GQuuuuuuX オレはザクで戦う    作:フォード2

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5   ザクの整備と作戦会議

 

オレはサイド6のジャンク屋『セキヤメカ』で働いている。

 職場はトタン張りの整備工場だ。

 今日の仕事は、クランバトルに参加させたザクの整備となる。

 

 

 ザクは先日のクランバトルで少し損傷させてしまった。

 久しぶりの戦いは血を奮い立たせたが。

 うまく戦えなかった気がする。

 

 今日は助手のポール君は休みらしい。

 2人でザクの整備をする。

 

 

 無理をさせた左腕を新しいものに取り換える。

 まずは左腕を取り外す作業から開始しよう。

 幸いなことにザクの予備パーツは大量にある。

 セキヤは頭部や両手足、腰の燃料タンクをストックしているようだ。

「左腕を取り外したぞ! クレーンで持ち上げろ」

「クレーン上げまーす」

 

 

 ザクの左腕を持ち上げて、ひび割れたコンクリートの床に下ろす。

 新しい左腕、それもグレーに塗装したものを取り付ける。

「ちょっとタバコ休憩に行ってくるわ」

 

 

 セキヤは紫煙をくゆらせていた。

 彼はタバコを吸いながら、時々遠くの空を見ている。

 何か考え事をしているのだろう。

 

 

 セキヤが休憩から戻ってきた。

「ジオンのゲルググに乗ってみてぇぜ。リックは乗ったことあんのか?」

「初めてゲルググを見たのは79年のソロモン戦です。自分はザク乗りですが、機種転換が間に合いませんでした」

 

 

 オレがそう言うと、セキヤの口元が笑った気がした。

 

「ほぅ。一年戦争では最後までザクか?」

「ええ。戦争中は……」

「ゲルググの払い下げは、まだだろう?」

「配備から5年が経ちますし、配備が進んでいると思いますが」

 

 

 ジオンではガンダムの量産(マスプロ)モデル"ゲルググ"が主力になりつつある。

 ザクを引退させながら、ゲルググを増やしているのだろう。

 手持ち武器にビーム・スプレーガンやビーム・サーベルを採用したその機体は高性能らしい。

 

 

 話が少しそれた。

 オレはザクの操縦席に乗り込み、腕の動作確認をした。

 マニュピレーターを握っては開く。

 取り替えた左腕が動く。

 ちゃんと動くじゃないか。

 

 

     ☆

 

 

  整備を終えて、作戦会議に入る。

 次に戦うクランはCRSというチーム名らしい。

 確か、連邦軍の軽キャノンを使っていたはず。

「次のバトルに備えて特注のダミーバルーンを発注した。これを使ってキャノンを撹乱し、接近するぞ」

 

 

 オレはCRSが戦う姿を配信で見たことがある。

 

「CRSが民間軍事警備会社の隠れ蓑というのは公然の秘密だ。絶対に人前で言うなよ」

「はい」

「確か、警備会社ドミトリーだったか」

 

 

 セキヤが考えたのは彼が後方から狙撃する作戦だった。

 セキヤが狙撃で軽キャノンの頭を狙い、武器を無効化する。

 オレは接近戦を持ちかけ、直接ダメージを与える役らしい。

 

 

 セキヤは軽キャノンをよく知っている。 

 

「軽キャノンの装甲は頑丈だ。なんだって、ルナチタニウム装甲だからな」

「独立戦争で何度も戦いました。よくしってます」

「連邦にもキャノンで100機撃墜した魔女がいたよ。運動性の劣るキャノンで格闘戦を仕掛けるらしいが」

 

 

 連邦の撃墜王はよく分からないが。あのシャア大佐でさえ、撃墜数が60機とされている。

 100機撃墜したスーパーユニカムは相当な腕だろう。

 

 

 

 

今後の展開を考えてます

  • クラバ編を続行
  • 更新を休止
  • 設定資料集が出るまで待機
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