才能に恵まれすぎたドMが魔法界で百合逆ハーレムを目指す話 作:ひさなぽぴー
ダンブルドア先生との密会は、この日は延期になった。なんでかって、ニコ殿下との直接面談が急遽入ったからだね。
で、翌日は先生が所用で校内にいないってんで、彼との密会は結局翌週に持ち越されることになった。
まあしょうがない。そういうこともある。
というわけでこの日、何の気兼ねなく眠りについたわたしは、ルーナにかけられてた
前回は触手プレイで最高に気持ちよくなったけど、今回は秘密さわさわで最高に気持ちよくなったよ。
日本の、かなり乗車率の高い電車を想定した場所を具現化。そこに乗り込んだところで、後ろからあれやこれやとおさわりされまくた挙句に……っていうシチュエーションだ。
いやあ犯罪なのはわかってるけどねぇ、わたしゃねぇ、それはそれとしてこのジャンルのえっちコンテンツが前世から好きでねぇ!
初めてこのジャンルを見たときから、ずっとやってもらいたかったんだ!
おじさんを秘密さわさわしてくれる人なんているはずもないから、前世では諦めてた……だが今は違う!(ギュッ
何せ今のわたしは、みんながうらやむ美少女ぼでー。今なら需要があるし、実際にそういうことをされるチャンスはあるはずだ。
とはいえ、現実世界でやるには色々とハードルがね。ロリど真ん中のわたしに手を出すのは二重の意味で犯罪だから、どれだけの人がわたしに手を出してくれることか。
あとそもそもの話、今となってはハーミーたちがいるから、わたしの身体を彼女たち以外のどこの誰ともわからないおじさんとかに許すのはちょっとね。NTRというジャンル自体は否定しないけど、彼女たちを悲しませることは本意じゃないんだよね。
前にも言った通り、わたしはわたしが苦しませられるのはどんだけでも受け入れられるけど、わたし以外の人がそういう目に遭うのはヤなタイプのドM。かわいそうなのは抜けないのだ。
エロ漫画の中の非実在青少年ならそれでもよかったけど、現実でそれは無理。
あとまあ、それらを許したとしても、現実じゃどんなにがんばって隠しても絶対周りにバレるしね。所詮AVはファンタジーなんだよ。
そういうことしてるときの音って、わりと普通に周りに聞こえるからな。あんな気づかないなんてこと、あり得ないのよ。
……何で知ってるんだって? ヤだねぇそいつをわたしに言わせる気かい?
もちろん魔法があれば、どれだけでもごまかせる。でもマグル界のど真ん中とも言える電車の中、マグルばかりでごった返してる中で魔法使うのは法的にだいぶ危ない橋だし、魔法にしたって限度ってもんはある。
ということで、そういうのは夢の中でヤるに限るってワケ。
もちろん自分の意思で具現化してるから恐怖心とか、それなのに感じちゃう背徳感とかは感じづらいんだけど、そこは夢なのでね。明晰夢としての体裁は最低限残しつつ、あえてこれを夢という認識を自分で薄めることで、そのハードルは乗り越えることができた。
おかげさまで疑似的なNTRプレイも挟みつつ、電車の中でぶち込まれてさんざんによがり狂うという夢のような(実際夢である)シチュエーションを最高に味わい尽くすことができたよ。
現夢、最高。ありがとうルーナ。本当にそれ以外に言葉が見つからない……。
ふふふ、次に現夢をかけてもらったときはどんなプレイをしようかな。夢なんだし、どうせヤるなら現実ではヤりづらいやつがいいよね。
壁尻とかどうだろう。感覚遮断落とし穴も捨てがたいよなぁ。スライムプレイなんかもやってみたいなぁ。
うーん、文字通り、夢が広がる!
まあとはいえ、次は
そういう意味でも、夢が広がるんだ。人の夢は終わらねェんだ。百合逆ハーレムもそうさ、必ず存在する。
「……寝起きのこれさえなければね」
夢の中とはいえ、現実に一切影響がないわけじゃない。散々に感じまくったあとだから、起き抜けのわたしの身体とベッドはひどいことになっていた。
ぐしょぐしょでべたべた。普通に気持ち悪い。
それと、事前にしといた録画内容を確認したところ、普通にめっちゃオホ声出しまくってるっぽくて笑うしかなかった。これはひどい。
消音の呪符使ってたから「声を発してるだろう」って様子に留まってて、実際に声が出てるわけじゃないんだけど……いやあ、使っといて正解ですねこれ。もしもなかったら、とんでもない声量のオホ声が室内に響きまくってたはずだもん。
ただ、夢の中の記憶と照らし合わせると、夢の中ほど断続的に声を上げてるわけじゃないっぽい点は、ちょびっと朗報かもな。雰囲気的に、深くイったときだけっぽい。
これなら、わたしみたくハードなプレイを夢の中でしない限りは、周りにバレる可能性かなり低いんじゃないかしら。特にタチに立ってるほうは、そうそう声を上げる機会もないだろうし。
そんなことを考えつつ、スコージファイとテルジオでまとめて清めていく。
でも、なんかあんまりきれいになった感じがしないなぁ。特に身体。朝風呂入っちゃおうっと。
ちなみに、なんだけど。
「ねえリン……その、お風呂に入らせてもらいたいんだけど……」
「リン……あの、お風呂に入りたいのですけれどよろしいかしら」
言い方は多少違えど、ハーミーもダフネもこの日の朝は顔を合わすや否や同じことを言ってきた。
二人とも顔がほんのり赤かったから、まあそういうことなんでしょう。二人も現夢かけてもらってたから、明晰夢を見たはず。
つまり、ゆうべはおたのしみでしたね、ってことだ。いいねいいね、順調にえっちにどっぷり浸かってきてるね。
特にハーミー。君確か現夢のこと、夢の中でも勉強できる素晴らしい魔法とか言ってませんでしたっけ?
なのにそっちに行っちゃったなんて、もう完全にわたしの境地に立ててるよ。
えへへ、お揃いだね♡ これで共夢を使ったら、どうなっちゃうんだろうね♡
ああうん、もちろんお風呂は貸すよ。好きなだけ使ってくれて構わないからね。
だから、どんな夢を見てたのか教えてほしいところさん。どうなんだい? へへっ。
……え? わたし?
…………。
うん。
この話、やめよっか!
***
この話はやめたけど、えっちな話はまだ続く。本来ならえっちな話ではないけど、わたしとえっちは切っても切り離せない間柄なのだ。
どういうことかというと、ずばりジェネリック陰陽薬が完成しました。
昨日の今日で? と言われるかもしれないけど、これはわたしも思いました。醸成はどうやら、13時間がちょうどよかったらしい。よかった、24時間とかにならなくて。
とはいえ、完成という言葉には現状まだ疑問符がつく。魔眼で視る限り、陰陽薬と同じ状態になっているとは思われるんだけど、効果のほどがどれくらいかは使ってみないとわからないからだ。
もしかしたら、効果はあっても本来の陰陽薬より弱いとか、そういうこともあるかもしれないしね。
まあだからといって、わたしたち以外で試す道はないんだけどね。であればとりあえず、当人であるダフネでもういきなり使ってみるしかない、ってことで飲んでもらったんだけど……。
「クソマズいですわ」
「ダフネ、言葉遣い崩れてるわよ」
「それくらいおいしくないのですわ! さながら百味ビーンズのハズレ味すべてを足して、割らなかったような味ですのよ!?」
味に関しては最悪とのコメントをいただいた。味は魔眼でもわからないから、こういうこともあるのか。
ちなみに、陰陽薬はわりとおいしいらしい。女の子に男の子が生える(ちなみに男の子が飲んだときの副作用は、女の子が生じる)っていう効果と合わせて、マジで日本人が作った薬だなって感じする。
ただそれだけの落差があると、余計にまずく感じちゃうのかもね。要改良ですな。
一方で、目的の呪いを薄める効果自体はちゃんと機能した。陰陽薬を飲んだときと同じく、呪いがあちこち穴あきになって効果が弱まってることがきちんと確認できた。
そして効果時間も、本家ほどじゃないけど6時間半ほど続いた。これなら一応、成功と言っていいんじゃないでしょうか。
あとは肝心の副作用……じゃないや。大切な……いやこれも違うか? でも違わないんだよな。まあもうなんでもいいか。
とにかく、わたし的には肝心なことでもある、副作用。これもちゃんと機能した。ちゃんとダフネにダフネが出現した。
これがそういう目的で使えるかどうかも、ちゃーんと確認したよ。ええ、とてもいいものでした。
もちろん、ハーミーも参戦だ。呪いを受けてない人が飲んだらどうなるかも調べておきたかったから、飲んでもらったんだよね。これは検証作業です、いいね?
で、きちんと効果は発揮されまして、二人がかりで気持ちよくしてもらいました(手のひらドリル
リンちゃん大満足。はぁんやっぱり身体の奥を蹂躙される感覚、さいこう♡
「あとは何か調べておくことある?」
「消費期限かな。本家陰陽薬より長持ちするのか、しないのかは調べておきたいよ」
「そうですわね、それは大事な情報ですわ」
事後のピロートークも終えたあと。わたしたちは裸で身を寄せたまま、できたばっかりのジェネリック陰陽薬の総括をする。
時折キスが挟まるのはご愛敬だ。さっき行為のとき二人同時に催淫魔法使ったからか、ハーミーとダフネの間でもたまにキスが交わされてる。
それをこの至近距離で見れるの、百合の特等席すぎてめっちゃいい。壁際の観葉植物になれた気分だ。
「それが終わったら、次は生やす薬かな。でもこれはたぶんそんなにかかんないと思う。ここまでの研究で大体どこをいじればいいかわかってるからね」
陰陽薬はそもそもの話、女の子に男の子を生やすための魔法薬から生まれた魔法薬だ。要するに発展形なんだよね。
だから材料はもちろん、製造過程もかなり似てる。陰陽薬から一部の材料と工程を省けばあら不思議、呪いに効く万能薬がえっちなおくすりに早変わりってわけ。
ジェネリック陰陽薬でも、この関係は成立することがここまでの研究でわかってる。だからこそ、どこをどうすればいいのかは想像がつくから、そんなに時間はかからないと思う。
なんなら共通の素材は、ある程度値段も数も入手が難しくないものばかり。ただ生やす薬を作るだけならわりと普通に用意できるようになるはず。
そうなれば、もっと気軽にわたしたちはえっちの選択肢を増やせるわけだ。健康的で文化的なえっち生活が充実するねぇ!
「……ねえリン」
「どしたの?」
「その薬が完成したらの話なんだけど……リンも使わない?」
「ほえ?」
明るい未来を想像して、ほくほく顔のわたしにハーミーが提案してきた。その意味が一瞬わからなくて、わたしはきょとんとする。
そんなわたしの顔を目の前にしたハーミーは、顔を赤らめて若干うつむきながらも、視線は上目遣いにしっかりわたしのほうを向いていた。
「だ、だって……薬を使ったときは、いつも私たちが
……うわあ、死ぬかと思った。かわいすぎて。
こんな至近距離で、突然致死量のかわいいを浴びせないでもろて。
「名案ですわね」
「ダフネちゃんまで」
「あなたのことは愛していますし、あなたを抱くことに不満は何もないですけれど……あれだけ心底気持ちいいとよがる姿を何度も目の前で見せられたら、そんなにいいものなのかしらと思ってしまいますわ」
ハーミーとは逆方向で楽しそうに微笑むダフネ。
その言い方から察してもらえると思うけど、二人ともまだ処女だったりする。ハーミーの言う通り、挿れられるのはいつもわたしだけだったから。
わたしにそのことに対する不満はない。あるはずない。だってわたしは、いじめられるのが好きで、抱き潰されるのが大好きなドMだから。
だから、ハーミーたちにそうするつもりはない。なかった、んだけど……。
「私の初めて、リンにあげる日を楽しみにしてるからね……♡」
「わたくしのも、ちゃんともらってくださいましね……♡」
両側からかわいい女の子たちにそうささやかれて、ノーなんて言えるやつがこの世にいるもんかよ!
でもまあ、ここまでされなくってもわたしは頷いてたとは思うよ。わたしは自分の性欲に忠実な変態って自覚があるけど、それでもえっちが双方向のコミュニケーションってことは理解してるもん。
だからこそ、愛する二人がそれを望むなら、わたしだってたまには生やそうじゃないか。
正直最後に挿れる側だったのって軽く三十年は前のことだから、どこまでできるかはまったく自信はないんですけども。そこはまあ、イザナミ様にもらった才能がなんとかしてくれるでしょう。
むしろ才能が爆発しすぎて、ハーミーたちがネコに目覚めちゃう可能性があるのが怖い。それは困る。
好きな人が望むことはかなえてあげたいけど、わたしはそもそも魂の髄からネコなので……。
……まあでも、そこはきちんと話し合えばいいことか。親しき仲にも礼儀あり。親しきえっちにも礼儀ありだ。
「うん、一生懸命二人のこと気持ちよくするね♡」
だからわたしはそう答えて、改めて二人にキスをお見舞いしたのだった。
久々に全編通してひどい回だった。マジでほぼずっとスケベのことしか話してねぇ。
でも最大瞬間風速で言うと、これでも前章には及ばないんだよな。なんなんでしょうねこいつ・・・。