格闘大会、来る!   作:昆布さん

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駄文は覚悟して下さい。
それでは、ハーメルン初投稿の今回!
OPENING 招待状
どうぞ!


OPENING 招待状

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ボンゴレチームの場合

 

「ふぁあああ…」

情けない大あくびをしながら沢田綱吉は郵便受けを覗き込んだ。

イタリア最大規模を誇るマフィア、ボンゴレの十代目である彼は家族がマフィア関係の問題に巻き込まれることを嫌い、自分で郵便受けを見に行くことにしているのだ。

「ん?なんだこれ?」

見ると家族がとっている新聞や家庭教師が購読中の裏社会タイムズの他に見覚えのない封書があった。

「何だろう、リボーンに聞いてみよう。」

そう呟いて綱吉が家庭教師でありマフィア界最強の赤ん坊リボーンにその封書を見せる。

危険物がないことを確認されたその封書にはこうあった。

キング・オブ・ファイターズを開催します。

出場人数は1チーム4名、ただし1試合出場人数は3名、1人はストライカー

として待機して頂きます…と。

それから数ヶ月後…沢田綱吉、右腕の獄寺隼人、親友の山本武、友人であり、綱吉の恋人の兄、笹川了平が中学校の校庭で試合開始を待っていた。

 

中国拳法チームの場合

 

「お師匠さんもつれへんなあ…また何かあったときに動けるのは多い方がええのに…」

緑の拳法着の少年がつまらなそうに隣にいる少女に話しかけた。

「拳崇、お師匠様も私たちのことを思ってくれてるのよ。」

と返す少女に

「イヤ、まあ、そうなんやけどな。けどなあアテナ、わいかて今回のKOFには悪の気が感じられるんや、黙ってられへんねん。招待状もあるし、あと二人見繕って出場すべきやとわいは思うで。」

うん…とアテナは返すが顔を曇らせて

「でもあと二人に心当たりがないのよね…」

「せやなあ、お師匠さんは言わずもがな、包と桃子も一緒におるさかいあの二人も除外せざるをええへん、どないしよか…」

むむむ…と二人が思案しているところへ長身のサングラスを掛けたドイツ人がやってきた。

「やあ、久しぶりだなアテナさん。」

「あ、えっ…と…アルバ・メイラさん…でしたよね。お久しぶりです。」

なんやなんやと拳崇が二人の会話にわって入る。

「アテナ、この人知り合いか?」

「ええ、前に出場した個人戦のKOFでお相手させて頂いたの。結局負けちゃったけど。」

「いやいや、あれは運良く私が貴方の懐に飛び込むことができたからですよ。あのままサイコボールアタックではなくあの…シャイニングクリスタルビット…でしたね、あれを使われていれば負けていたのは私の方でした、さて、本題に入りますが、さらわれた弟を捜すためにあなたたちのチームに

入れて頂けないでしょうか。」

えっ!?とアテナと拳崇が顔を見合わせ、次に満面の笑みでアルバに向き直り、

「はい、よろしくお願いします!」

「是非!よろしゅうたのんます!」

といった、アルバは再び思案するようにさて、これで後一人…と言う。

「「あっ!後一人…」」

声をそろえた二人にアルバは視線を向けると再び考え込むようにうつむき、

「後一人…誰か心当たりは…」

と、そこまで呟いたとき、拳崇の顔面に小さな影が激突した。

「フガッ!なんやこの赤ん坊!」

おや、と影―紅い拳法着の赤ん坊―が足下(拳崇の顔面)に顔を向け、

「すみません、軒下なのでよく見えませんでした。」

「アテテテテ…ええけど気い付けてや!…ッてえ?アテナ、今の聞いたか?」

「うん、聞いた。今この子物凄く流暢に喋ってたよね…」

唖然とする二人を放って赤ん坊がアルバに話しかけた。

「久しぶりですね、アルバ・メイラ。」

「はい、お久しぶりです師匠。」

アルバの言葉に二人がびっくりしたように顔を見合わせた。

「今師匠っていわなかった?」

「ああ、ゆうてたゆうてた。」

「ってことは…」

「へ?嘘やろ…」

ああ、とアルバが二人に向き直り、

「紹介が遅れた、私の師匠の風だ。」

「よろしくお願いします。」

「え…?」

「冗談や無かったんかい!!」

「ああ、そうだ師匠、ソワレを探すためにKOFに出ようと思うのですが人数が足りません、手伝って頂けますか?」

「仕方ありません、いいでしょう、それに今回の件、きっと彼らも参加するでしょうし、他の虹の赤ん坊にも会いたいですし。では、アテナさん…と言いましたね。」

「は、はい。」

「貴方をリーダーとして、拳崇君、アルバ、そして私でチームを組んでKOFに参加しましょう。」

よっしゃあ!と拳崇がガッツポーズを決めて

「これで4人!中国拳法チームの始動やあ!」

と叫んだ。

 

ヴァリアーチームの場合

 

「ボスさんよオ、あんま勝手しねえでもらいてえんだがなア。」

ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアー本部、その隊長室にボスであるXANXUSと

作戦隊長であるS・スクアーロ、今はまだ一言も発していないが幹部のベルフェゴールとマーモンはいた。

「俺がボスなんだから何をしようが俺の勝手じゃねえか。」

「だとォ!?」

目をむくスクアーロにベルフェゴールがしししと特徴的な笑い声を上げて

「ムリムリ、ボスに隊長の意見が通ると思ってんの?」

続いてマーモンも

「無いね。」

と言う。

「しょうがねえなチクショウ!俺達ヴァリアーチームが優勝を掻っ攫うとするかぁ゛!」

 

黒曜チームの場合

 

「あ~退屈びょん!何かおもしれ~ものはねーびょんか?」

廃墟の一室に三人の少年がいた、内の一人、ワイルドな外見の城島犬がいかにも退屈そうに言った。

「犬、うるさい。」

影のような印象のニット帽を被った少年がぼそりと反応し、

「ホントに退屈そうですねー犬ニーサン」

と、リンゴの被り物の少年、フランが皮肉る。

「おめーらは退屈じゃねーのかよ。」

「退屈だけど…何かやるのは…めんどい…」

「別にー、犬ニーサンと師匠のやりとり見てるだけでミーは十分面白いですよー」

へっ。と犬がふてくされたとき、隣の部屋から特徴的な髪型をした少年と言うには少し大人びている青年、六道骸が部屋に入ってくる。

「クフフフフ…まあそう言わずに、その退屈しのぎになりそうな物が始まりますよ。」

「退屈しのぎれすか?」

「ええ、キング・オブ・ファイターズを開催します…と。どうしますか?」

 

おやじチームNEOの場合

 

「しかし、思い上がりを防ぐ為とは言え、タクマ殿がよくご子息達とぶつかる気になられましたな。

それで儂にもおやじチームとして参戦してくれとは…よくいった物ですな。」

江坂町の駅前の赤提灯でタクマと呼ばれた男と和服の男、そして軍服を着た隻眼の男が酒を飲み交わしていた。

「それはそうと、私はかまわぬが、ハイデルン殿は怒チームをどうなさるおつもりで?」

和服の男が続けるとハイデルンと呼ばれた軍人は

「心配は要らない。あれらも人数は足りているし私がいなければならないと言うことはない。フィオリーナが少し頼りないがその分のこりの3人がフォローすればいい話。それよりも柴舟殿、そちらこそ問題はないのか?」

「ああ、一度京にもお灸を据えねば成らんと思ってな、まあ、少し前にパーフェクト負けしたが儂も鍛錬は積んでおった。何、問題ありませぬぞ。」

ならいいが、とハイデルンが話題を変えるように言う。

「残りの一人はどうする。」

「そうですな、タクマ殿、我々では一人足りませぬぞ。」

そこへもう一人スーツの男がやってきてちょっとごめんよと席に着いた。

「タクマさん、この二人が俺達のチームメイトかい?」

そう聞く男に柴舟が

「貴方がおやじチームの四人目か?」

と訊く、男はそれに

「いや、おやじチームの四人目じゃない、おやじチームNEOの四人目だ。」

「面白いことを言う、貴様、名前は何だ?」

「沢田家光だ、よろしくな、隻眼の傭兵ハイデルンさんよ」

「ふん、ボンゴレの若獅子、とんでもない男が味方になった物だな、期待する。」

「ああ、期待してくれ。」

 

ある雑誌より

 

三年ぶりにKOF開催!今回の出場チームはこちら!

日本チーム 草薙京、二階堂紅丸、大門五郎、矢吹真吾!

餓狼伝説チーム テリー・ボガード、アンディ・ボガード、ジョー・東、不知火舞!

中国拳法チーム 麻宮アテナ、椎拳崇、アルバ・メイラ、風!

怒チーム ラルフ・ジョーンズ、クラーク・ステイル、レオナ・ハイデルン、フィオリーナ・ジェルミ!

竜虎の拳チーム リョウ・サカザキ、ユリ・サカザキ、ロバート・ガルシア、キング!

韓国チーム キム・カッファン、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲ、ジョン・フーン!

K’チーム K’、マキシマ、クーラ・ダイヤモンド、ウィップ!

ボンゴレチーム 沢田綱吉、獄寺隼人、山本武、笹川了平!

火焰の一匹狼チーム 八神庵、雲雀恭弥、ネームレス、クリザリッド!

チーム黒曜 六道骸、柿本千種、城島犬、フラン!

おやじチームNEO タクマ・サカザキ、草薙柴舟、ハイデルン、沢田家光!

ヴァリアーチーム XANXUS、S・スクアーロ、ベルフェゴール、マーモン!

新世代チーム ロック・ハワード、キム・ドンファン、キム・ジェイフン、北斗丸!

アンチ斎祁チーム エリザベート・ブラントルシュ、シェン・ウー、デュオロン、アーデルハイド・バーンシュタイン!

ミルフィオーレチーム 白蘭、桔梗、ザクロ、灰崎紅蓮!

シモンチーム 古里炎真、鈴木アーデルハイト、加藤ジュリー、青葉紅葉!

さあ、果たしてどのチームが優勝を果たすのか!

開催は一ヶ月後!今回も熱いバトルを期待しましょう!

 

・・・・・

 

「何か今回は新人が多いな…」

中分けの革ジャケットを着た青年がその雑誌を見ながら呟くと金髪を逆立てた青年が

「油断大敵!だぜ?」

と茶化すように言う。続いてごつい柔道家も

「うむ、紅丸の言うとおりだ。京、十分に気を引き締めるのだぞ。」

それに革ジャケットの男―京は

「それは年中気ィ抜けっぱなしで草薙さーん!とか言ってる真吾に言うべきじゃねえか?」

そう言うとそのまま誰にともなく呟く。

「なべて世は事もなし…か。誰かが言った言葉だな…クソッ…どうもすっきりしねえ…」

「どうしたんだ京、随分センチじゃねえか。」

紅丸の問いに京はホテルのソファで寝返りを打つふりをしながら視線を外し、

「知るかよ…」

と会話を打ち切った。

その夜京は夢を見た。夢の中で赤い服を着た青年と自分が対峙していた。その青年が言う。なべて世は事もなし…と。

 

・・・・・

 

「ボクは…誰だ…?」

クリーム色の光沢を持った髪の青年が頭を抱えていた。

記憶が全くなく、無理に思い出そうとしているかのように。青年の名は灰崎紅蓮と言い、また、ある人物はその容姿を見てこう呼ぶ。アッシュ・クリムゾン…と。

「まあ、じっくりと記憶を戻していけばいいよ、灰崎クン。」

白髪の青年がニコリと微笑みながら灰崎に声をかけた。後ろには無精髭のラフな格好をした赤毛の男と緑色の髪の男が続いている。

「済みません、ありがとうございます、白蘭さん。」

「いいのいいの、気にしないで、ね、ザクロも桔梗チャンも問題ないよね?」

その問いにザクロと呼ばれた赤毛が

「あ゛~っと…めんどくせ~けどま、やるだけやってみますよ、雑誌にデカデカと

書かれちまってるし。しゃあねえっすよ。」

と答え、桔梗が詫びる。

「済みません灰崎殿。私は白蘭様にむしろ進言しようかと思っていたところでしたから。」

ハイハイ。と白蘭が手を打って話を打ち切る。

「じゃあそう言うことで、灰崎クンが引っ掛かりを感じたこのKOFに出るよ。」

「「ハッ!」」




うん。やっぱり駄文だ。でもまあこれからということで、一回戦第一試合の両チームリーダーに次回予告を。
ツナ「第一試合、動き出す牙、闇の爪!」
キム「勝つのは韓国の年期かボンゴレの若さか!」
それでは次回も!
ツナ&キム「「死ぬ気で見て下さい!」」
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