才能に恵まれすぎたドMが魔法界で百合逆ハーレムを目指す話 作:ひさなぽぴー
クリスマス休暇は穏やかに過ぎていった。ハーミーの家で過ごしつつ、えっちしたり勉強したり、えっちしたり研究したり、えっちしたり開発したり、えっちしたり調べものしたり、えっちしたりえっちしたり。そんな日々だ。
さらには、眠ってる間もえっちしてる。もちろん眠りが浅くなるから、毎日ではないけどね。
夢の中での相手は、ダフネとルーナが中心だ。ハーミーはホグズミード休暇のときと同じく、現実で毎日たくさんシてるからってことでその権利を二人に譲ってるのだ。相変わらずのフェアプレイ精神だよね。
とはいえまったくのゼロってわけじゃなくて、夢の中でしかできないようなことがしたくて共夢を受ける日はまれにだけどある。それについては、そういう気分の日もあるよねってことですね。
……ハーミーの名誉のために言っておくと、特殊すぎるプレイをするために夢を使ってるわけじゃないからね。そりゃあわたしが主体になったとしたら、街のど真ん中とかエロトラップダンジョンとかを用意しただろうけど。
ハーミーはね、もうすっかり成長期で体格も大人の女性が間近まで来てるのをちょっと気にしてたのよ。
わたしはもうこれ以上成長しないから、必然的にえっちの際は対格差で抱き潰されるような形になるのはわかるでしょ?
そうじゃなくて、同じくらいの体格でしたいってのがハーミーの要望だったの。だから夢の中で、入学当初くらいの同じくらいの背丈だった頃に戻って、たっくさんイチャイチャしたんだぁ。
お互い激しさはなかったけど、ハーミーらしい愛にあふれたとっても幸せな時間でしたね……。
ロリ百合はいいものだ。これはそのうち、ダフネともやりたいですね。
ルーナ? ルーナは今のところ、デフォルトがロリ百合なので……将来的には、って感じですかね。
あとこれはえっち無関係なんだけど、イシュカとも一回だけ共夢で遊んだ。八咫鏡を併用する形で、イシュカにはホグワーツの一年生の授業を追体験してもらったよ。ものすごく楽しそうにしてた。
やっぱり真面目委員長系なんだなぁって、はっきりわかんだね。
『こんなに勉強が楽しいなら、主様にもっと教えてもらっとくんじゃったなあ。もったいないことしとったのぅ』
そう言ってるんるんしながら杖みたく尻尾を振ったり、小さくなって箒に絡みついて飛んだりするイシュカは、控えめに言ってかわいいの権化でしたね。優勝。すき。
いやー本当、ルーナ様様だよね。たくさんある儀式魔法の中から、最初に共夢を覚えてくれたルーナの判断は完璧だった。
目下の懸念として、物理的な距離が離れすぎてるから、共夢をかけることができないかもしれなかったんだけどね。でもこれは、ルーナががんばってくれたこともあってか、無事に解決してる。
おかげさまで、クリスマス休暇中の夢ライフはとっても快適で素晴らしいものだったよ。これからも末永く、どうかよろしくしたい。
これだけ活躍してくれてるんだ。年明けに予定してるグリーングラス家での儀式でするだろう活躍分と合わせて、ルーナにはたくさんご褒美をあげないといけないな。
なので二人でたっくさん気持ちよくなろうと思ってます。今からそれも楽しみですね。
そんなわたしの爛れた休暇とは別に、一つ世間をにぎわす大きなニュースがあった。
マルフォイ家のクリスマスパーティに、木寺宮家ご一家が揃ってご参加されたんだよね。翌日の日刊予言者新聞は、一面から三面までに渡ってそれ関係一色だった。
一面を飾る、パパフォイと木寺宮殿下の握手シーン。二面を飾る、ドラコとニコ殿下のダンスシーン。
どっちも、両家が関係をそれなり以上に深めたというアピールとしては、これ以上ないだろう。
いやあ、ニコ殿下のドレス姿はめちゃんこかわいかったですね……。ドレスはドレスなんだけど、和の要素もあって……。こりゃあ来年のトレンドは和洋折衷か? って思ったもんね。
もちろん服の素晴らしさもあるけど、やっぱモデルがいいのが大きい。ニコ殿下は普段からそうだけど、この手の着飾った姿になるとマジで絶世の美少女なのよ。
──だが男だ。この記事を見たホグワーツの生徒たちは、いっそ何も知らないままでいてくれとさえ思う。
話を戻そう。
ともかくそんなことがマルフォイ家のパーティであったわけだけど、どういう思惑で両家が接近したのかは、政治に詳しくないわたしにはよくわからない。
ただ、両者の話し合いにギャレスさんもかかわったみたいだから、グリーングラス家がやり始めた日英魔法界貿易とも言うべき事業に、木寺宮家とマルフォイ家が支援する体制が確立されたんだと思う。ダフネもそう認識してたし。
そういう意味で言うと、グリーングラス家も明確にマルフォイ閥に所属したって周りからはみなされてると思う。
実際間違ってない。ダフネもアストリアも、ドラコと踊ったみたいし。
さらにこれが関係してるのかはわからないけど、年明けと同時にウィゼンガモットのメンバーが数人罷免され、代わってマルフォイ閥の人間がその後釜につくっていう人事が発表されてるんだよね。パパフォイ、今回かなり大きく動いたよなぁ。
何せこの人事異動の結果、ウィゼンガモットにおけるマルフォイ閥の人間は過半数に迫る勢いって新聞には書かれてた。本当かどうかはわからないけど、だとしたらますますマルフォイ家の権勢は上り調子って言っていいだろう。
これは間違いなく原作にはなかった流れで、来年度末以降のお辞儀復活後、マルフォイ家がどうなるのかわからなくなってきた。
お辞儀が復活したら、マルフォイ家を隠れ蓑にするのはたぶん変わらないと思う。リドルの日記を失った責めを負うのも、変わらないだろう。
だけど国外の皇族と関係が深いマルフォイ家を処断したら、何が起こるかわからない。お辞儀がそう考えて、手心を加える可能性はあると思うんだよね。
もちろんお辞儀のことだから、「知らねぇ~~!」ってなる可能性もあるんだけど。そもそも魔法界で王族ってのが日本特有だし、お辞儀不在の間派手にリーダー気取った行動には、プッツンする可能性だってある。
それでも、日本固有の魔法や魔法生物、それ由来の素材などなど。お辞儀が日本との関係を重視しそうなものは、それなりにある。実態はどうあれ、日本の皇族はゴーント家を上回る歴史を持つ純血名家だし。
であれば、マルフォイ家も無事に済む可能性が……あるといいなぁ。あってほしいなぁ。
まあわたしにしてみれば、そういうあれやこれやもそうだけど、木寺宮親王殿下のお顔にびっくり仰天してるんだけどね。なんなら年が明けてからもまだびっくりしてる。
だってまさか、
確かに上様リスペクトって言ってたけどさぁ……! ガチに余の顔見忘れたか的な感じになるとは……見抜けなかった、この海のリハクの目をもってしても……!
顔を見たシチュの順番的には、遠山の金さんだけど……それより、今まで何か不敬なことしてなかったかな。そこだけがちょっと心配。
これはわたしだけじゃなくて、ハーミーも気にしてた。二人して、次に会うときどんな顔すればいいんだろうって悩んだりしてみたりして。
ま、まあこの件に関しては、気にしすぎてもどうしようもない。せっかく学校じゃニコ殿下と先輩後輩になったんだし、何かあってもとりなしてくれるかもしれないし。
ともあれそんな感じで迎えた1994年。わたしはハーミーやルーナと共に、グリーングラス家に来ていた。
アストリアはいつも通り、昼まで起きてこないだろうと見ての朝八時。この日のために、わたしたちは昨夜えっちせずに早めに就寝してる。
「……それじゃ、準備も整ったみたいだし。始めよっか!」
「ええ。よろしくお願いしますわね、ルーナ」
「任せて」
グリーングラス家のダフネの部屋。いくつかの家具が片付けられ、スペースを確保されたそこの中央には、ルーナが描いた魔法陣が存在感を放っていた。
魔法陣の各所には、効果を底上げするためとか色んな意味を持った魔法生物由来の素材が、魔法理論に則って配置されてる。巫女服一式完全武装のルーナと相まって、経典の民が見たら悪魔の儀式なんかに勘違いされそうな雰囲気が漂ってる。
ちなみにこれは完全な余談なんだけど、ルーナ用のえっちな巫女服は現在鋭意製作中です。なかなか時間が取れないからまだ当分先になると思うけど、今から完成するのが楽しみです。
話を戻しまして。
そんな中、魔法陣の中央に置かれたベッドの場違い感よ。既に裸になったハーミーとダフネが並んで腰かけている光景も、なんていうか良くも悪くも浮いて見える。
でも女の子の裸体って、神秘的だよね。さながら絵画みたいな美しさがある。
なお、二人に緊張とかはなさそう。最近はわたしが絡まないでえっちすることもある仲だし、変に気負うものはないんだろう。いいことだ。
なんてことを考えながら、わたしは魔眼を起動。と同時に、ルーナが祝詞を上げ始めた。今回の儀式魔法も、祈りを捧げる要素がある。
祈りの対象は、本来の魔法だとイザナギノミコトだ。たぶんだけど、黄泉の国から帰還した彼が禊を行う過程で多くの神々を生み出したことから、穢れを払い落す……つまり呪いを解くことができる神様として見立ててるんだと思う。
だけどルーナの儀式魔法では、祈りを捧げる相手はわたしになってる。ここの調整に時間がかかってたんだけど、クリスマス休暇中に無事わたしを対象にした形に落とし込むことに成功してね。今回の実験に至ったってわけ。
そんな祝詞と共に、ルーナは神楽鈴を鳴らしながらゆっくりと魔法陣の縁周辺を踊りつつ回る。祝詞が終わるタイミングで、ちょうど一周する形だから回る速度はかなりゆっくりだ。
これに応じるように、ルーナから魔法陣へと魔法力が注がれていく。この辺りの挙動は、ゴーストに作用する
すべての儀式を終えるとともに、魔法陣が起動してそこから対象に向けて魔法の効果がハーミーとダフネを包み込んだ。
ついでに言えば、わたしにも祈りが届いた。クリスマスミニライブ分の信仰が集まってきてパワーアップした感覚があるけど、それは今は割愛するとして。
二人の下腹部に、それぞれ異なる意匠の紋様が浮かび上がるのが見えた。無事に呪いに作用するための力が付与されたんだね。
あとはそれぞれの紋様を付与された者同士がまぐわうことで、両者の魔法力も使いながら呪いを体外に放出することになる。
なおあの紋様は、わたしが魔眼で視てるからこそ見えるものだ。普通は見えるものじゃないことは、ここに申し上げておきたい。
だけどルーナの儀式はまだ終わらない。ここまでが第一段階で、ここからさらに別の祝詞と踊りを続けないといけない。
ここからは被呪者が呪いを体外に放出するまで……身もふたもない言い方をすれば、相手役の中に射精するまでルーナは止まれない。止まっちゃったら、ここまでやった儀式魔法も途切れちゃうからね。
そうなると、ここまでに使った儀式の材料も全部オシャカだ。リスクとリターンが釣り合ってない。そりゃ廃れもするわなって。
だけど今、ダフネの……グリーングラス家を蝕む血の呪いを解くためには、そんな魔法であっても試してみる必要がある。
たとえ効果が一切なかったとしても、魔法的な仕組みを見ればそのアプローチの内容はわかる。以降はそれを避けられるわけで、同じ失敗を繰り返さなくて済むんだから、やらない理由がない。
だからこそ、これから行われる二人のftnrえっちをしっかりがっつり、じっくりねっとり眺め続ける必要があったんですね。これはあくまで治療目的な研究なのです。
そんな理論武装を済ませたわたしが魔眼でガン見する中、ダフネはハーミーにキスをしながらゆっくりとベッドの上に押し倒した。
キスは次第次第に濃厚になっていき、遂には舌が(省略されました。すべてを読むにはわっふるわっふると────)
色々と大人の世界が動いてる一方、ドMはいつもと変わらずえっちばっかりしている。
この調子だと、大人になってもハーマイオニーは魔法大臣にならないかもしれないな・・・イギリス魔法界の将来が心配ですね。
一体なぜ・・・どうしてこんなことに・・・!(すっとぼけ