ニチアサでよく見る敵組織の長に転生したんだが…科学とファンタジー両方かよ!?   作:平和推し

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 クリスタレンジャーは今日も行く!
 世界の平和を守る為!
 明日の平和を守る為!
 大人達のの(裏の)財布を守る為!


1話 邂逅!クリスタレンジャー!

 

 俺の名は赤石正義!どこにでもいる高校1年生だ!だが俺には秘密がある!

 それは…正義の味方!クリスタレンジャーのリーダーである…クリスタレッド!

 

 この秘密を知っているのは、俺の仲間達のクリスタレンジャー以外には親父と、親父の部下の人達ぐらいらしい。

 それでも俺は…いや俺達は今日も世界の平和を守る為!どんな敵をも退けるぜ!

 と、誰に向けたかわからない自己紹介を、自分の脳内で行った正義は()()()()()()()()()()()から鳴った音で現実に戻ってきた。

 

 「んっ?ッ!?この着信音は…!」

 

 正義がそのアイテム『セブクリスベルト』を取り出し、耳に当てると通信が聞こえた。

 

 『クリスタレンジャーに出動要請!あの忌まわしき組織…『ダークネス』の存在を確認!繰り返す…』

 

 どうやらとうとう俺たちの敵対組織が表舞台に出てきたらしい…待っていろよ!俺たち『クリスタレンジャー』が必ずやっつけてやる!

 

 

 その頃…主人公ことジルムートは大型モニターの前で、通信装置を通して現場とやりとりをしていた。

 

 「…作戦の首尾は?」

 「ハッ!万事整っております!ジルムート様!…ですが本当によろしいので?」

 「何がだ?詳しく教えてくれ…(部下に嫌われたくは無いからな)」

 「その…今回がジルムート様の記念すべき初陣になる訳ですが…主力の怪人には微妙な指示をされ、更には御方は御姿を晒されないというのは…」

 「それはしょうがないことだ。そもそも今回は敵の手札を詳しくこの目で見る為の実験的な意味合いが強いからな。…これは私の自論だが“戦いとは最後に余力を残して生き残った方の勝ち”だ。毎回毎回倒すための戦いをしては余力も何も無い。(俺みたいな悪役はニチアサでは消滅するのがお約束だからな!死にたくねぇよ)」

 「な、なるほど!流石ジルムート様!感服いたしました!」

 「あ、うん。その…なんだ。気を引き締めてかかるようにな…(その“流石ジルムート様”って流行ってんの?俺がなんか作ったり、作戦立てたりしたら毎回言うけど…)」

 『では、只今より“カマキリ怪人カマーン”と戦闘員による破壊行為を含めた作戦を開始します!』

 

 そして、都市部から離れた町に怪人と戦闘員が出現して暴れていた。

 

 「ギャハハ!恐怖しろ人間ども!

 

 「な、なんだコイツら!?」

 「ヤバ!?怪人!?」

 「と、取り敢えずスマホで撮影…」

 「うわぁ!?なんだこのヘルメット集団!?」

 

 「「「対象グループ捕獲確認」」」

 

 カマキリと人間が無理矢理融合したような怪人カマーンが、田舎特有の広いスーパーの駐車場で、派手な改造車や改造バイクの周りでたむろっていた暴走族グループ(平均年齢26〜43)の前に姿を現した。

 その姿に驚いていた暴走族グループは戦闘員達に捕まえられて縄で縛られて一箇所に固められていた。

 

 「ざっけんな!離せ!」

 「テメェら何しやがる!」

 「この野郎共調子こいてんじゃねぇ!」

 「無視か!?ゴラァ!」

 

 「黙れ!いいか!俺様はカマーン様だ!テメェらに恐怖と絶望を与えてやるよ!

 

 カマーンは両手にある自らの巨大な鎌を、縄で縛られても暴れる暴走族達にギラリと見せつけた。

 その命を刈り取る形をした刃の迫力に思わず暴走族達は黙った。

 

 「戦闘員始めろ!俺様も後から始める

 「「「わかりました!」」」

 

 戦闘員達は暴走族の愛車を取り囲み…

 

 「おい!?俺の愛車に何する気だ!」

 「俺の相棒は新しい改造終わったばかりだぞ!まだ山道の爆走やドリフトもしてねぇ!」

 「まさか…やめろ!やめてくれ!」

 

 戦闘員達は暴走族の目の前で…

 ポケットから取り出したゲーセンのコインや金属の熊手で車体を引っ掻き始めた。

 

 「「「ああああぁ!!やめてくれえ!」」」

 

 「ギャハハ!俺様の番だ!

 

 カマーンはそう言うと鎌で長い深い引っ掻き傷をつけ始め、戦闘員達はスプレーや油性のペンで傷の上から落書きを始めた。

 だが悪の組織はそれだけでは止まらない…目の荒い紙やすりや、トイレの洗剤サン◯ール、車の中でメントスコーラなどなど…

 

 深夜に山を爆走して、タイヤを山林に投棄したり、長時間駐車場を占領し、ゴミを散らせるだけ散らして帰り、注意した老人を囲んで怒鳴りつけ、わざと足をかけて転ばしたりと、この辺りに住む近隣住民に迷惑をかけていた。そんな典型的な暴走族達は…あまりの理不尽な仕打ち*1に子供のように泣いたり喚き散らかしていた。

 

 そこに巨大な赤いトラックが到着し…

 

 「赤い勇気!クリスタレッド!」

 「青き正義!クリスタブルー!」

 「気高き黄色!クリスタイエロー!」

 「緑の忍耐!クリスタグリーン!」

 「淡い癒し!クリスタピンク!」

 『正義の味方!クリスタレンジャー参上!!』

 

 謎の背景爆発*2と共にポージングを決めたそれぞれの色のクリスタルみたいな、キラキラしたパーツが特徴のヒーロースーツを身に着けたクリスタレンジャーが登場した。

 

 

 「現れたか…あれがクリスタレンジャー…(本当に背景って爆発するんだ。すごいな)」

 

 ジルムートはモニターに映し出された5人組をみながら、あちこちからハッキングして手に入れた情報との相違点がないか、確認していた。

 

 『現場のカマーンからメッセージです。“必ずや勝利します”とのことですか…。無理ですよね?』

 「無理だぞ?何せクリスタレンジャーが1人ならともかく、5人組だと確実に負けるような強さに調整されているからな。まぁ、威勢が良いのはいいことだと思う…。」

 『そうこう言ってるうちに、大分押されています。』

 「はっや、まぁ初回登場の怪人だしな、そろそろ巨大化プログラムが発動するか?」

 『戦闘員は避難したのでそろそろかと』

 

 

 「クソがァァ!こうなれば…ウオオオォ!!」

 

 カマーンはキックやパンチ、謎の光線や光弾などでボッコボコにされ、それでもクリスタレンジャーに一矢報いる為か、発光と共に巨大化していった。

 

 「な!?身体が大きく!」

 「下がれレッド!グリーン!クリスタキングを使おう!」

 「わかったでごわす!いでよ!クリスタサブマリン!」

 「よっしゃ行くぜ!クリスタタイガー!」

 「空を駆けろ!クリスタワイバーン!」

 

 そして彼らは赤いトラックこと、『クリスタタイガー』に乗り込むと、空中に飛び上がり、空を飛んできた潜水艦『クリスタサブマリン』と巨大戦闘機『クリスタワイバーン』と光の線で繋がり変形合体を繰り返し。

 

 『正義合体!平和の守護者クリスタキング!

 

 巨大化したカマキリ怪人カマーンと正義の巨大ロボが対峙した。

*1
彼ら基準

*2
五色の煙と光付き




 更新スピードが遅くなってます。
 頑張って書いていきますので宜しくお願いします。
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