スターク・インダストリー社
その応接室でペッパー・ポッツはキリアンと面会し話をしていた
キリアンはペッパーの優秀さに目を付け引き抜こうとあの手この手で誘うがそこに待ったをかける者が現れる
高虎「うちの社長を勝手に引き抜かないでもらおうか」
ペッパー「タカトラ」
キリアン「ああ~、スタークの忠犬が飼い主に言われてやってきたか」
高虎「この書類にサインを、社長」
高虎はキリアンの煽りを無視し淡々と業務をこなす
キリアン「スタークとは違って随分固いな、奴があんなだからそうなったのか、それともお前がそうだからスタークはああなってしまったのか?」
高虎「両方だ、そう言う貴方は………………安心して任せられる相手に出会わなかった様だ、だからこうして今も1人で訪れている、違うか?」
キリアン「私にはそんなもの必要ない、私も私の発明も完璧だ」
高虎「トニー以外の口から出ると随分胡散臭くなる台詞だな、社長、トニーから連絡があった、今夜彼の家でディナーを一緒にどうかと、2人きりで」
ペッパー「ああ~、分かったわ、仕事が片付き次第向かうって伝えてくれる?」
高虎「それには及ばない、貴女の仕事は私が全て片付けた、このままランチを一緒にしても良いぞ?」
ペッパー「ハァ、そうするわ、ごめんなさいキリアン、そう言うことだからまた今度ね」
キリアン「おい待てよ、まだ商談が……」
ペッパーがそう言い応接室を出るとその後をキリアンが追う、しかしそこに高虎が割って入り制止する
高虎「申し訳ないが、社長は今からスペシャルゲストとの食事会に向かわなければならない、商談をしたければ今度は正式なアポイントを取って来ることをおすすめしますキリアン社長。では私もまだ仕事が残っているので今日はこれで失礼させてもらう」
高虎はそう言うとキリアンを1人応接室に残しその場を後にした
高虎は応接室を出ると電話を取り出しトニーにかける
高虎「私だ」
トニー『ああ、上手く行った?』
高虎「君が自分で言いに来ない事に不満を抱いていた、来客があった為口にはしていなかったがな」
トニー『来客って?』
高虎「キリアン社長だ、最近やたら彼女を自身の会社に引き抜こうとしてくる」
トニー『それは……………………困るな、とても大きな損失だ』
高虎「会社として? 君個人として?」
トニー『……………………両方って所?』
高虎「兎に角、ランチも一緒に行くよう言っておいた、スーツも良いがペッパーとの時間を楽しめ、シャワーを浴びて歯を磨いて良い服を着ろ、そこからは私の助言は無しだ」
トニー『ああ、…………………………最後に何かアドバイスとかある?』
高虎「彼女には素直になることだ、下手に隠し事や嘘を言っても彼女に嫌われるだけだ」
トニー『僕が一番苦手な事だな』
高虎「だがやれ、お前はアイアンマンである前にトニー・スタークなのだからな」
高虎はそう言うとトニーの返事も聞かず仕事に戻った