格闘大会、来る!   作:昆布さん

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親兄弟の目を盗んで投稿しているため、更新時間もこんな感じ。
見つかったら恥ずかしいもの!
今回は真吾魔改造!チートほどじゃないけどネスツ編の京より強いかも。
じゃあその真吾と家光にタイトルコールを!
真吾「第三試合」
家光「KOFの主役、来る!親父狩り狩り狩り?」
真吾&家光「「はっじまっるよー!」」


第三試合 KOFの主役、来る!親父狩り狩り狩り?

「あ~、何で…初戦の相手が…」

京が東京駅のベンチに座ってぼやいている。

「むう…やりづらい…」

大門も反対側のベンチを見ている。

「あ~…どうすりゃ良いんだこの空気…」

紅丸がぼやきながらタクシー乗り場とバス乗り場を交互に見る。

「真吾さえ遅刻する始末。中継見てるとシモンチームが極限流チームに負けてもう少しでこっちの試合も始まるってのになにやってんだあいつは!」

「さっきから何本かバスが来たりタクシーも何台か来ているが真吾は一向にこん」

すると道路を挟んだ向こう側から黒いシャツの上から白いライダースジャケットを羽織った青年が息を切らせてやってきた。

彼が3年前は京を真似てバンダナに短ランという出で立ちだった矢吹真吾だ。と言うと京の真似は卒業したように思えるが実のところこの服装も京のバンダナに短ランの次に着ていたものを自分なりにアレンジしたものだしそもそも格闘スタイルも草薙流古武術+我流拳法と、京と同じである。押しかけ弟子だからしょうがないといえばしょうがないのだが。

「すいません草薙さん!電車乗り損ねちゃって金が続くところまでタクシーで来たんですけど金が足りなくて東京へ入ったあたりからは走ってきました!」

息せき切って話す真吾に紅丸がスポーツドリンクを渡す。一息で飲みきった真吾は

「さあ、体力回復完了!行きましょう!草薙さん!紅丸さん!大門さん!」

と叫んで自ら先鋒となった。

『さあ、選手もそろったことですし試合を始めましょう!まずは日本チーム!先方は若き未完の大器、草薙京の押しかけ弟子の矢吹真吾!』

「へ?紹介も一番なの?やった!行くぜ真吾!」

『続いて次鋒、大企業の御曹司にして超一流の格闘家!閃光の美学こと二階堂紅丸!』

「オレ大人気!thank you!」

『大将はもちろんこの人!焔の貴公子、KOF優勝経験があり、欠場もしたことがないまさにミスターKOF!草薙京!』

「派手だねえ、まあ、気まずい空気も吹っ飛んだし…行くか!」

『対するはおやじチームNEO!先鋒はMr.カラテこと、極限流創始者、タクマ・サカザキ!』

「ウム」

『次鋒、通称キョーヤジ、草薙京の父、草薙流古武術先代継承者、草薙柴舟!』

「京、調子に乗るなよ!」

「…‥」

「無視か!」

『大将は逞しき泥の男!沢田家光!』

「奈々~!見てるか~!」

『ストライカーは日本チームが元オリンピック柔道金メダリストの大門五郎、おやじチームNEOが隻眼の傭兵、ハイデルンです。』

バスのロータリーに真吾とタクマが進み出た。

「タクマさん、手加減しませんよ!進化したオレ式、見せてあげます!」

「うむ、かかってくるがよい。」

『それではラウンド1!シンゴ!バーサス!タクマ!READY…』

『FIGHT!』

「極限の拳、しかと見よ!」

「クールに行こうぜ、真吾!」

まずはタクマが腰の入った正拳突き、猛虎無頼岩を放つ。それを真吾は右手で受け止め、それを後ろに流しながら右肩でぶつかる。

「新、オレ式、返し鳳燐!」

怯んだタクマにハイキックを食らわせて浮かせるとそこに飛び上がりながら回し蹴り、2連発で決めると踵落としでしめつつ、攻撃を受け流す体勢をとり、着地する。

「新オレ式その2、+1朧車!そして…」

華麗な裏拳を立ち上がったタクマに決める。そしてすぐさま4連続でフックを入れる。そこから肘で何度もかち上げ、飛び上がりながらの裏拳を決めてさらに膝蹴りを落として地面に叩き付け、そこに拳を打ち込んでしめるとタクマの意識は無かった。

「どうですか!最終決戦奥義、真オレ無式!決まったぜええええええ!」

勝利に震える真吾のシャウト。

京達は

「やるな真吾、さすが俺の弟子。」

「ああ、弱くは無いどころか強くなってるな、ゴローちゃんより強いんじゃねえの?」

「うむ、しかし…」

「「「やっぱり炎は出ないな。」」」

などと話していた。

『さあ、どんどん参りましょう!おやじチームNEO次鋒、草薙柴舟選手!』

「真吾、手加減はせぬぞ。」

「柴舟さんが相手でも、オレ、負けないッス!」

そして戦いが始まった…のは良いのだが…

「へ?柴舟さん?」

「真吾にパーフェクト負けなんて…そんな…」

「まあ、そりゃそうなるわな。」

京の呟きに紅丸と大門も

「なんせ今の真吾は今のお前程じゃないが2000大会の時のお前ぐらいの力がある。そりゃあ95大会の強敵

柴舟さんじゃ勝てんわな。」

「うむ。だが、問題は…」

「ああ、最後の一人のあのおっさん、だな。経験豊富で強いあの連中、まあ一部若造に瞬殺される俺の親父もいるわけだが?ハイデルンが出番を譲る程の強者、一体何モンだ?沢田家光…とかいったな。」

『おやじチームNEOの大トリ沢田家光が登場!試合を始めて下さい!』

「行きますよ!真オレ無式!」

「よし来い!」

そして、真吾が放った始動の一撃は空を切る。家光が上体をほんのわずかに反らして躱したのだ。

そして一瞬で額に炎を灯した家光は炎を纏ったボディーブローを放つ。

「そら!」

「ゲハッ!!…なっ…ゴフッ…!参った…」

『決着ゥーーー!恐るべき強さ沢田家光!大きく成長した矢吹真吾がゴミの様だ!驚くべきはそれほどのパワー!一体彼は何者なのかあああ!』

「マジかよ…これじゃあ俺は捨て石か…まあ、捨て石は捨て石らしく、おっさんの体力を少しでも多く削ってやる!」

紅丸が決意して進み出る。

チリッという音と共に紅丸の両手にスパークが纏われる。

「行くぜ!」

「来い!」

いきなり紅丸が駆け出し、電光を纏った正拳を打ち出す。

「おっと!」

紙一重で躱した家光だが、紅丸が不敵な笑みを浮かべ、拳に集めた電気をスパークさせる。

怯んだところへ紅丸は本命の必殺技、雷光拳を放つ。

そして痺れている間にサマーソルトキック、着地してすぐに幻影による数度の突進攻撃、自分に雷を落とし前方にその雷を打ち出す。

さらに少しだけ上体を起こした家光に片手倒立からの回転脚、真空片手駒を繰り出す。

「おーおー、やるじゃないの…でも、こんな程度じゃ俺を消耗させることは出来てもたおしきることは出来ないぞ?」

「消耗させればそれで結構!」

そして首をつかんで引き倒す。

「ふんっ!」

正拳が紅丸の腹に突き刺さり、少しだけ紅丸の意識が遠のく、だが、紅丸は腕の力を緩めない。

「悪いが、俺だけじゃないんだぜ…ゴローちゃん!」

「おう!地雷震!!」

大門が飛び込んで地面を打ち叩く。アスファルトが少しはね、家光と紅丸に振動によるダメージが襲いかかる。

「ぐう…悪いがもう一度地雷震だ!でもその前に…俺の…一撃だ…エレクトリッガー!!!!!!!」

紅丸の体中から電撃が迸り家光を苦しめる。

「ヌウウウウウウウウ…」

「ううううううううううううううううううああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!!!!!!行け、ゴローちゃん!地雷震だ!」

「うむ、すまん、紅丸!ふぬあああああああああっ!」

大門がもう一度地面を打ち、凄まじい振動を起こす。

「ぐわっ!」

家光が吹き飛ばされ、それでも立ち上がる。

「うあああああああああああああっっ!!!!!」

しかし紅丸はそうはいかない。家光からもらった正拳のダメージが響き、ノックアウトされた。

「紅丸!」

京が紅丸に駆け寄ると意識を必死につなぎ止めながら

「京…後は…頼んだ…俺達が次に…進むん…だ…」

と言い、気を失った。

「ああ、分かったぜ…おいおっさん!今すぐ最終戦だ!」

「おう、いつでもきな。」

京と家光の視線が交錯し、直後、二人が駆け出す。

「燃えろォ!」

「ウオラア!」

京と家光のフックがぶつかり、綺麗なオレンジと燃えさかるオレンジ、2種類の火の粉が飛び散り、

東京駅に凄まじい熱量を振りまく。

「まだだぜ、おっさん!」

「あのなあ…おっさんじゃなくて家光さんと呼んでくれないか?」

「だれが!」

言いながらも二人の拳は速度をゆるめない。

最大速度の拳が激突しては火の粉を振りまき、再び激突する。

やがて、紅丸戦の疲れと体力の損耗が出てきたのか家光の動きが鈍り出す。

その隙を見逃す京ではなく、

「遊びは終わりだ!」

両手で家光の胸倉をつかんで爆発を浴びせ、全身に炎を纏っての両手による連続フック。続けて半歩踏み込んでの肘によるかち上げ、さらに踏み込んでの肘鉄、右、左と顎を蹴り上げてからの飛び上がりながらの裏拳を決める。

「どうだ!伍百弐拾四式神塵だ!」

「まだ…だ…」

「だったら!最終決戦秘奥義、十拳!!」

炎をチャージした拳で大きく殴り飛ばし、続けて

「天叢雲!」

立て続けに火柱を叩き付ける。そしてさらに

「これが!本当の無式だあ!」

そして始動に炎を使った草薙流本来の無式を放つ。

「見せてやる!草薙の拳をオオオッ!!」

「ぐおああああっ!!」

右のフックを四回、左を四回、肘で四回かち上げ、さらに踏み込んでもう一度肘鉄、最後に飛び上がりながら裏拳を放ち、家光を地面に沈めた。

「フンッ、歴史が違うんだよ!」

京の勝利で第三試合が幕を閉じた。




超熱い紅丸!お楽しみいただけましたか?
では次回予告をば。
マキシマ「K'がめんどくさがりだからなあ。第四試合 真っ黒X真っ黒」
骸「クフフフフ。僕の戦いぶり、とくとお見せしましょう。」
それでは次回も!
マキシマ「死ぬ気で見ろよ!」
骸「死ぬ気で見て下さい。」
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