0085年7月3日
最近、イズマコロニーのジャンク屋界隈で話題になっている。
ポメラニアンズというクランチームと戦うと死ぬらしいと。
CRSは1人が死に、バイナリーズは全滅した。
セキヤは工場の前でタバコを吸っていた。
「ポメラニアンズは私情で報復される可能性を考えないようだが。リックは対戦相手を生かせよ」
「はい」
「俺が言いたいことわかるよな。リック」
「戦争とクラバは違いますから」
「戦いを楽しむのがクラバだ。そこに殺しは必要ない」
オレは、ガンダムにビーム・サーベルを使われると機体が爆発すると考えていた。
オレとセキヤは運が良かったようだ。
ヒートホークでトドメを刺されて良かったと思う。
セキヤがそっと
「赤いガンダムは災いをもたらすだろう。ガンダムはいつの時代でも人の注目を集める」
「ポメラニアンズはやりすぎだと思います。目をつけられたらクラバも終わりだ」
「クラバが終われば、ただのジャンク屋の親父だな」
赤いガンダムと戦ってからクラバの予定もない。
ポメラニアンズは6月から5連勝を重ねた。
ジークアクスが来てからクラバは変わったと思う。
一方的なワンサイドゲームに。
☆
12時を過ぎた。
オレはセキヤにお使いを頼まれて、ハンバーガーショップに行くことにした。
工場街から黄色いエレカーを走らせる。
エレカーを走らせていると、今日は軍警の姿が多い。
難民街で家宅捜索や取り締まりをしているようだ。
前方では検問が始まっていた。
オレは
「どうしました?」
「ちょっとした検問だか。なあに、すぐ終わるさ」
オレの顔をチラッと見て検問は終わった。
「ずいぶん訛りがキツイが。ジオン訛りか?」
「ええ、まぁ」
「行ってよし」
サイド6にもファーストフードはある。
Wがトレードマークのハンバーガーショップ"ワンダーランド"。
そのワンダーランドの前にエレカーを路駐する。
カウンターに行くと制服の店員が話しかけてきた。
「ご注文は?」
「チーズハンバーガーセットとチキンハンバーガーセット」
「サイドメニューは?」
「コーラとポテト、両方ともMサイズ」
「ご注文は以上ですね」
オレはエレカーに乗って、工場に戻った。
セキヤは包みを開けて、チキンバーガーにかぶりつく。
「出撃前に食べたチキンバーガーの味を思い出すなぁ。決してうまいもんじゃなかったが」
セキヤはサラミスで食べたチキンバーガーの味が忘れられないという。
ジオンのムサイには"そんな
ええぃ、連邦の補給路は化け物か。
オレもハンバーガーにかじりつく。
戦時中に食べた合成タンパクとは違う。ちゃんと肉の味がした。
コーラで喉をうるおし、ポテトに手を伸ばす。
昼食を食べ終えたオレは作業に移った。
特殊兵装シールドの試行を行うために。
「ザクでもビーム・サーベルが使えるってホントですか?」
「ああ。今やってるよ」
セキヤから説明を受けた。
エネルギーCAPと小型冷却装置を付け、ビーム・サーベルを運用できるようにしたらしい。
「軽キャノンのビームサーベルを無理やり使えるようにしたんだよ」
「ホントだ。ピンク色のビーム」
連邦系のCAP技術を使えばピンク色のビームに。
例えば、赤いガンダムやゲルググが使うビーム・サーベルはピンク色だ。
一方で、ジオンのCAP技術を使えば黄色のビーム色になる。
リック・ドムが使うビーム・バズーカがいい例だ。
ギャンが使うビーム・サーベルも黄色だったかな。
続く
ドラッツェのビームサーベルが元ネタ
今後の展開を考えてます
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クラバ編を続行
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更新を休止
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設定資料集が出るまで待機