スターク邸 開発ラボ
トニーはそこで新たなスーツの最終調整を行っていた
トニー「良し、ジャーヴィス音楽を掛けろ撮影も開始」
トニーに言われジャーヴィスが陽気な音楽を流す、同時に誰が見ているでもない中で演説を始める
トニー「諸君、今日はめでたい日だ、君達に新しい兄弟が出来るぞ」
その視線の先にはこれまでトニーが作ってきたスーツが並んでいる
トニー「Mark
トニーはそう言うとスーツを着込む
トニー「ジャーヴィス、装備のテストを始めろ」
ジャーヴィス「診断します………………………………異常無し」
トニー「良し、まずはスティックだ」
トニーが言うとふくらはぎ部分から幾つかの部品が現れそれが纏まり1本の棒になる
トニー「ふむ、シュミレーション開始」
トニーがそう言うとホログラムで作られた仮想敵が現れ襲いかかる
トニー「ッ!!」
今度は背中からミサイルが飛び出ると仮想敵を一網打尽にする、しかし敵はホログラム、新たに体を構築し再びトニーに襲いかかる
今回のスーツの目玉はこの可変式武装、Wのメモリチェンジから着想を得て作りリパルサーやミサイルの威力・種類に幅を持たせこれまでトニーがジャーヴィスに細かい指示を出していたそれらの選択をスーツが最適な装備と状況を分析し勝手に出してくれる様にしたという優れものだ、問題があるとすれば
トニー「ああ!! ダメか」
まだまだ戦闘経験が乏しい為か最適な答えを出すには至らずトニーの動きとうまく噛み合わない所だろう
その時、トントンと扉を叩く音が聞こえそちらを見ると高虎が惨状を見まわしていた、トニーはスーツを脱ぎ高虎の方へ歩いていく
高虎「また作ってるのか」
トニー「ああ、趣味を持つことは良いことだろ?」
高虎「待て、何だその目の隈は、何時から起きてる?」
トニー「10時間前だ」
高虎「ジャーヴィス」
ジャーヴィス「47時間27分前からです」
高虎「まだ夢を見るのか?」
トニー「…………………………ああ、君はアレを見て平気だったのか?」
高虎「…………………………いや、だが考えない訳ではない」
トニー「なら分かるだろう? 備えなければ僕達は無力だ、エボルトを見てたか? 我々が死力を尽くして戦っている時、奴だけは余裕で戦っていた、弱体化していたのにだ。パラドも僕ですら全く知らない未知の存在だ、そんな奴が宇宙には無数にいる、そんな奴らが襲ってきた時、今の地球は無力だ」
高虎「分かっている、私も私に出来る事をしている、だがその脅威が来る前に倒れてしまっては意味がない、立ち止まり休息を取ることも必要だ、今日はペッパーが来るんだろう? その顔で出迎える訳にはいかないだろう」
トニー「…………………………そうだな」
トニーはそう言うとラボを立ち去る、その直前立ち止まり高虎の方を向く
トニー「タカトラ、その……………………ありがとう」
トニーはそう言うと高虎の返事を待たずにさっさと上へ上がっていった
進化にしては少し地味かな?