才能に恵まれすぎたドMが魔法界で百合逆ハーレムを目指す話 作:ひさなぽぴー
「えー……っと……は、はじめまし、て……? その、ハリー・ポッター、です……」
「ああ、うん……そうだな。そうだろうとも。ああ……何と言えばいいのか……」
どうリアクションしていいのかわからずとりあえず挨拶を返すハリーと、感無量すぎて脳内台本が飛んだのかへどもどするシリウスの様子を眺めながら、わたしは改めて思う。
この男、原作と違ってあからさまに貴族なのである!
っていうか、こんなのマジモンの王族だよ。なんだろう、本人がどう言ったとしても、育ちってのは仕草や態度にはっきり出るんだなっていうか。
だって日本の皇族であるニコ殿下の隣にいて、違和感まったくないもんな。二人合わせると、ますますロイヤルファミリー感がすごい。どうしてこうなった。
いや、理由は簡単ではあるんだよ。ドラコたちがかくまっていたからだ。原作とは前提が違うんだから、そりゃ姿も変わるってもの。
特にドラコにしてみれば、王族ブラック家の継承者である(ついでに言うと敬愛する母のいとこでもある)シリウスが、みすぼらしい恰好をしてるなんて許せないだろう。服はもちろん、食事とかもかなり考えて用意してたみたいだ。
まあ一部の食事は不評だったらしく、かくまわれてる立場でふざけんなよみたいなこと言ってたけど、それはともかく。
ハリーたちが来るまでの事情聴取で、シリウスがハロウィンの数日前からドラコたちにかくまわれてたことがわかってる。わたしたちがドラコたち三人と遭遇したあの日が、まさにシリウスをスーツケースの中にかくまった当日だったそうだ。
あのとき目の前で、ニコ殿下が持ってたスーツケースの中にシリウスがいたとはね……。あのときに戻ってわたしをぶん殴ってやりたい。喜びそうだけど。
ともかくあれから今日まで、およそ半年。スーツケースから出ることはなかったとはいえ、皇族が所有するスーツケースの中は立派な邸宅も同然らしい。運動するための広い庭や設備も完備とのことで、そんな場所でちゃんとした食生活を送れたなら回復もするよね。
ついでに言えば、アストリアが日本から連れてきた魔法界仕様のニワトリであるシロ(半年が経った今、すっかり大人のニワトリ)によるアニマルセラピーもあったみたいだ。
前にも触れたけど、シロはいるだけで周囲にヒーリング効果をもたらす白ニワトリ。その力の対象は心身ともに、であり、おかげでアズカバンで疲弊したシリウスの精神もだいぶ回復してる。
身体のほうはまだ完ぺきではないみたいで、ちょびっと頬がこけてるっぽいけど。完全回復までそんなに時間はかからないと思う。
少なくとも、精神的にはほぼ万全って言ってもいいと思う。何せすぐそこにスキャバーズがいるにもかかわらず、シリウスが今見てるのはハリーだけだもん。
スキャバーズ、つまりピーターを一時忘れられるくらい、ハリーとの再会が嬉しかったってのももちろんあるだろうけどさ。
原作のシリウスは、ハリーと顔を合わせたそのときでも、ピーターへの恨みと復讐はずっと前面に出してきてた。
この世界で今、ハリーと対面してるシリウスにはそれがない。ここのシリウスは、理性的に物事を見れているんだよね。
それがわたしには驚きでもある。何せシリウスを保護してたのは、スリザリン生だ。しかもうち一人は、バリバリのデスイーターだったマルフォイ家の嫡子。
スリザリンの家系からグリフィンドールに行き、ブラック家の家訓に逆らい生きてきて、先の内戦ではバッチバチにデスイーターと敵対してたシリウスが、まさかスリザリン生に保護されるのをよしとするとは。
だけどたぶん、だからこそ誰もシリウスがここまで来てたことに気づかなかったんだと思う。特にわたしなんか、シリウスがスリザリンの人間に保護されるはずなんてないって思ってたもんね。
まあドラコはシリウスに対して思うところがかなりあるっぽいけど、だとしても敵意は見せてない。アストリアとニコ殿下に至っては友好的に見てるまである。
……んだけど、これ一個問題があってね?
というのもニコ殿下、シリウスしか見てないんだよ。手も繋いだままだし、何よりその視線が……その……。何やらすごく熱っぽいと言うか……。
先の事情聴取のときからそうだったけど、これはわたしの見間違いじゃないんだろうなぁ。
ということはこれ、もしかしなくてもそういうことなんだろうなぁ。
つまり……愛じゃよ……ってことですね……。
思わず遠い目をするわたしをよそに、ニコ殿下が動いた。彼はそっとシリウスの背に手を添えて声をかけた。
「シリウス様、お気持ちはわかりますけどそろそろ……」
「ああ、そうだな。すまない。……ハリー、そういうわけで私は無実であり、ヴォルデモートとかいうクソッタレの部下だったことなんて一度もない。あの日の夜、私はハメられたのだ……ということを示そうと思う」
「皆さん、こちらをご覧くださいな」
そうしてニコ殿下が、スーツケースから取り出したもの。それは、わたしとダフネにとってはもはや見慣れたものだった。
赤みがかった光沢を宿す、円形の薄い板。裏面には四体の魔法生物の絵が厳かに刻まれ、表面は周囲の様子を映し出すそれは、銅鏡。
そう、わたしも持っている八咫鏡の形代だ。
「これは八咫鏡。当家が保有する、古い魔法道具です。こちらで言うところのペンシーブみたいなもので……要するに、記憶を周りの人にも見える形で空中に投影するものです」
「……心を閉ざしても、映らなくなるだけ。映し出されるものはすべて真実。それが日本魔法界の秘宝、三種の神器が一つ、八咫鏡……そうですよね、殿下」
「さすが凛先輩、よくご存じであらしゃいますね。はい、その通りです」
閉心術を使っても、映さなくすることしかできない。この仕様はどうやら、八咫鏡共通の仕様みたいだな。
とはいえ、ごまかす方法がないわけじゃないんだけどね。
確かに当人が、その場で偽りの記憶を展開することはできない。でも事前に記憶そのものを引っこ抜いておくことはできるんだよね。
原作でも、スネイプ先生がペンシーブを使う際に見せたくない記憶を抜いてたけど、あの要領で一時的にかわすことはできる。自分で実験済みです。
とはいえそんなことをここで言うはずないし、これからも言う予定なんてないけどね。
だって真実を映すという情報は間違いなく真である、という前提を崩されると、真実薬みたく証拠能力が認められなくなっちゃうもん。
ちなみに殿下がこれをなんで今持ってるかって言うと、国外の人間に木寺宮家が宮家であることを証明するための、身分証明書的な感じで持ち込んだものらしい。
三種の神器を国外に持ち出していいのかって思われるかもしれないけど、三種の神器は天皇家以外にも現存する宮家はすべて一揃い持ってるようだ。
なんなら断絶した旧宮家や、後継を持たなかったけれど古代魔法は使えた皇族の分もあるらしく、それなりの数が現存してるみたい。天皇家が持ってるやつが一番古くて由緒正しいんだって、あとから聞いた。
この件に関しては、前にわたしが考えた推測はおおむね正しかったらしい。
もちろん、だからって気軽に皇族以外が手にしていいものでもないから、わたしが持ってるのはちょっとまずいんだけど。
あとわたしの普段の使い方もまずい気がする。どうしよう。この件についてはマジで墓場まで持っていくしかないか?
話を戻そう。
「シリウス様、さあどうぞ」
内心冷や汗を流すわたしをよそに、ニコ殿下がシリウスに八咫鏡をうやうやしく差し出す。
シリウスはこれを受けて、鏡を両手で受け取った。鏡面が上になるように、その状態を維持する。すると鏡から、映像が投影された。
わたしが持ってる八咫鏡と、同じ挙動だ。違いは、わたしのやつはここでまず最初に再生する場面を選ぶ画面が来ることかな。
こうして見ると、チャプター分けとか早送りとかの映像操作とかは、やっぱりわたしに合わせてついたカスタマイズ機能なんだなって実感する。
そうして投影された映像は、まず忠誠の術をポッター家に施すことについて、打ち合わせてるところだった。ここはちょっと小難しい話がされてたから、ダンブルドア先生が忠誠の術がどういうものかをハリーたちに簡単に説明してるうちに終わる。
次に映し出されたのは、忠誠の術の守り人をピーターにしようとシリウスが提案してるところ。提案を受けたジェームズもそれは妙案だと乗り、映像の中のシリウスはこれを話すためにピーターのところへ向かう。
場面が変わり、シリウスがピーターに守り人になることを依頼するシーン。ここはわたしが見たピーターの記憶と完全に一致する。乗り気ではないピーターを、シリウスが押し切る様子が克明に映されてる。
このとき、「お前のような弱虫の能無しを利用しようとは夢にも思わないだろう」っていうセリフもちゃんと出た。
うーん、改めて聞くと直球ど真ん中の罵倒。ここだけはちょっと、シリウス擁護できない。
ほら、ハリーも今眉をひそめたぞ。ハリーは同時期のジェームズほどはっちゃけてないから、こういう悪意のある言葉には敏感なんだ。
そうして場面はクライマックスに向かう。まだピーターに裏切られたことに気づいていないシリウスは、ポッター家の惨状からピーターも襲撃されたのかもしれないと考えて、助けに行こうとする。
けれどそんなシリウスが見たものは、争った形跡のないもぬけの殻な隠れ家。ここに至り、シリウスは遂に真相にたどり着く。
ほどなくしてピーターを見つけて追い詰めたシリウスだったものの、ポッター夫妻を裏切ったのはシリウスだと叫んで大爆発を起こされてしまう。
巻き込まれたマグルのうち、十二人が死亡。ピーターもまた、指一本しか残らなかった。
「……こうして私はマグル十二人と魔法族一人を殺した罪で、アズカバンに送られることになった。私の判断が間違っていたせいで……関係のないマグルたちを巻き込んでしまった。何より、私があいつを守り人にしなければ、ジェームズもリリーも死ななかった。私が殺したも同然だ……」
記憶の投影を終えた鏡を下ろして、シリウスが顔を伏せる。だけどそこに、ニコ殿下がノーと訴えた。
「それはちゃいます! 悪いんは裏切った人、殺した人です!」
「殿下の仰る通りじゃよ、シリウス。それにのう、この世にはありとあらゆる可能性がある。こう言うのは酷かもしれんが……仮にシリウスの件がなくとも、ジェームズたちが命を落としていた可能性は十分にあった。何せあのとき、わしらは戦争をしておったのじゃからな」
それでも、シリウスは悲しそうな顔で微笑むだけだ。
こればっかりは、彼の中ではそうだと決まってるんだろうな。それこそジェームズ本人が生き返って、そんなことはないって言わない限りは覆らないんだと思う。
少しの間、校長室に沈黙が横たわる。ハリーもロンも、何をどう言えばわからない様子だった。
それを破ったのは、意外なことにドラコだ。
「シリウス、あなたの気持ちはわからなくもないけれどね。まだ話は終わっちゃいない、そうだろ?」
「……ああ、それはそうだ。ハリー、もう少しだけ私に付き合ってほしい。今君も見た男……ピーター・ペティグリューについてだ」
ドラコに促されて、シリウスが話を再開した。これにハリーもロンも、ものすごく驚いた顔を浮かべる。
対するドラコは、だからなんだとでも言いたげに顔を歪めて、腕を組んだ。たちまちハリーたちがむっと顔をしかめる。相変わらずだね君たち。
ただ、そんな様子がシリウスには面白かったらしい。あるいは何か懐かしいものがあったのか、小さくくすりと笑った。もちろん、すぐに真顔に戻ったけど。
「……ピーター・ペティグリューはまだ生きている。あの爆発の中、動物に変身して逃げおおせたんだ。……なんでそんなことがわかるんだと言いたそうだね? なぜなら、知っているからだ。やつはアニメーガスなのさ」
「アニメーガスと言うのはのう……」
シリウスの話に、ダンブルドア先生が解説をつける。これまた相変わらず、魔法界の知識に疎いハリーはきょとんとしてたからね。
でも解説を聞いて、すぐになるほどと大きく頷いた辺り、頭が悪いわけじゃないんだよな。
「ついでに言うと、私もアニメーガスだ。もしかしたら、見覚えがあるかもしれないな?」
解説が終わると同時に、シリウスが変身した。真っ黒な毛並みの大型犬だ。
これを見たハリーは、悲鳴みたいな声を上げる。
「あのときの死神犬!?」
そういえば、今年度のはじめにハリーは変身中のシリウスを何度か目撃してるんだっけ。トレローニー先生の占い学で死神犬について触れられたことで、シリウスを死神犬って勘違いしたままなんだな。
これにはシリウスも、人間に戻って苦笑い。
「そんな風に思われてたのか……少し悲しいなぁ」
「あ、ご、ごめんなさい……」
「いや、いいんだ。確かにあの頃の私は、そう思われても仕方がない見た目だった」
アズカバン脱獄直後だったもんね。ガリガリで、毛並みも最悪だったことだろう。
逆に今のシリウスが変身した犬は、誰がどう見てもバッチリ手入れされたふわふわの毛並みも素晴らしい、血統書付きの名犬って感じだ。当時との差は相当なものだろうね。
……この変身にドラコたちが驚いてないのは、そういうことなんだろう。ドラコはダメ犬って言ってたから、知ってるとは思ってたけど……アストリアたちもかぁ。
「ともかくそういうわけで、私は犬のアニメーガスだ。君の父親、ジェームズは鹿のアニメーガス。そしてピーターは……ネズミのアニメーガスだ」
と、ここでシリウスがとある方向に鋭い目を向けた。ここまで半ば蚊帳の外にいたロン……の、すぐわき。籠の中で、絞首台に立った囚人のような顔でじっとしてたスキャバーズにだ。
これを受けてロンは少しひるんだ。だけど、どうしてそうされたのかはわかるらしい。シリウスが怖かったとかじゃなくて、スキャバーズがそうだと指摘されたらしいと気づいてひるんだんだろう。
「な、なん、なんですか……」
「さっき君も見ただろう? ピーターは私を罠にハメた際、指を一本残している。あえてそうしたんだろう……そうすれば説得力が増すからな。
ところで話は変わるが、アニメーガスという変身術は、変身直前の姿が変身後に反映される、という特徴がある。メガネをかけていればメガネ柄の模様がつくし……指がなければ、その部分は変身してもそのままだ」
「……!」
これを聞いて、ロンはとっさに籠を背中で隠した。
だけどもう遅い。ここまでの間に、スキャバーズに指がないことはシリウスはしっかり確認してただろう。これはダンブルドア先生も同様のはずだ。
「嘘だ!!」
「嘘じゃない。ちょうどここに、元変身術の教授にして今世紀で最も偉大な魔法使いがおられる。あなたの見解はいかがですか、ダンブルドア先生?」
「うむ、シリウスの説明に誤りはない。アニメーガスは、変身直前の姿が反映される」
「そ、そんな、そんな! そんなことってあるか!? じゃあ、なんだってんだ、僕は! 僕は!!」
ダンブルドア先生の断言に、立ち上がったロンは絶望を体現するような顔で絶叫した。
これにはドラコも、同情するような顔を見せる。ドラコですらそうなんだから、この場の全員が口にはせずとも同じことを思ったに違いない。
殺人犯のおっさんを、ペットにしてかわいがってたとか……そんなの、あまりにも残酷すぎる……。
「ロン、すまんがお願いじゃ。君のペット……スキャバーズに。魔法を一つ、かけさせてほしい。変身術を解除する、そういう魔法じゃ。それできっと、真実が明らかになる。ハリーのためにも、どうか決断してはくれんじゃろうか」
「~~~~っっ!!」
この言葉に、ロンは葛藤を全開にして慌ただしく身体を動かした。天井を仰いでみたり、頭を掻きむしってみたり、その場でうろうろしてみたり。
だけど決して、背中に隠したスキャバーズを見ることはなかった。彼は飼い主だ。スキャバーズに指が欠けていることくらい、承知してるはず。だからスキャバーズを改めて視界に入れるのが怖かったのかもしれない。
それでも、こういうときに動けるからこそ、ロン・ウィーズリーという少年は主人公の親友なんだよな。ウィーズリーってのはそういう人たちで、だからこそ彼らはいつの時代もグリフィンドールなんだ。
まあ、さすがに今回ばかりはハリー本人の懇願が必要だったみたいだけど。ロンの心境を思えば、これはしょうがないと思う。
「ロン……ロンにはすごくつらいことになるかもしれないけど……でも、でも……! 僕、どうしてもあの日のことが知りたいんだ。パパとママが、どうして死ななきゃいけなかったのか……それが知りたい……!」
「……わかった、わかってる、わかってるよ! 君を裏切れるわけない!」
そしてロンは未練を断ち切るように大きく叫ぶと、背中に隠していた籠をずずいっと差し出した。
「ありがとう、ロン。君の勇気をわしは誇らしく思う……む?」
そんな彼に対して、ダンブルドア先生が言葉を口にして杖を構えた直後のことだった。
差し出された籠の中のスキャバーズは、まるでありがとうと言わんばかりにロンへ頭を下げると、自ら籠の鍵を開けて外に飛び出してきた。明確な知性を感じさせるその行動に、誰もが確信を抱いたと思う。
スキャバーズはそんな中、おっかなびっくりとはいえ、きちんとシリウスの正面に立った。これはかつてのピーター・ペティグリューを知ってる人間にとっては、にわかに信じがたいものだろう。
実際、シリウスは記憶の中のピーターとの違いをはっきり感じてるようで、動揺してる。
なんならわたしも動揺してる。やっぱピーター、原作と違うよね!?
なんだ、何が起こってるんだ? 一体全体、何が原因でこんな変化が起きてるんだろう?
そう考えるわたしをよそに、スキャバーズはその場で大きく跳躍した。
そして頂点まで至ったところで、くるりと身体が回転し……次の瞬間、スキャバーズの姿はネズミではなくなっていた。小柄で、小太りで、髪の毛も薄い冴えない中年の姿に変わったのだ。アニメーガスを解除したんだ。
現れた姿を見て、ロンが悲鳴を上げる。そりゃそうだ、無理もない。
一方で、他の子供たちは信じられないとばかりに驚いていた。情報として知ってはいたし、シリウスの言葉を疑ってたわけじゃないんだろうけど、こうやって実際に目の当たりにすると……って感じかな。
ただ一人、シリウスだけが眉を吊り上げて怒りを露わにしていた。
けれど対峙する男は……ピーターは、その怒気に一瞬ひるんだものの、逃げなかった。
「……やあ。その、久しぶりだね……シリウス」
「ようやく会えたな……ピーター……!」
かくして十二年ぶりに、かつて親友だった二人は顔を合わせた。
真面目な話の中にしれっと紛れ込む、ニコくんの恋模様。
スリザリンの女(?)にロックオンされたシリウスの運命やいかに。