店長は酔っ払いに強く 酔っ払いは眼鏡に強く 眼鏡は店長に強い 作:gaoです
買い物回にしようとしたら
何故か半分筋トレの話になりました…
【STARRY】
星歌「みえるちゃん ちょっといいか」
眼鏡「はい どうしました?」フキフキ
廣井「むにゃむにゃ……」
バーカウンター内で洗い物を拭いている眼鏡に
寝ている酔っ払いを起こさないよう
店長は小さな声で呼びかける
星歌「虹夏に買い物を頼まれたんだ」
眼鏡「えっと…食材とかの買い物ですか?」
星歌「ああ そうだ 少し買う量が多いから手伝ってほしくてな」スッ
眼鏡「今から行くんですか?」
星歌「冷蔵庫の中がすっからかんだから 今から行かないと晩御飯が食べられなくなるらしい」
眼鏡「そ…それは大変ですね」
星歌「もう閉店時間だし 高校生の虹夏をこんな時間に買い物行かせるのも…な」
眼鏡「んー そうですよね」チラッ
スマホの時間を確認すると 外はもう真っ暗な時間帯になっており
いつも買い物に行ってくれる虹夏であっても
高校生をこの時間に1人で買い物させたくないのだろう
星歌「はぁ…」ゴソッ
店長は少し面倒くさそうな表情をしながらも
しっかり片手には買い物袋を持っていた
眼鏡「手伝います 星歌さん」カタッ
星歌「おう 頼む」
眼鏡「頼まれましたっ」スッ
廣井「んぇー……」
眼鏡は拭き終わった物を片付けた後
寝ている酔っ払いに自分の上着を羽織って
店長と共に夜中の買い物へと出かけた
廣井「……あれぇ?後輩ちゃーん?どこ〜?」キョロキョロ
…
…
…
【帰り道】
星歌「いっぱい買っちまったな」
眼鏡「いいんじゃないですか? 沢山あって困ることはないでしょうし…」
買い物を終えた2人は横に並びながらSTARRYへと帰宅中
星歌「ていうか…凄いなみえるちゃんは……」
眼鏡「鍛えてますからね〜」ズシリ
店長は食材の追加で買ったティッシュ箱のセットを抱え歩き
眼鏡はぎっしりと詰まった買い物袋を両手で持ちながら歩いている
星歌「私が持った瞬間 指に跡がつくくらい痛かったんだが……」アハハ…
眼鏡「それは筋力が減りすぎなのでは?」
星歌「あっ…えっと」
眼鏡「…星歌さん 最近少しでも運動しましたか?」ズイッ
星歌「ゔっ」ギクッ
久しぶりの買い物(眼鏡との買い物デート)に気合いを入れていた店長は
星歌『私が片方の買い物袋持つぞ』フン
と言っていたものの いざ片手で持ち上げた瞬間
星歌『ん"ぐッ!』グググ
1秒しか持ち上がらなかった上に内側の指が赤くなっていた
しかしそんな店長を見て眼鏡は心配して
眼鏡『大丈夫ですか…?私が持ちますよ』スッ
と言いながら簡単に持ち上げて
星歌『……すげぇ』ボソッ
店長をさらに惚れさせることに成功
眼鏡「体を動かすのは大切ですよ 星歌さん!」ムッ
星歌「…はいっ」アセアセ
…が しかし
あまりにも非力な店長のことを眼鏡は心配してしまい
店長の反応に気づくことなく 眼鏡は運動不足について話していた
眼鏡「筋トレ始めたらどうですか?私が一からお手伝いしますけど…」
星歌「おて…つだい……?」
眼鏡「はい!私の家にトレーニングルームがありますので筋トレを始めるならプロテインから何まで用意できますよ! 怪我などの心配があるなら友達のトレーナーもお呼びして慎重に行うことも出来ますし〜 いやっ!それよりも目標を決めないといけませんね 店長は忙しそうなので週何回の筋トレを行う…か……どんな体に鍛えるのか……(以下略)」キラキラ
眼鏡が突然筋トレの話を長々と話始めたが
店長の脳内は 正直それどころではなかった
星歌(筋トレを始めたら…家に……いける?
しかも週に何回も……?)
長い話の中にある 良いキーワード だけ理解し
筋トレの良さ(?)に気づいた店長は即座に反応して
星歌「ふっ 2人きりで筋トレ……してみたい…かも」
眼鏡「────────ッ!」
新しい趣味の道へと片足を突っ込んだ
廣井「おかえ…りぃ……」
眼鏡「星歌さん 私の全てを貴方につぎ込みますから……覚悟してくださいね!」キラキラ
星歌「お…おう//」
廣井(買い物の帰りに何があったッ…?!)
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2人が買い物に行ったことを虹夏から聞いた酔っ払い