ニチアサでよく見る敵組織の長に転生したんだが…科学とファンタジー両方かよ!?   作:平和推し

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 この世の自由を謳歌する悪の組織ダークネスの長ジルムート!

 彼の犯行声明は全世界の人々を海へ駆り立てた!

 「我々の資源か?欲しければくれてやる…奪い取れ!この逆賊共!」

 人々は我欲に囚われグシャンド・ライン(愚なる航路)を突き進む!

 世は正に…大侵略時代!!



38話 世界を得る者

 太平洋某所AM4:00頃。

 

 この日、人類はアメリカやロシア、中国と言った主力大国指導の対秘密結社ダークネスに対する反攻作戦という、一大目標を掲げた歴史でも稀に見る大作戦が世界中の軍隊によって行われようとしていた。

 

 

 【アメリカ海軍所属、ニミッツ級空母ジョージ・ワシントン艦内】

 

 「艦長、まもなく作戦開始地点に入り、その後作戦開始時刻と共に先制攻撃になります。」

 「了解…全艦に通達、“USAに敵など無い、我々の力で、異世界の侵略国家に一泡吹かせてやれ。”以上!」

 「了解、全艦に通達…」

 

 【ロシア海軍所属、アドミラル・クズネツォフ級空母アドミラル・クズネツォフ艦内】

 

 「米国は予定通りに動き始めました。」

 「ああ、だが我々ロシア海軍は奴らより何故か遅れてしまう形を取るぞ。」

 「了解…露払いというヤツですね。」

 「ああ、米国には我々の為に安全な路を拓いて貰おう。連中なら得意だろうな、土臭い侵略者の子孫なのだから。」 

 「違いありませんな」

 

 【中国人民解放軍海軍所属、003型空母福建艦内】

 

 「全艦隊最大船速!作戦地点に着き次第、攻撃を確実に目標に当てろ!」

 「「「了解!」」」

 「良いか!我々中国人民解放軍は米国程度に遅れは絶対にとらん!良いか我々には中国四千年の歴史があり、たかだか数百年程度の浅い国にみすみす我々の為に天が用意したとしか思えない、あの異世界の資源を盗られる訳にはいかない!」

 「了解」

 「目にモノいわせてやります!」

 

 そのようなやり取りは、集結した艦隊の他の船でも行われていた。

 

 日本、韓国、インド、イタリア、ドイツ、フランス、イギリス、ノルウェー、などなど、表向きは人類を侵略から守る為、しかし本当はジルムートの流した情報とダークネスと繋がっている政府上層部の命令が理由で、逆に侵略を試みる欲の坩堝である。

 

 「目標を目視で確認しました!」

 「全艦隊攻撃用意!」

 「戦闘機を発艦させろ!」

 「地対空ミサイル弾道予測完了、発射すれば目標に確実に命中します!」

 

 

 そうしてダークネスの建造した無人島の要塞基地に目掛けて…

 

 「「「「「「「発射!」」」」」」

 「爆撃開始!」

 「連中に人類の力を…叡智を見せつけてやれ!」

 

 一斉にミサイルか発射され、発艦した戦闘機からも爆撃とミサイルが雨のように無人島の基地へと降り注ぎ…

 

 

 【同時刻ダークネス前線要塞基地内】

 

 「ミサイルの発射を確認!」

 「爆撃機も投下開始しました!」

 「レーザー防空システム展開!」

 「レーザー反射拡散用浮遊型装置射出!」

 「予定位置に設置完了…照準よし!」

 

 基地に搭載されているレーザー砲がエネルギーをチャージし始め、それに先んじて射出展開されたレーザーを拡散して、隙のない対空防御を発揮する装置が、レーザーをどのように反射してミサイルを迎撃するか瞬時に計算すると…

 

「レーザー砲…発射!」

 

 ズウゥ…ビュン!

 

 発射された複数のレーザーは細長く、表面にポコポコと穴が空いた円筒形の機械に目掛けて真っ直ぐ飛び、レーザーが命中した瞬間に内部の誘導装置と表面の穴に存在する射出装置を駆け巡り…

 

 カッ…ピュンピュンピュン!!

 

 ドッカァァァン!!

 

 そのまま極細の光線と成って、雨のように降ってきた人間の叡智の結晶をことごとく破壊尽くした。

 

 「…ミ、ミサイル全弾迎撃されました…。」

 「爆撃も無力化されました。」

 「馬鹿な!?ありえない!ありえていいはずが無い!」

 「もう一度撃て!いや全弾撃ち尽くせ!」

 「戦闘機からも機銃を撃て!」

 

 アレだけのミサイルが容易く無力化されたという情報が、己の視覚と報告によってもたらされた。

 しかしながら、作戦に参加している司令官達はそんな光景を信じたく無いと言わんばかりに再度攻撃を命じた。

 

 「ジルムート様、敵は再びミサイルによる攻撃を開始する模様です。」

 「構わない…今度はバリアを試してくれ」

 

 ジルムートはとりあえずもう一度レーザーで迎撃するのは、芸が無いなと考えて防御力を試す事にする。

 

 「了解致しました。総員多重バリア障壁装置作動!多重バリアは出力を上昇させて隔壁も封鎖!万が一に備えておけ!」

 「了解!バリア電力供給安定!出力上昇を確認!」

 「計器による測定開始、データ観測中…」

 「バリア安定、隔壁によるブロック封鎖及び、動力炉の防御レベル最大化確認!」

 

 そして不可視の障壁が基地を何層にも分けて覆い、それにミサイルや機銃が降り注ぐも、バリア障壁一枚揺らがせるのがせいぜいであり、その後にも同じような障壁が備わっているのを考えると、この場に終結した艦隊では、圧倒的な火力不足だった。

 

 「な、何が起きた?」

 「恐らく…バリア障壁かと」

 「バリアだと!?そんなものどうやって…「報告!艦隊中央!正体不明の人物が上空にいます!」次から次へと何が!?」

 

 そうして上空にまるで羽が生えたように静止している人物は…

 

 「ジルムート様!?あれお母様では!?」

 「母さぁぁぁん!?まだ出番後でしょぉ!?」

 

 アルマリアだった。

 

 そうしてアルマリア目掛けて兵器が照準を合わせようとした時、アルマリアはスッ…と指を海に向けると…

 

 「深淵孔

 

 人類の艦隊の展開している海の水と上空の空気が入れ替わり、巨大な孔が海に空いた。

 

 「へ?ああああ!!!!」

 「は?…は?」

 

 船に乗っていた人間は何が起きたか理解できずに船ごと深い孔へと落ちていき、その上空では水の中に囚われた航空機が次々水圧でひしゃげ、自由落下を始めた海水と一緒に海へと戻っていった。

 

 そして海は何事も無かったように穏やかに元に戻って、丸い障壁で自身を覆っていたアルマリアはその中から先程の光景を思い返して…

 

 「私達こそ…世界を呑み込む恐るべき闇黒(ダークネス)よ」

 

 そう言って嗜虐的に嗤った。




 暴れるオカン!危険な予感!茶菓子は羊羹!

 ジルムート達の世界征服はどうなる!

 次回も楽しみに!

 

 暇なのでアンケート貼ります。
 選択肢を選んだ人にお願いしたい事があります。
 できればでいいので、感想欄に選択肢に合ったセリフを書き込んで下さい。
 ある程度のテンプレは用意します。

 上から順に

 秘密結社ダークネス  ジルムート様万歳!
 バチカン第13番課  我ら熱心党のユダなり!
 クールランテ剣の友修道騎士会  クールランテ剣の友修道騎士会参陣!
 カラトラバ・ラ・ヌエバ騎士団  カラトラバ・ラ・ヌエバ騎士団参陣!
 聖ステパノ騎士団トスカナ軍団  聖ステパノ騎士団トスカナ軍団参陣!
 マルタ騎士団  マルタ騎士団参陣!
 ワンマンアーミー俺  俺氏!総勢1人参陣!
 征服王の軍勢  然り!然り!然り!
 なんJ軍  ワイら参戦やで!
 野獣軍  勝ちますねぇ!
 最後の大隊  クリーク!クリーク!クリーク!
 薩摩藩  チェストにごわす!
 島津藩  首おいてけ!
 ジオン公国  ジオン公国に栄光あれ!
 その他  所属軍団名の〇〇参上!【例、狩人様なら教会の狩人〇〇参上という具合に】

 となっております。
 自分の陣営が勝つ為にSNSで同志を集うのもアリです。
 しかし他のコメントを貶す発言は厳禁です。
 皆んなで楽しく面白いアンケートにしましょう

 

所属するなら、もしくは所属してる軍団を答えて下さい。※軍団名の後に感想欄用のテンプレを貼ります。

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