命の天秤を狂わす者   作:月山 白影

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は〜いすみません。今日少し読みにくくなっております。あしからず。


夢の中の対話と一つの仮説

 

 

 

 

ミツキがアリウスに着いた頃はもう夜だった

 

 ミツキ「夜か…そういや…前はこの時間帯だと殺しばっかしてたなぁ…あの頃に戻りてぇ…まぁ…いっか…とりあえずは…殺しに行くとするか…俺の獲物を横取りした罪は重いからな…」

 

ミツキは手当たり次第に家を荒して探したりした

 

 ミツキ「クッソ何処にも居やしねぇ!!あ〜苛ついてきた…」

 サオリ『ふっ、殺人鬼は短気なのか』

 ミツキ「お前自ら出て来るたぁいい度胸だなぁ!!!」

 

ミツキはサオリめがけて一直線に走り出す

 

 サオリ『遅い。私の得意な地形で私に勝てると思うな!』

 ミツキ「黙れっ!!!」

 

ミツキはサオリに向けて拳を進めるがサオリの横腹を通り過ぎ、サオリは通り過ぎた腕を掴む

 

 ミツキ「クソッ!!」

 サオリ『言っただろう。私に勝てると思うなよとな』

 

サオリはミツキのお腹を蹴り、ミツキは吹き飛ぶ

ドゴンと音がする

 

 ミツキ「クッ…クソったれぇ……」

 サオリ『なんだ。前より頑丈になってるな』

 ミツキ「褒め言葉かぁ?」

 サオリ『知らんな。とりあえず…貴様は消えてもらう。私たちの計画に邪魔になるからな』

 

サオリは銃を構える

 

 ミツキ「なぜだ…もうババァは…消えたはずだ…」

 サオリ『マダムはまだ生きている』

 ミツキ「なっ……殺したはずだ…」

 サオリ『残念だったな』

 ミツキ「ふざけんじゃねぇ…」

 

ミツキは立ち上がる

 

 サオリ『もう無駄話は終わりだ』

 

サオリは何千発もミツキに撃ち込む

 

 ミツキ「あ゙ぁ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙!!!

 

ミツキは白目を剥き、血反吐を吐き倒れる

 

 サオリ『私の勝ちだ。とりあえずはロイヤルブレッドはマダムの所に持って行くか』

 

サオリはミツキを持ち上げ、銃口をミツキの頭の横に付け連射する

 

 サオリ『少しは仮死状態だろう』

 

サオリは歩き出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツキは再び過去の記憶を見る

 

 ミツキ「チッ…また見なきゃいけねぇのかよ…こんなカス野郎の醜態を…」

 

ミツキは体操座りになり、顔を下に向ける

 

 ミツキ「もう…見たくねぇってのに…もう…嫌だ…なんで…まだ…意識があるんだよ…もう…死ねれば良いのに…」

 

ミツキは深く絶望する

 

 ミツキ「もう…考えたくも無い…復讐なんか…やめようかな…生きてても…辛いだけだし…出来ることなら…苦しまず…死にたいなぁ…なんで…まだ…考えれるんだよ…もう…嫌だ…」

 

ミツキは体操座りの状態でさらに縮こまる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ベアトリーチェ『ロイヤルブレッドはそこに置いておきなさい。』

 サオリ『あぁ』

 

サオリは指示通りにミツキを置く

 

 ベアトリーチェ『なんて生命力なんでしょうか。まだ指が動いてます。本当にこいつは人間なのでしょうか。』

 サオリ『マダム!!下がれ!!!』

 

サオリは突然叫ぶ

 

 ベアトリーチェ『急に何を言っ』

 

ベアトリーチェは吹き飛ぶ

 

 ミツキ「俺は…考えた結果…やっぱり…お前らキヴォトス人が生きてるのが悪い…だから俺は…お前らキヴォトス人を殺す…」

 サオリ『クソッ!もう目覚めたか!!』

 

そこに1人のお嬢様が来る

 

 ミカ『やっほ〜って感じじゃなさそうだね』

 サオリ『聖園ミカ!手伝ってくれ!!私1人じゃ無理そうだ!!』

 ミカ『オッケー』

 ミツキ「お前らが…生きてても害なだけだ!!」

 

ミツキは壁や天井、あらゆる場所を走り回る

 

 ミカ『あはっ☆その動きちょっと要らないかも!!』

 

ミカはミツキに全弾命中させる

 

 ミツキ「うぐっ…」

 

ミツキは落ちる

 

 ミツキ「まだ…倒れちゃ…駄目だ…目的を…果たすまで…」

 ミカ『サオリ!!そっちに行ったよ!!』

 サオリ『わかった!!』

 

サオリは向かってきたミツキに連射する

 

 ミカ『ごめんね…トウジ君……眠って!!』

 

ミカはミツキを殴り飛ばす

 

 ミツキ「あ゙がっ!?

 

ミツキは倒れる

しかしそこに1人の大人がやって来る

 

 先生『……悪い子には説教だよ!』

 

先生はヒナやミネなどの生徒達を連れて来ていた

 

 ミカ『せっ先生?!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先生『ここは……』

 ???『……初めましてかな、先生』

 セイア『私の名前は百合園セイア』

 セイア『そしてここは君の夢の中だ……或いは、私の夢の中かもしれないがね』

 先生『セイア……』

 セイア『おっと、もしかして「初めまして」ではないのかな?』

 セイア『これは失敬。今の私にとって、時間の流れは少しばかり捻れていてね。しかし先生、大事なのはそこではなく、君と私がこうして会えているということだ。さぁ……では、お話を紐解いていくとしよう』

 セイア『先生、君はキヴォトスの外部から来た者であり大人だ。となれば、契約、取引……そういった「約束事」の持つ重要性について、よく知っていることだろう。例えば「悪魔と契約する」、という言い回しがあるだろう?。言わなくていいことなのだが、勿論腹切りの悪魔の悪魔とは違う。昔話においても「驚異的な存在が何か不注意な約束をしてしまったがために敗北する」、あるいは逆に「そういった約束によって打ち勝つ」というお話は幾つもある。そこからは、こうも読み取れないかい?。単純な紙切れ、或いは口約束に過ぎないとしても……「約束」というものは時に何が強く拘束し、定義付けることもある。契約、戒律、約束……こういったものはそれら昔話と同様に、キヴォトスにおいても重要な概念だ。例えばトリニティの経典には太古の始まりの「神性」、そしてそれと間に締結された10の戒命が描かれている。その他にも、私たちは、原初において「約束」を破ったから楽園から追放されたのだ……そのような事も書き伝えられている。「エデン条約」、これ自体が、学園間で行われる約束事であることは確かだ。しかし、この条約が行われる「特別な場所」……そして条約締結のために集まった、代表者たちの資格。こういった要素により、これは大きな意味を持つ「約束」となった。歪曲されつつも。これは明らかに「公会議」の再現。そしてその約束である「戒律」を守護するユスティナ聖徒会を、特殊な方法で「複製(ミメシス)」として顕現させた。つまるところ、契約を曲解し、歪曲し、自分たちの望む結果を捏造した……そうまとめても良いだろう。これがゲマトリアの言う、「大人のやり方」……』

 セイア『……。』

 セイア『……ああ。念のために言っておくが、私はこれらのことを事前に全て知っていたわけではないよ。あくまで君の夢を通じて、観測しただけだ。あれらは私の基本的な理解を超えた、不可解な存在だからね。形式的な話から離れると、つまるところ……アリウスの背後には「ゲマトリア」がいて。アリウスは倒れることも死ぬことも無い、強大な軍隊を手に入れた。これが現在の状況にして事実。私たちがかつて追放された楽園……「エデン」、その名に冠する条約のもとに。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 セイア『……。』

 セイア『これが全ての、無意味な足掻きの終着点……。私はアズサに警告をしていた。何度も何度も、このような結末になるだろうということを。それでもアズサは、希望を抱いてしまった。淡い希望を。』

 セイア『……だから言っただろう?これが物語の結末。何もかもが虚しく、全てが破局へと至るエンディング。ここから先を見たところで、無意味な苦痛が連なっていくだけだ。これはつまるところ各位が追い詰められ、結局誰かが誰かを殺める物語。もしかしたらトウジ基ミツキがこれまでの比にならない程の大量殺人をするかもしれないし、しないのかもしれない。結局誰かが、人殺しにならざるを得ない話。不快で、不愉快で、忌まわしく、眉を顰めるたくなるお話だ。悲しくて、苦しくて、憂鬱になるような。それでいて、ただただ後味だけが苦いお話……そうは思わないかい。しかし紛れもなく、真実の物語でもある……。これが、この物語の正体だ。君は以前、五つ目の古則に対してこう言っていたね。「ただ楽園が、あると信じるしかない」、と。然して、信じた結果がこれだ。元より不可能なことだったのだよ。エデン条約、お互いに「憎み合うのはもうやめよう」という約束。そんなこと、できるはずが無いというのに……。ただでさえミツキと憎み合って居るのだというのに……。その上、条約の名前に「エデン」と来た。ここで楽園の名前だなんて、相変わらず連邦生徒会長の不愉快な冗談は皮肉にもほどがある。下手すれば悪意すら感じてしまいそうなほどだ。このプロセスを経てら確認できたものはあるだろう。それは不信から降り積もった、ゲヘナとトリニティの互いへの恨み。そしてアリウスたちが持つ恨み。それらを通じてこの条約は、歪な形で完成されてしまった。何よりも皮肉なことに、どこにも存在しない、証明すらできない……その楽園の名前を携えて。まさに、楽園から追放された私たちにふさわしい結末かもしれないね。』

 先生『……わかったよ、セイア』

 先生『……君も、その後はどうなったのか見ていないんだね?』

 セイア『……?』

 セイア『……見る必要が、あるのかい?悲しいエンディングの後、そこに続くエピローグを見たところで悲哀が増すだけ。苦しみが連なるだけだ。』

 セイア『……それで?何が「わかった」と言うんだい?』

 先生『……この後のお話を確認するのは、怖かったよね』

 セイア『何を……』

 先生『だから夢の中に隠れて起きられず、ずっと彷徨ってたんだね。』  

 セイア『わ、私は……先生……君は一体、何を……?』

 先生『私はやらなきゃいけないことがあるから、戻らないと』

 セイア『戻る……?』

 セイア『待ちたまえ。私と違って、君の身体はまだ治ってすらいない。そして何より、君が起きたからと言って何も変わるわけではない。これは私の未来予知で判明している……。いや、「七つの古則」から既に導かれていた、この世界の真実だ……!』

 先生『実のところ、楽園の証明にはそこまで興味無くって』

 セイア『……。』

 セイア『……七つの古則を、否定するつもりかい?』

 セイア『楽園の存否は、全ての人たちにとっての宿題だろう?それの存在を証明できなければ、何も……』

 セイア『……先生。君は未だに、楽園を信じているのかい?証明すらできないまま、ただ盲目的に信じていると?「楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか」……』

 セイア『つまりこれは楽園照明の話ではなく、ただそれを信じられるかという話だとでも……?』

 先生『……ごめんね、今は生徒たちを助けに行かなきゃ。また後でね、セイア』

 セイア『……待ちたまえ先生。もう一つ、言っておきたい事がある。ミツキについてだ。』

 先生『ミツキについて?』

 セイア『あぁ、一つの仮説なんだがね。』

 セイア『もしかしたら、ミツキは約束を破り楽園を追放された私たちを殺しに来た死神という存在かもしれない』

 先生『……それだけ?』

 セイア『あぁ、それでも君はミツキも助けると言うのかい?』

 セイア『私はそれが気になって仕方がないのだ』

 先生『ミツキも皆も全員私の「生徒」だからね』

 セイア『……そうか、なるほど。ありがとう。頑張りたまえ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして現在に至る

 

 サオリ『まだ生きていたのか』

 先生『生徒全員を助けるのが私の仕事であり、するべき事なんだ』

 

          

夢の中の対話と一つの仮説




sky-commanderさんお気に入り登録ありがとうございますご感想などお待ちしておりますこれからも温かい目で見てちょ。

は〜い今日は4427文字程書きましたよ〜。だから何だって話なんですけどね。他の投稿者さんはこれの倍を当たり前に書いてるから半人前なんですけどね。ハハッ!!
てか何が正義の味方だ馬鹿野郎!ただ単につまらんから付けてるだけだろこのバカタレが
           次回もお楽しみに!!
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