ニチアサでよく見る敵組織の長に転生したんだが…科学とファンタジー両方かよ!? 作:平和推し
普通に最強な彼女にプリスタガールズはどうする!
プリスタガール達の戦うとある街、そのオフィス街にて営業職のサラリーマンが重い足取りで歩いていた。
それもそのはず、アットホームな職場です!やノルマ無し!残業手当て支給!の誘い文句の会社に入社したが、その実態はアットホーム(ほぼ寝るための帰宅)で、ノルマ無し(上司から決めさせられた
「ハァ…今日も残業かぁ、あの豚野郎…アイツはゴルフのラジオとか、聴きながら、女性社員の身体見てるだけの癖に…なんでアイツが…」
サラリーマンからは負の感情がどんどんと湧いて出てくる。汗水流して稼いだ手柄を横取りする上司にも、その上司に言い寄るあざとい女社員も、そんな会社に入ってしまった自分自身。…全て憎い。悔しい。イライラする。
そんな彼に声を掛けたのは…妙齢の怪しい美女だった。
「ねぇ、そこの人?貴方…何か変えたいと思っていませんこと?」
「へ?お、俺ですか?」
彼女いない歴=年齢のサラリーマンは自らの目を疑った。
そこに立っていた女性は今まで見たことの無い整った顔立ちに、抜群のプロポーションをもつファンタジックなドレス姿で、こめかみからは山羊の様な曲がった角が生えていたからだ。
サラリーマンは彼女に見惚れてしまい、
「えぇ、貴方何か恨んでいませんこと?例えば…上司、仕事、でしょうか?」
「そうなんですよ!アイツもこの仕事も総じてクソなんです!もういっそ全部ぶっ壊した方がいいんじゃ無いかと…」
「そうなのね。ならこれあげるわ。きっと力になるから」
「えっ?黒い…水晶?これって…いない!?」
サラリーマンは水晶を握り締めたまま、ただ困惑していたが、水晶からの呼び掛けで…持っていたノートPCと合体して、オフィス街にヤミーズとして現れた。
同時刻、ダークネスの司令室にて
『ジルムート?ママは上手くやってるわよ。』
「母さん、本当に?忘れてる事とか無いよね?」
ジルムートは現地にいる母親と連絡をとっていた。
母親が自分の仕事に関わっているという少々慣れない事だが、それを態度に出したりせず、会話を続ける。
『大丈夫よ、魔法少女関係の記憶を忘れさせる結界、カメラだっけ?それなんかの電子機器の無力化。全部言われた通りにやっておいたわ。』
「流石は母さんだ。魔法少女達も安全に戦えそうだね。」
『それなんだけどジルムート?どうしてこんなにサポートして戦わせるの?あの害獣達の契約者だから?』
「まぁそんな感じ、ま、俺としては容赦情け無く戦ってやるがね。(万が一魔法少女の正体が世間やメディアに暴かれれば、彼女達の青春は…人生は終わってしまう。現時点で魔法少女に邪な考えを持つ輩は居ないが、もし秘密を握った邪な人間が年端も行かない少女達に何を仕出かすか…。それの防止策を練るのは悪の組織以前に、人として大人として役割を果たさねば…。)」
『あら?魔法少女達が来たみたいよ。』
「ほぅ、では見せてもらうとしようか…彼女達の実力というヤツを」
「「「プリスタチェンジ!」」」
アタシ達が現場に駆けつけた時にはヤミーズが、会社員の人達を追いかけまわし、何かのエネルギーみたいなのをビルから吸い上げて街の液晶によくわからない情報が大量に流れていた。
「うわぁ!?なんだコレ!」
「携帯に大量のメールやpdfが!?」
「俺の会社の監視カメラ映像?いやコレって…セクハラをやったと女性社員に言われてやめた先輩!?ん!?コレ…先輩冤罪だったのか!?」
「や、やめろ!なんで俺がこっそり会社の金を懐に入れた情報が流出してんだ!?」
「ウソ!?部長に不倫持ちかけた映像がなんで!?…いやぁ!ホテルの映像も!?」
…アタシ達があまりにもあまりな情報の正体にドン引きしていると、ヤミーズがアタシ達を自らを倒せる脅威と認識したのか、襲いかかってきたので、飛び退いて距離を取ってから反撃した。
「プリスタ・クラッシャーハンマー!」
「プリスタ・ピアーシング!」
「プリスタァ・ナックル!」
プリスタガールアメジストのハンマーがヤミーズの巨体をよろめかせ、プリスタガールアクアマリンの槍による乱れ突きが襲い、そこをアタシが真っ赤に燃えた拳でオマエを倒す!と轟き叫んで行こうとした瞬間…
「「ひゃぁ!?助けてぇ!」」
「リップ!?」
「ミュウちゃん!?」
「ウフフ、油断しすぎですよ…」
謎の女によってアメジストとアクアマリンが契約した妖精が鎖に捕まり、気を取られたアタシはヤミーズに攻撃し損ねた。
「誰!リップを離してくださいません?」
「あわわわ、ど、どうしよう!?ルビーちゃん!ミュウちゃんが…」
「落ち着いて先輩…オイ!アンタ何者だ!」
「私?私はアルマリア。よろしくねプリスタガールズの皆様。」
アルマリアと名乗ったその女は優雅なカーテシーで一礼し、ニコリと笑った。
更新遅れて申し訳ありません。
責任は給食のカレーが取ります(某ー某某ー風)