ショッカーライダーに転生して好き勝手に生きる(事など出来ない)お話   作:さざみー

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 ちょっとテオドラさんの髪の色が今回から変わりました……
 本当にすいません



第29話 episode・Destron 閑話・来ちゃった

 暗い室内で二人の人物がテーブルを囲んでいる。

 彼女たちの議題はこの別荘に招待をする客人に対する持て成しについてだ。それほどまでに重要な人物がこの別荘を訪れるのだ。

 

「お嬢様、アインロールド様への歓待についてですが……」

 

 テオドラ付きのメイドの一人が主に向かい語り掛ける。

 幼少期から長い付き合いである、最も信頼すべき赤毛のメイドの言葉を静かに待った。

 赤毛のメイドは机の前に移動すると、敬愛する女主人に向かい重要な提案を告げる。

 

「やはりお嬢様は、これを着るべきかと思われます」

 

 そう言って彼女が取り出したのは、まさしく紐であった。それは紐としか言いようが無く、申し訳程度に布が縫い付けてある、まさに紐であった。

 どう見ても紐にしか見えないそれに、テオドラは真顔でメイドに問いただす。

 

「アンナ、それはいったい何なのかしら?」

「見ればわかると思いますが、水着ですよ」

 

 水着には見えない。どう見ても紐だ。

 紐の存在感に若干怖気づきながらも、テオドラは果敢にアンナを問い詰める。

 

「それは紐よね、アンナ」

「これは水着として売られている以上は水着で良いと思います。そもそもお嬢様……」

 

 アンナは紐をずいっと紐を広げると、テオドラの目を見つめながら拳に力を入れ力説する。

 

「男なんて生き物は若い娘がちょろっとエロい格好で胸の谷間を見せればコロッと行く生き物なんですよ。特にお嬢様はその胸の駄肉という大きな武器があります」

「だ、駄肉!?」

「それにこの紐を組み合わせてちょっと前かがみになってやれば、いかにアインロールドのむっつり朴念仁でもイチコロです。その無駄に大きい駄肉の使いどころは今しかないんですよ。あと、ミカちゃんにも同じような紐を着せて大小セットにすればあのむっつりクソボケでも落ちないはずがありません。勝利の方程式はこれで決まりです」

「い、今紐って言いましたよね、貴女! 紐って認めましたよね!?」

 

 かなり……いや、相当失礼な物言いだが、勢いと紐の存在感に押されてテオドラもタジタジだ。

 アンナはさらにもう一枚、白い水着を取り出すとバンと机に叩きつけると、更なる力説を重ねる。

 

「いいですか、お嬢様。こんな普通の水着ではあのむっつりかっこつけ男には通用しないんです。カマトトぶっている場合じゃないんですよ!」

「か、カマトト!? いや、それ以前に歓待の話をしているのになんで誘惑する話になっているの!?」

「何を言っているんですか! 南国の海で青春の一ページなんてサッカリンより甘い事を言っていると喰らう気満々だったのにすかされた宇宙泥棒猫を始めとしたあのむっつり全自動フラグへし折り機にフラグをへし折られたその他大勢に落ちて、最後は男と友情ルートに逃げられて泣くことになります。ここは自分から積極的に一発決めに行ってこそデストロンとしての……ふごっ!?」

 

 そこまで語りつくしテオドラに紐を握らせようとしていたアンナだったが、背後から忍び寄った人物に後頭部を叩かれて床とキスをする羽目になる。

 やってきた年配のメイドはまだ何かを言いそうなアンナの頭部を無言で踏み潰すと、連れてきたデストロン戦闘員に命令を下す。

 

「この馬鹿を連れて行きなさい」

「ここは私に任せてください―!」

 

 両脇を二人の戦闘員に抱えられ、アンナはずるずると引きずられ部屋の外に連れ出された。

 声が聞こえなくなったことを確認すると、老齢のメイドはため息をつく。

 

「まったく、あの子ときたらは……」

「アンナにペースを乱されましたが、あくまで歓待ですよ。いずれ来る組織の再統合に向けての派閥作りの一環ですからね」

 

 机の上に置きっぱなしの紐と普通の水着(当社比)を極力視界に入れないようにしながらテオドラは何とか取り繕う。

 先ほどはアンナの迫力に押されてしまったが、そういうやましい欲求では無い。ミカとアインロールド、あの優秀な二人を自派閥に入れるための工作なのだ。

 ライダー殺しの少年と天才科学者の少女は、ぜひ自派閥に加わって欲しい人材なのだ。

 

 

 

 テオドラがアインロールドという人物の事を知ったのは、まだ再生ショッカーが存在していたころの話だ。

 

 すでに幹部候補生としての教育を受けていたテオドラの耳にも、錬金術関連ラボ壊滅事件の話は当然届いた。

 事件の下手人は最近開発された次世代型ライダータイプの改造人間だという話だ。

 

 当然ながらこれは大問題となる。

 

 それはそうだろう、ショッカーにとって最大の宿敵とされる仮面ライダー1号及び2号はショッカーの手で生み出された改造人間だ。

 そのライダータイプの改造人間も、仮面ライダーとして組織を裏切るつもりなのではないかとの疑いがかけられた。開発者であるショッカー・チルドレン・スクールの科学者の責任を問う声もあり、両名を処刑するべきだという意見も出たほどだ。

 

 結論を先に言えば錬金術師がスクールの子供を無断で連れ出した事が事件の発端であり改造人間が一体犠牲になっているため、スクール側の自衛行為という事で決着はついた。ただし、問題の改造人間は再度の洗脳処置を施した上で開発者共々幹部候補生へと格上げする事となる。

 これはスクールに相当有利な裁定だ。どうやら複数の大幹部がスクール側に肩入れをしたらしい。実績のない者に対する露骨なえこひいきを前に、当時の幹部候補生たちの間で二人は嫌われていたと言って良いだろう。

 

 テオドラも顔形こそ整っていたが覇気の無い少年と暗い雰囲気を漂わす少女などとは特に友誼を結ぼうとは思わなかった。

 そう、あの時までは……。

 

 

 

 簡単な任務の筈だった。

 古代遺跡より発掘された宝飾品……。超古代に製造された超兵器のコアパーツの奪取。それだけのよくある任務だ。

 実際、ろくな警備など敷かれていない発掘事務所など簡単に包囲、侵入が出来た。

 

 ただ、奪取チームは運が無かった。

 

 襲われた事に驚いた発掘ボランティアの子供が運悪くコアパーツを中途半端に起動させてしまい、別世界への門が偶然開かれてしまった。

 だが、これは不運ではない。時間をかければ帰る事など容易かった。

 本当の不運はその町でライダーバトルが行われており、そこに最凶最悪の男がいた。そして彼女たちはその男の目についてしまった。ただそれだけだ……。

 

 

 剣は折れ、鎧兜も半分は砕けた。

 這這の体で逃げ出したが、大した距離が稼げた訳でもない。いずれはあの男が追い付くだろう。

 

「まったく、気まぐれなんて起こすものじゃありませんね……」

 

 路地裏の壁に身を預けながら、少しでも体力が回復するように息を整える。

 取り巻き連中は逃げてしまいもういない。まぁ、どうせ今頃ミラーモンスターの腹の中だろう。

 

「犬のお姉さん……」

 

 まったく、ショッカーらしくこんな子供見捨てれば良かったのだ。

 宝飾品だけ奪いどこかで身を隠しておけば、こんな事にはならなかっただろう。

 

 ミラーワールドに取り込まれた子供を餌にしようとしたライダーと戦い打倒した。それがあの男の目に留まってしまったのだ。

 

「犬ではないと……。あなたはどこにでもお逃げなさい。どうせあの男はあなたなどには興味は無いでしょうから、運が良ければ助かりますわ」

 

 宝飾品が力を取り戻せば門が開き帰れるだろう。

 あるいはお人よしの仮面ライダーにでも出会えれば、元の世界に帰してもらえるかもしれない。

 どちらにせよミラーモンスターに見つからないのが条件であり望みは薄かった。それでも、このままここにいても戦いに巻き込まれるだけだ。

 自分はもう力を制御できるような余裕は無いし、あの男は子供を巻き込む事など気にもしないだろう。

 

「で、でも……」

「良いから行きなさい! 食われたいのですか?」

 

 怒鳴りつけると、先ほどまで見せていた怪人体を思い出したのか子供はついに駆け出していく。

 これで良い。いても邪魔なだけだ。

 

 それからさほど時を置かず、金属のブーツがアスファルトを打ち付ける音が周囲に響く。

 ついに来たか……。テオドラは体重を預けていた壁から離れると、半ばから折れた剣を鞘から引き抜く。

 

「あー」

 

 紫の仮面ライダーが、首を回す独特な仕草をとりながらゆっくりとこちらに近づいてくる。

 ねじくれた牙を思わせる剣を肩に担ぎながら、男はどこか気怠そうに、それでいて楽しそうに語り掛けてくる。

 

「あれで終わりじゃないだろう。俺を楽しませろよ」

 

 返答は投擲された折れた剣だ。

 もはや役に立たない剣を投げつけると、テオドラは再度の怪人化を行う。

 

 口は大きく裂け、牙が生えそろう。顔は髪と同じ色、銀の毛に覆われ、三角の耳が頭部から生える。

 腕にはナイフを思わせる黒く巨大な爪が生え、鎧の隙間から銀色の尾が生える。

 直立した銀狼。それが彼女のもう一つの姿であった。

 

「貴様ごときに、やられはしません!」

 

 虚勢だ。すでに力の大半は使い果たした。

 だからと言って、ライダーに無様に殺されてやる謂れはない。

 

 黒い爪とねじくれた剣が交差する。

 激しい火花を散らし剣と爪が火花を散らす。

 一見互角。だが、すでに消耗が激しいテオドラに紫のライダーと長時間打ち合う余裕はない。

 

 数度目の打ち合いの末、互いに背後に飛び距離を取る。

 

「凍り付きなさい!」

 

 先に動いたのはテオドラだ。

 その鋭い爪を地面に突き立てると、四方八方に大地を伝わり冷気の糸が拡散する。

 その糸に触れた地面の上のオブジェクトが凍り付き、砕けていく。

 

「はっ!」

 

 雑な攻撃だ。紫のライダーはその攻撃を鼻で笑うと、糸を飛び上がって避ける。

 大した距離ではない。このまま懐に入り込むのも容易だ。

 

 剣を振りかざし飛び込んでくる紫のライダーに、テオドラが内心でほくそ笑む。

 

「死になさい!」

 

 彼女の叫びに呼応し、張り巡らされた氷の糸が躍動し、上空に向かい氷の牙が一斉に射出される。

 銀狼テオドラの必殺技、凍てつく牙が周囲のありとあらゆる存在に対し、無差別に襲い掛かる。

 

 だが……。

 

「そんなもんか」

 

 唐突に、空を飛ぶ紫のライダーの下を、何かが高速で這い進む。

 紫のライダーに襲い掛かるはずだった氷の牙は、その全てがその巨大な蛇のモンスターに吸い込まれる。

 さらに、紫のライダーは蛇のモンスターを足場にすると一気に掛けて距離を詰め、そのねじくれた剣でテオドラに一撃、二撃を叩きこむ。

 

「きゃああああっ!」

 

 必殺技を解き放つため、地面に爪を突き立てた状態だ。

 ライダーの攻撃をかわせるはずも無く、テオドラは悲鳴を上げて大きく弾き飛ばされ壁に激突し崩れ落ちる。

 もはや怪人化を維持する余力もない。

 爪は消え、わずかに耳などが狼の名残を残すのみだ。

 

「終わりみたいだな。死ねよ」

 

 

【FINAL VENT】

 

 

 一枚のカードが、紫のライダーが持つ蛇の頭部を模した召喚機に飲み込まれる。

 先ほどの蛇のモンスターが咆哮を上げながら地を這い紫のライダーの背後から迫る。

 

「でやあああああああああああ!」

 

 紫のライダーもそれと同時に地を駆け、そして跳躍。

 蛇が吐き出した毒液の勢いに乗り、テオドラに迫りくる。

 

 死ぬ覚悟が無かったわけではない。

 だが、この理不尽な死に、何の目的も果たせぬまま消える運命に、彼女は恐怖と悔恨に思わず目をつむる。

 

 

 だけど……。

 

 

「ライダアアアアアアアアアア、キイイイイイイイイイイイイイック!!」

 

 死をもたらす衝撃はいつまでも来ない。

 彼女の耳に届いたのは少年の裂帛の気合の声と、何かがぶつかり合う激しい衝撃。

 そして、巨大な爆発音。

 

 恐る恐る、テオドラはゆっくりと目を見開く。

 そこにいたのは、バッタを模した黒いヘルメットと赤い複眼、そして黒い強化戦闘服に身を包んだ戦士が彼女の目の前に降り立つ瞬間であった。

 

「テオドラさんだっけ……?」

 

 唐突に現れ紫のライダーを蹴り飛ばした男は、微妙に困惑がにじむ声で彼女に呼びかけた。

 半ば怪人化が解けた顔を見て、嘲笑っているのか?

 

「犬のお姉ちゃん! 仮面ライダーが、仮面ライダーが助けに来てくれたよ!」

 

 さらに、先ほど逃がしたはずの子供までやってくる。

 状況的に子供が彼を連れてきたのだろう。だが、そもそもこいつがミラーワールドにいる理由が分からない。

 

「お前はアインロールド? なぜ貴様がここに!?」

 

 そう、唐突に現れた男の名前はアインロールド。

 彼女と同じショッカーの幹部候補生にして、ショッカー・チルドレン・スクールの作り出した実験体。

 

 今回の任務に当たったのは彼女とその取り巻きだけだ。アインロールドは当然この任務に参加はしていない。

 助かった事の安堵よりも先に、疑念が彼女の脳裏によぎる。

 そんな彼女の厳しい声に、アインロールドは心外だとばかりに肩をすくめてこう言った。

 

「あんたの所の赤毛のメイドさんに礼を言っておく事だ。彼女が駆け込んでこなきゃこの場に来る事は無かった」

 

 これは後から知った事だが、メイドのアンナはこのころ既にミカやアインロールドと付き合いがあったらしい。

 本部からめったに出る事を許されないアインロールドに代わり菓子等を購入していたようだ。

 

「さてと、ライダーの面汚しとご対面とするか」

 

 テオドラの困惑をしり目に、アインロールドは先ほど蹴り飛ばした相手の方向に向き直り構えをとる。

 横からの不意打ちだったとはいえ、ファイナルベントの態勢に入っていた相手だ。

 

 あの程度で死ぬような玉ではあるまい。

 

 彼の予想通り、崩れた建物を押しのけ紫のライダーがその姿を現す。

 ダメージが無いわけではなさそうだが、戦えないほどではない。

 いや、それどころか先ほどまでを上回る殺気と闘気、そして狂気を垂れ流しながら紫のライダーはゆっくりと歩みを進める。

 

「ひっ!」

 

 その姿に子供は小さく悲鳴を上げ目じりから涙をこぼし、ショッカーの幹部候補生であるテオドラですら無自覚に子供を抱き寄せてしまう。

 

「ん~。はっはっはっはっはっ……」

 

 紫のライダーから不気味な哄笑が漏れる。

 奴の視線がアインロールド一人に注がれる。

 

「お前、そっちの女よりよほど楽しめそうだな」

「はっ。貴様なんぞ楽しませてやるか。屈辱の海に沈めてやるよ」

 

 二人の悪のライダーが対峙し殺意と闘志が渦巻く。

 互いに得意とする構えをとり相手の一挙手一投足を見逃すまいと緊張が走る中、アインロールドは振り向きもせずに背後にいる二人に向かいこう言い放つ。

 

「安心しな。もう、あんた達には指一本触れさせやしない」

 

 

 

 

 白馬に乗った王子様に期待するような可愛らしい性格はしていないが、あの時のアインロールドは強く、美しかった。

 あの時の彼の戦いは今でも克明に覚えている。

 

 彼を旗下に欲しい。

 

 デストロンの指揮官として、あるいは将来の大幹部としてそう思うのは当然の流れだ。

 そう語るテオドラを見て年配のメイドは主に気が付かれないように小さくため息をつき、いつの間にか部屋に戻っていたアンナは勝手に茶菓子を齧りながらこう評した。

 野心を語りながらも、あれは恋する乙女の顔だ。

 

「ったく、さっさと素直にならねーとトンビに油揚げをかっさらわれるっつーのに。お嬢様といいミカちゃんといい、めんどくさ……。二人まとめて喰ってくれないかな、あのむっつりボーイ」

 

 アンナが再び老メイドにより退場させられた事は言うまでもないだろう。

 

 

※※※※※

 

 

 その男がファアア国際空港に降り立ったのは昼を過ぎてからだ。

 半袖のシャツにチョッキという軽装の男は、手荷物のズタ袋を一つ背負うと観光施設に目を止める事なく空港を後にする。

 観光旅行の客にしては表情が険しく、ビジネスマンには到底見えないその男は、建物の外に出ると南国の日差しに目を細めた。

 

「ヘイ、シャッチョウサン。イイ観光すぽっとガアルヨ!」

 

 不意に、男の背後から何者かが声をかけてくる。

 振り向いた先にいたのは、アロハシャツに半ズボンといういかにも観光地にいそうな男だ。もっとも、どう見ても彼はモンゴロイド、それも日本人であり現地の住民ではない。

 恰好は現地に溶け込むために必要なのだから良いとして、そのいかにもな片言は何なのだ。前世紀のムービーによく出る怪しげな中国人ではないか。

 男は知っている顔の小芝居に頭を抱えつつも相手の名前を口にした。

 

「いい歳をこいて何を馬鹿な事をやっているんだ、結城」

「俺も歳だからな。たまには若ぶりたいのさ。久しぶりだな、風見」

 

 若ぶりたいも何も、ここ40年ぐらい見た目はさほど変わってないだろう。多少の生体強化はしているだろうが、ほぼ生身のはずなのに何でこいつはほとんど老けていないのか。

 風見志郎は長年の戦友の不変っぷりを指摘したい感情を寸前で飲み込む。

 

「で、急に呼び出してどうしたんだ?」

「ああ、ちょっと色々あってな。どこから説明したものか……」

 

 割とややこしい事態の発生に、結城丈二は彼らしくも無く少し考えこんだ。

 

 

 空港に降り立った男の名前は風見志郎。もう一つの名を仮面ライダーV3。

 彼を待っていた男の名前は結城丈二。またの名をライダーマン。

 

 

 栄光の七人。二人はそう呼ばれる伝説の戦士であった。

 




 30話近くやってようやく出てきた事実。主人公の自己評価はかなり信用できない(おい
 結城さんの見た目は若いままです。なぜなら天才だから(おいおい

 後、本作ミラーワールドは財団X製(アウトサイダーズ仕様)なので生身でも平気です。
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