パラドが変身するとウルトロンのボディの光が青から赤に変わる
「仮面ライダーパラドクス。人間無しでは現実に影響を与えられない出来損ないめ。人間の守護者のつもりか?」
「勘違いするな。俺は友達と楽しくゲーム出来ればそれで良い。その為には、お前の様なバグキャラは邪魔だ」
パラドクスはエナジーアイテムを操作し2つを吸収する
伸縮化
高速化
パラドクスの体が鞭のように伸び縮みし高速で動くとウルトロンの体を破壊する
「自由って奴は~♪楽しいもんだぜ~♪」
ウルトロンは歌を歌いながら機能を停止する
「倒したの?」
「いや、意識をネットに逃がしただけだろう。似た様な存在だから分かる」
ナターシャの言葉にパラドは変身解除しながら答える
「おい!!杖がないぞ!!」
クリントが叫び全員が杖の置いてあった場所に向かうと確かにそこに今まで置いてあった杖が入れ物ごと消えていた
「スターク。監視カメラの映像は?」
「ああ悪い。ウルトロンのハッキング阻止するために電源全部落としちまった」
スティーブの問いにトニーが答える前にパラドが答える
「スターク貴様!!」
杖が消えた原因がウルトロンと予想したソーは開発者であるトニーを叱責する
「何だよ⁉僕のせいか?」
「どう見てもそうだろう。何故あんなものを作った」
スティーブかトニーを問いただすとトニーはため息を吐く
「分からないか?2年前僕達はニューヨークで何を見た?空に大穴が開き無数の敵が襲ってきた。それだけじゃない、エボルトの力をみたか?パラドは?この世界には僕達の想像のつかない様な怪物達がウヨウヨいる。アベンジャーズは武器商人を相手に戦うのも結構だが、宇宙にいる敵がラスボスだ。そう言う敵とどう戦う?」
「………………皆で」
「………………負けるぞ?」
「それでも僕らで戦う」
となる国の廃教会
「クソ!!クソ!!クソ!!!!」
新たな体を手に入れたウルトロンは怒りに任せ辺りを破壊していた。近くにはヒドラの産み出した新たな超人マキシモフ姉弟がいる
「気は済んだ?」
ある程度して大人しくなったウルトロンを見てワンダが訪ねる
「……………………ああ、スッキリしたよ」
「ほぉ、機械が感情を剥き出しにしたか。面白い事もあるもんだ」
教会に空いた穴からそう言い何かが入って来る
「よぉ♪」
「何の用?」
手に赤い靄を纏いワンダは侵入者を警戒する
「まぁそう警戒するな。良い話を持ってきた」
「お前にとってか?」
ウルトロンが訪ねると侵入者は首を振る
「違う。お互いにとってだ」
「お前の力は借りない。私の任務には必要ないからだ」
「ああ、確かに俺のは必要ないだろう。だがこいつに関しては話は別の筈だ」
そう言って侵入者は胸に手を突っ込むとズルズルと何かを引っ張り出す
現れたのは金の持ち手と装飾を施されたガラスケース入りのロキの杖だった
「何故これを私に?」
「簡単だ。お前と言う存在に興味が湧いた。これで納得したか?」
「……………………ああ、良いとも」
「面白そうな話をしてるじゃないか?」
更に新たに侵入者が現れそちらを見るとNEVERの面々が立っていた
「構えた盾の内側にとんでもない毒蛇2匹が混じっていたって所か?お前の作る地獄に興味が湧いた。俺達の力も貸してやる、傭兵としてな」
「私が作るのは地獄ではなく楽園だ。だがそうだな。働きには相応の対価を必要とする」
ウルトロンは眼を閉じるとインターネットを操作する
「振り込んでやった。お前の母の口座にな。契約成立だ」
「ああ。人以外が作る地獄がどんなものか見させて貰おう」
そう言うと2組の侵入者はそれぞれ入ってきた場所から外に出る
「さぁ~て。刺激的なショーの始まりだ」
そう言ってウルトロンに杖を渡した侵入者 エボルトはニヤリと笑いその場を離れた