンドラさん……え?」

 

 

目の覚めたキングヘイローの前には…

 

 

パンドラA「先輩起きた?」

 

パンドラB「よっしゃ♡よっしゃ♡」

 

パンドラC「先輩、喜んでくれるよね…?」

 

 

たくさんのフサイチパンドラの姿。そして、自身を起こしたフサイチパンドラが笑顔で自身の手を握ってきた。

 

パンドラ「昨日は素敵な誕生日プレゼントありがとうございました♪それじゃあ~、いきましょうか♡」

 

キング「…どこへ?」

 

 

パンドラ「『パンドランド』へ♡」

 

 

キング「誰か早く私を起こしてー!!」


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