ニチアサでよく見る敵組織の長に転生したんだが…科学とファンタジー両方かよ!?   作:平和推し

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 前回、魔法少女の1人、ルビーの母親を誘拐したジルムート!
 そして彼女達に恐ろしい魔の手が…多分迫っている!


11話 二次元なら大抵の痛いヤツはファンがいる

 「やっと大人しくなったかルビーよ!…さっきの行動怒ってはいないが普通に嫌だからな!次は怒るぞ!」

 

 いかにも“怒ってます”とわかりやすい動きを魔法少女達に見せるのは、ルビーの母親を誘拐した悪の組織の幹部、全身漆黒の鎧を纏うダークナイトである。

 

 「説教で済ませる悪の組織ってなんなの?普通なら“よくもコケにしたな!その命で無礼を償え!”とか言いそうな物よね?」

 「アクアちゃん…それはそうなんだけど…」

 「とにかく!お前を倒してお母さんは返してもらうからな!」

 

 そしてごもっともなツッコミを入れるアクアマリンに対しダークナイトは…

 

 「ナニ言ってんだ?特に地雷踏んだ訳でも無いのにキレるとか無いわ〜。いいか?そう言う突発的な怒りはな、深呼吸10秒して落ち着けるモンだ。」

 

 えらく大人な返答だった。

 

 「お、収まらない時は…どうするんですか?」

 「いい質問だ。そう言う時こそ行動を起こす!嫌な事言われたら意思表示!コレに尽きるな!」

 「「「「お前本当に悪の組織?」」」」

 『総ツッコミじゃん』

 「ジルムート様まで!?良いでしょ!個人的な意見ですし!」

 『いいよ』

 「ありがとうございます!」

 

 オホンと謎に緩くなってしまった空気を払うべく、ダークナイトは咳払いを一つすると…

 

 「フハハ!貴様らはここでこのダークナイト様が倒す!やれい!ヤミーズ!」

 

 マントをはためかせ声高らかに宣言すると、黒い影をプリスタガール達にけしかけた。

 

 「気を付けて!」

 「任せて!ロケランで纏めて…イッタァァ!?」

 「「先輩!!」」

 

 何故か足の裏を押さえるアメジスト…その理由は

 

 「ナニこいつら!?黒いLEG◯ブロックじゃない!」

 「(伏せ字の意味…)ルビーちゃん!コイツら大した事ないよ!」

 

 そう言いながら次々と槍で潰していくアクアマリンだったが、一歩踏み出した瞬間、足の小指に激痛が走った。

 

 「痛っつ!なんなのこれ!」

 「このダークナイトがお答えしよう!」

 「黙れ!」

 「(´・ω・`)〈ショボン」

 

 ルビーに怒鳴られてショボくれるダークナイトを尻目に、ルビーは自分でヤミーズを考察する。

 

 (コイツらはLEG◯…LEG◯と言ったら…足で踏む?そうか!)

 

 「アクア!先輩!コイツら足を動かすと、靴の中に入り込んでLEG◯踏んだアレを引き起こしますよ!」

 「い、陰湿…」

 「プライドとかないの!」

 

 ショボイ割に的確にこちらに嫌がらせをしてくるヤミーズに対し、怒りの感情をダークナイトにぶつけるプリスタガール達だったが、ダークナイトは自信たっぷりに答えた。

 

 「やかましい!このダークナイト様も下手に動くと喰らうからな!」

 「ダメな奴じゃん…」

 「あっ、クソ!マジで痛い!おのれ人類!」

 「「「早速引っ掛かってる…」」」

 

 数分後…

 

 『ダークナイト?終わったのかい?』

 「ようやく全部倒し終わりました。」

 

 全員が自分の近くに来たヤミーズを消し、各自で動き回っても大丈夫になったのを確認した後。

 ダークナイトに連絡を入れているジルムートと、

 

 「クソ〜、でもようやくアンタをぶっ飛ばせる!」

 「フラストレーション溜まりまくりだよ!ロケランの爆破とハンマーの餌食になりなさい!」

 「貴方を許しませんからね!超個人的な恨みで!」

 「空中のオイラ、ずるいずるい!て言われまくったから少しモヤっとしたよ!」

 「「何してるの?さっさとやれば良かったじゃん」」

 「しー!リップとミュウ!さっきまで寝てたのに煽らない!」

 

 姑息で卑劣な(当社比)手段で攻撃してきたダークナイトに普通に全員がキレているプリスタガール達が武器を向けて対峙していた。

 

 ちなみにマスコット達はプリぐらいしか真面目じゃないので現場で寝てました。

 

 「ククク、貴様ら!あのヤミーズは所詮時間稼ぎに過ぎぬ!真の敵は此奴よ!」

 「なんですって!」

 「真の敵!?」

 「い、一体何を…」

 

 そしてダークナイトが指パッチンをすると黒いモヤを纏ったゲートが出現しその中から現れたのは…

 

 「まさか!?」

 「嘘…」

 「お、お母さんなの?」

 

 そこにいたのは黄桜崎翡翠、ルビーの母でダークネスが誘拐した事件の中心人物だった。

 しかし…

 

 その外見はルビー達に負けないぐらいにフリルとリボンのついた黒のミニスカドレス、猫耳カチューシャとツインテールで、編み上げヒールブーツ、そしてファンシーなステッキと、どう客観的に見ても闇堕ち魔法少女のコスプレ姿だった。後目のハイライトはオフだった。

 

 「グァァァ!?」

 「ルビーちゃん!?」

 「脳が!脳がァァ!!」

 

 「コレは…まさか精神攻撃魔法…」

 「プリちゃん違う、コレは違う…」

 「アタシを殺せぇぇぇ!!ああああ!!」

 

 「フハハ!どうだ魔法少女達よ!病気は治してやったが、敵として友の母と対峙した気分は!」

 「「いや…うん、ハイ…」」

 「テメェ!母さんに何しやがった!こんちくしょう!」

 「何をしたか?良かろう!答えてやる!」

 

 回想…

 

 「あ、起きた」

 「あの…ここは?」

 「魔法の病院です。貴女は治療を受けて完治したんですよ。娘さんに感謝してあげてください。」

 

 人が良いのかすぐにダークネスの研究医を信用する翡翠。

 

 「え!?本当だ!身体軽い!」

 「それでなのですが…こちらのダークプリスタチェンジャーを試してみませんか?」

 

 漆黒の水晶が嵌まったブローチを取り出した研究医は、翡翠に手渡す。

 

 「なんですか?それ?」

 「魔法少女の変身アイテムですよ。娘さんみたいな」

 「まぁ!小さい頃の夢だったの、こういう不思議な体験って!」

 「調整中ですから、最初の変身は多少の不具合あるかもですが…」

 「大丈夫ですよ、じゃ『変身!』」

 

 光と闇のオーラもどきと共に翡翠は変身したのだが…

 

 「私はダークプリスタガール!プリスタガール達を屈服させて見せるニャン♡」

 「おっとコイツはアカン(アカン)」

 

 回想終了…

 

 

 「という事があってな」

 「お母さん!?」

 「「「まさかの本人の意思」」」





 次回も楽しみに!

 
 ルビーの気持ちが知りたいニキネキ達は自分の母親がまどかのコスプレでニャンニャン♡と知り合いの近くで言っている姿を、想像しよう!
 
 軽くあの世が見たくなるぞ!(想像だけでn敗)
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