家に帰ったら部屋にGUMPがあったせいでデビルサマナーになってしまった大学生男子の話   作:XX(旧山川海のすけ)

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第4話 変なモデルガンから

「秀司、モデルガン買ったの?」

 

 志乃も気づいて、そんなことを。

 俺は首を左右に振る。

 

 俺はモデルガンには興味無いんだよ。

 餓鬼の時分は玩具のピストルで遊んだことはあるけど。

 

 何でこんなもんがあるの?

 

 ……でも、変なデザインの銃だな。

 

 銃身がさ、妙にデカいんだ。

 こんなので狙いとかつけられるのか?

 

 銃は知識が全く無いけど、こんな銃実用性無いんじゃ無いの?

 だから、変な話だけど……

 

 本物の銃だと思わなかった。

 

 もっと銃っぽいものだったら、警察に即座に連絡入れてたんだが。

 ……でも、気持ち悪いな。

 

 空き巣でも入ったのか?

 こんな学生の部屋に?

 

 ……ちっさい液晶テレビもレコーダーも、ノーパソもそのまんまだしな。

 これが真っ先に行かれるだろ。

 空き巣なら。

 

 ……うーむ。

 

「まぁ、明日警察に相談に行くわ。この玩具もそのときに持って行こう」

 

 そう言いつつ、妹と志乃が見守る中で、俺はそれをローテーブルから拾い上げた。

 

 その瞬間だった。

 

 部屋の床板に、魔法陣が浮かび上がったんだ。

 

 えっ?

 

 ……誰も動けなかった。

 

 固まる俺たちが見守る中。

 その魔法陣から……

 

「ソレサワタ……ウォレィ、オマエ……コロス」

 

 赤黒い色の人影が現れたんだ。

 腐ったような臭いのする人影で。

 

 服は着ていない。

 ただ、性器や乳首みたいなものがなくて。

 

 通常の下顎が無く、そこから鳩尾と腹部にかけて、縦に裂けた大顎になってて。

 

 目玉がまるでナメクジかカタツムリのように飛び出している。

 

 ……何だこの化け物……?

 

「キャアアア!!」

 

 志乃の悲鳴で我に返る。

 あんまりな現実で、一瞬受け入れられなくて固まっていたけど。

 それで再起動した。

 

 俺は咄嗟に叫ぶ。

 

「志乃ッ! 晶ッ! 逃げろッ!」

 

 2人を逃がさないと!

 それしか考えて無くて。

 

 とっさに、手の中の変な銃を構えていた。

 

 変な銃だけど、もしかしたら武器かもしれない。

 持った感じがずっしり重くてさ。

 触る前は変なモデルガンって思ったけど、持ってみると「ひょっとしたら」と思ったんだな。

 

「ウィアアア」

 

 化け物は変な鳴き声を上げて、迫って来る。

 俺はそいつを狙って、その変な銃の引き金を……

 

 引いたんだ。

 

 すると

 

 銃の銃身部分が、ガチッと音を立てて真っ二つに割れて。

 蝶の羽のように左右に広がって……

 

 そこから何かが飛び出して来た。

 

 それは発光体だったんだけど……

 

 光る人影になり

 

「助かった。感謝する」

 

 そうその光る人影は言い

 

「お前はもう用済みだ。あばよ」

 

 光る人影は化け物に手を翳し

 

 そこから炎を放射して

 

「ギュアアアアアア!」

 

 瞬時に化け物を丸焼きにして、消滅させたんだ……!

 




光る人影の正体は?

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