ガールズMCバトル時代 美竹蘭編   作:ごりを

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第2話

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蘭 verse1

 

「YO! 仕掛けてく真っ向勝負! 余裕な顔してるけど大丈夫?」

「最高のビートをありがとうMayatake!私はいつも通り戦うだけ!」

「全面に出してく熱い闘志!あんたの出身は月ノ森?」

「持ってるなら見せてよ内なるバイヴス!容赦なくあんたに突き刺すライム!

 

いつも通り。熱い闘志剥き出しで立ち向かう。清々しいほどの真っ向勝負を仕掛けた。

 

 

ワニガメマシーン verse1

「パッションだけいっちょ前 塵となれ アフロ(AFTER FLOW)はこいつ見捨てて切り飛ばせ」

「疎まれ一匹狼 仲間内じゃクソだせぇイキリ放題」

「いつも通りだと?勘違いすんなお前はいつも1人」

「容赦しねぇのはこっちの方だ マジで叩き潰してやるからなぁ!!!! 」

 

観客「うぉおおぉぉぉおおぉ!!!!!」

 

まさかの毒舌キャラだった。堅い韻を踏むと見せかけ最後はただの暴言を吐く柔軟性も持ち合わせるワニガメマシーン。名前に違わぬ噛みつきぶりと、「イキリ」「1人」など突かれたくない弱点をディスられたことに蘭も思わずたじろいでしまう。

 

 

蘭 verse2

「あ、あたしは1人じゃない!最高の仲間達が、いつも一緒にいてくれる!」

「友達は少ないかも知れないけど、いつもの5人でいられるなら何もいらない!」

「何も知らないのに勝手なこと言わないで!」

「みんながいるから、一匹狼なんかじゃない!」

 

胸に突き刺さるディスに平常心を崩された。幼稚に反論することしかできず、流れは一気にワニガメマシーンへ移ったのであった。

 

 

ワニガメマシーン verse2

「めっちゃ必死(ひっし) 真っ赤になっとる そのメッシュと一緒(いっしょ)の色に変わったな」

「外見の割に内面が青臭(くさ)いねん 正直キライです 」

「熱意はあるのに貧弱スキル 仲間頼る腰巾着すぎる 」

「暑苦しいだけの押し付けラッパー ラップ辞めちまえよ腰抜け蘭ちゃん」

 

観客「うおおおぉぉぉおぉおおぉぉ!!!」

 

観客A「ワニガメマシーンってやつやばくね??」

観客B「悪口すごくてバチバチに韻踏むし蘭半泣きじゃん」

 

ワニガメマシーンの容赦ない毒舌と堅い韻。しかし、負けん気の強い蘭も負けてはいられない。

 

 

蘭 verse3

「あんた絶対に許さない!あたしが腰抜け!?馬鹿にしないで! 」

「あたしは悩みながらも立ち向かう!あんたとは格が違う!覚悟も違う!」

「向かい風はそら強烈 それすらものみこんで超越!」

「映画のような8小説の歌で覆してやる情熱!!!」

 

 

ワニガメマシーン verse3

「キレてネタに逃げるのが関の山 バトル学び直せ基礎から」

「容易く口(くち)にする覚悟と情熱 恥晒し死にゆく活路も消滅」

「花遊びするのがお似合い そろそろバトルはお開き」

「くれてやるよスノードロップ 家帰って花言葉調べとけよ!!」

 

最後には華道へのディスも盛り込んできたワニガメマシーン。逆に蘭は否定だけで精一杯に終わってしまった。判定を聞くまでもない。

 

 

司会「終了ーーー!!!!!それでは判定に…」

 

司会が観客にジャッジを促すときであった。まさかの展開に会場一同唖然とする。

判定を聞く前に…蘭はステージから逃げ出した。

 

巴「蘭…!」

 

~完~

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