左「俺がやるか?」
バナー「駄目だ、静脈注射の技術なんて君には無いだろう?」
2人はゾンビとなったアマノの前で会話を続ける、念のため防護服に身を包みバナーの右手には中を液体で満たした注射器が握られており緊張か恐怖か震えていた
バナー「血液の中にあったウイルスは死滅できた、これで彼女達を助けることが出来る……………………フゥー、ヒダリ少し1人にしてくれるかい?」
左「だが、何かあったらあんたを守れないぞ」
バナー「大丈夫、薬が効いてる内は彼女達は眠ってる、僕を襲う様な事にはならないよ」
左「………………………………部屋の外で待ってる、何かあったら呼べ」
バナー「ああ、頼む」
バタンと扉を閉め部屋に残ったバナーは深呼吸しアマノの腕に注射針を宛がう
針がアマノの肌に刺さろうとした瞬間
アマノ「ヴァ~!!」
アマノが目覚めバナーの腕を掴み投げ飛ばした
バナー(馬鹿な⁉、計算では後3時間は寝てても可笑しくない投与量だぞ⁉、まさかゾンビになった事で代謝が変化したのか⁉、兎も角1度ヒダリを呼んで……)
バナーがそう思い顔を上げるとゾンビとなったアマノが拘束を破りフラフラと部屋を歩いていた、あろうことかその先にいるのはバナーではなく同じくゾンビとなり拘束されていたナターシャだった
バナー「ッ!!」
ナターシャの危険を悟ったバナーは急いで立ち上がり2人の間に割って入りアマノが歯を突き立て血が滴り自分の心拍数が上がるのを感じる
ジャーヴィス『バナー博士、深呼吸を』
バナー「ああ、分かっている」
フゥーと再び息を吐きアマノを引き剥がそうとした時、背後でナターシャが起き上がるのを感じ振り返るとゾンビとなったナターシャがバナーに牙を突き立てていた
一方部屋を出た左は部屋の周りをウロウロと歩いていた
左「遅いな」
心配になった左が扉に手を掛けた時、壁が吹き飛ぶ
壁の向こうから緑色の巨大な手が現れ左はバナーがハルクになったのを理解する
左「やっぱ離れるべきじゃなかったな、フィリップ!!」
ドライバーを腰にあてジョーカーメモリを取り出す、そのタイミングでハルクが顔を出しその顔は酷く崩れていた
左「マジか」
JOKER
CYCLONE
左/フィリップ「「変身!!」」
CYCLONE JOKER
W(フィリップ)「どういう状況だい?」
W(左)「見ての通りだ、バナー博士がハルクになってついでにゾンビになった」
W(フィリップ)「となると接触は避けた方が良いね、ルナトリガーで行こう」
TRIGGER
LUNA
LUNA TRIGGER
黄色い光弾が放たれハルクに命中する、しかしハルクは意にも介さずかといってWを狙うこともなく暴れ続ける
W(フィリップ)「恐ろしいまでの暴れッぷりだ、しかもゾンビになったせいか更に見境が無くなっている」
W(左)「ああ、此方に見向きもしねぇ」
その時、光弾に混じり星条の円盤と矢が飛んでくる
キャプテン「左!!」
W(左)「キャプテン!!遅いぞ、何処行ってた」
トニー「ああ、ちょっと情報を得てね、それよりどうなってる」
W(左)「見ての通り、ハルクゾンビだ」
クリント「最悪だな、どうするキャプテン」
キャプテン「止めるぞ」
キャプテンの言葉と同時に一行はゾンビとなったハルクを止めるため行動を始めた