「トニーか? 今何処にいる?無事なのか?」
『ああタカトラ、まぁ、そっちはどんな感じだ?』
「お前とローディと連絡が取れなくなって皆混乱してる」
『ああ今一緒にいる、ペッパーは?』
「お前が居なくなった段階で嫌な予感がしたからな、会社から出ないよう言ってある、それで敵の計画は?」
『そこまで分かってたか、良いか、奴らの目的は大統領だ、それと副大統領』
「成る程、此方も動くとしよう」
『頼んだぞ』
「ああ、気を付けろよ」
高虎は電話を切ると服を正しゲネシスドライバーを手に副大統領邸に向かった
副大統領邸
車から降りトランクを片手に扉に近付くとガードマンに止められる
「副大統領に用がある、通してくれ」
「無理だ、今日は副大統領の孫娘の祝福パーティーだ、誰も入れるなとのご命令だ」
「歩けなくなった足の治療法が見つかったか? 残念だがその薬は未完成な上人体の回復の副作用で人間を爆弾に変える物だ、そんなものを孫娘に投与しようとは狂気の沙汰だな」
「何と言われようと中に入れる事は出来ない、失せろ」
「悪いが此方も人命がかかっている、引くわけにはいかない、どうしてもと言うなら力ずくで押し通らせて貰う」
メロンエナジー
「変身」
ロックオン ソーダ
メロンエナジーアームズ
高虎はガードマンを軽く吹き飛ばし気絶させると中に踏み居る、中にも当然ガードマンがいたが軽く吹き飛ばし副大統領に会う
「何だお前は⁉」
「副大統領、貴方の所業は分かっている、今すぐエクストリミスの件から手を引くんだ」
「ああ~ハハ、何を言っているんだ君は? エクストリミス? 私にはさっぱりだな」
副大統領は家族のいる前で話をされるのは不味いと思ったのか1度家族の顔色を伺った後知らないふりを貫く
「その子にエクストリミスを投薬し彼女が歩けるようにするのが目的だろうがそれも不可能だ、先ほど開発者が死んだと言う連絡を受けた、奴らにもう薬を完成させる力はない、それより我々に付けばエクストリミスより簡単で安全な治療手段を提供できる」
副大統領はその言葉に揺らぐ
「証拠も確証もない」
「確かにな、だが事実だ」
「………………………………」
「まぁ、じっくり考えると良い、だが此方にも余裕がない、知っていることは全て話して欲しい」
「…………………………数ヵ月前、キリアンと名乗る男が私に面会を求めてきた、奴は孫娘の足を治す代わりにその薬に投資しろと言ってきた、奴らがやることにも目を瞑れとも」
「それで従ったのか」
「孫娘を救うにはそれしか無かった」
「奴は何処に行った?」
「…………………………ここに」
副大統領が差し出した紙を受け取り高虎は邸宅を飛び出し変身を解除するとトニーに電話をかけるが返答はない
「向こうも嗅ぎ付けたか」
高虎はアクセルを踏み込み最短で紙に書かれたフロリダの港へ向かった