キャプテン・アメリカがNEVERと対峙しているのと同じ頃、トニーはヒドラ基地に潜入しスカーレットウィッチこと、ワンダ・マキシモフの操る幻覚を食らいながらも杖を回収し脱出を計っていた
「お待ちなさい!!」
そんな制止の声と共に横から何かが飛び出しトニーを襲う、間一髪で横に飛びスーツを呼ぶとそれを着込み相手を見る
そこにいたのは頭に鶏冠の付いた剣闘士、武器は2本の剣だが鎧と共に棘があり何処か攻撃的に見える、何よりトニーが一番驚いたのは
「そのベルト、何処で手に入れた?」
その剣闘士の腰に填められたベルト、ベルトに付ける付属品*1は違う様だがベルトそのものは自身が知っている男が使っているものそのものだった
「あら、貴方これの事知ってるの? これは私が今回の仕事を受ける報酬として貰った物よ、まだ世界に1品しかないって言うから受けたのに、その反応じゃ嘘だったのね、やることが出来たわ、
剣闘士はそう言うとその場を去っていった
「杖を回収した、ついでに奴らが何をしていたかも分かりそうだ」
トニーは深追いすることはなく杖の回収を優先しその場を離れた
一方キャプテン・アメリカはNEVERとの戦いを続けていた
「ク~ネク~ネ♪ あそれク~ネク~ネ♪」
鞭の男?の攻撃を避け盾を投げるが鞭で弾かれ戻ってくる、ライフルの弾を防ぎ鞭の男を拘束するがまるで油でも塗っているかの様にスルリと抜け出し鞭を振るってくる
鞭をしゃがんで避けそのままアッパーを食らわせ鞭の反対側を持ち相手が立ち直る前に縛り上げる
「克己ちゃん気を付けて!! こいつ強いわ、特に縛りがね、嫌いじゃないわぁぁん♪」
そのままライフルを使う男に目掛け男?を投げる
「イってきま~す♪」
またも訳の分からない事を叫びながら飛んでいくと蹴りを得意とする女と鉄棒を持った男が迫る
蹴りを避け鉄棒を盾で弾き距離を取ると盾を投げ女の方の動きを一瞬止め鉄棒の男と格闘に持ち込む
「ハッハッハッハッ!! 良いね良いね!! 流石だぜキャプテン・アメリカ!!」
そうこうしてる内に蹴りの女も参戦し2対1になり劣勢に追い込まれる、更に遠くからライフルの掩護射撃も加わり更に厳しくなり撤退か立て直しを視野に入れ始める
FANG MAXIMUMDRIVE
「「ファングストライザー!!」」
「ウオアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
その時、何処からかWとギルスが乱入しそれぞれの必殺技を放つ、NEVERの誰にも当たる事は無かったが5対3と多少状況が好転した事にキャプテンは安堵する、最も油断できる状況でない事は承知の上だ
両者の睨み合いが続きいざ飛び掛かろうと両者の刃が混じる直前
『杖を回収した、ついでに奴らが何をしていたかも分かりそうだ』
インカムからトニーの声が聞こえヒドラ側もスピーカーから杖が奪われた事を喚き捜索するように叫んでいた
「……………………撤退だ、行くぞ」
「ああ、また会おう、大道克己」
キャプテンとW、ギルスは状況が不利と判断しその場を離れる
「行かせて良いの?」
NEVER側で女はリーダーの男に訪ねる
「ああ、契約はキャプテン・アメリカを足止めすることだ、その必要もなくなった、それに時間もない」
彼はそう言い己の手を見るとそこにはミミズ腫れの様に線が走り細胞が崩れかけていた、ヒドラ基地に戻り彼らは緑色の液体の入った注射を刺すとそれは収まり1人の研究員を連れてその場を去っていった
(大道克己………………それが俺の名か?)
リーダーの男はその心中にそんな疑問を浮かべながら