夢か、現か。   作:ST-33-4

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今回は、とある野球少年がウマ娘になる夢…?を見る話です。


“パワープロムナード”
野球少年、ターフを駆ける。


 

オレは波和波。

とある高校の野球部に所属する二塁手(セカンド)だ。

 

三度の飯より野球が好きという、

典型的な野球少年という所も付け足しておこう。

 

そんなオレだが、練習疲れを早く取るべく、

シャワーすら浴びずに寮のベッドに飛び込んだのだが…

 

…目が覚めると、可憐な少女(自称)の姿になっていた。

それに加え、馬の物らしき耳と尻尾が生えている。

 

慌てて大声を上げながら飛び起きると…

 

「…はっ?」

…俺のベッドの中に、

ルームメイトと思しき少女が入り込んでいた。

 

───────────────────────

 

紆余曲折あってウマ娘…?になったオレは、

同室の子に色々と聞かせてもらった。

 

…どうやら此処は、トレセン学園という学校らしい。

 

日本中からウマ娘が集う、

生徒数2000人を超える超マンモス校だ。

因みに中高一貫。何がとはいわんが羨ましいぜ。

 

そんなこんなでオレは、同室の子から話を聞いた。

まぁ聞いた時はめっちゃ怪訝な顔されたけどね!()

 

 

そしてオレは今週末にある…

…模擬レース?に向けて鍛錬を始めた。

 

まだトレーナーの付いてないオレには、

勿論トレーニング方法など分かるはずもない。

そのせいで…

 

 

“ゴォォォォォォッ!”「う"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"...!」

 

…何をやってるかって?

…謂わば、パラシュートランって奴かな?

 

パラシュートランは、読んで字の如し。

背中に展開したパラシュートを背負いながら兎に角走り込む。

 

そしてお次はショットガンタッチ。

 

このハンドボールを投げて…

…自分で投げたボールに追いつく。

 

ね?簡単でしょ?(ボブ先生風)

 

まぁオレの場合…

本格的(自称)な投球フォームで投げたせいか、

最早、レーザービームタッチだ。

 

 

所でオレの名前だが…

…”パワープロムナード”…

おい、略せば某野球ゲームの名前じゃねぇか!()

 

そんな事を心ん中でツッコミながら、

オレはトレーニングを続けた。

 

 

───────────────────────

 

…しまった、すっかり頭から抜け落ちていた…

 

そろそろ春の選抜野球の予選時期じゃねぇか…!

しかし今のオレには参加する権利などない。

 

…だってトレセンに野球部なんてねぇし、

そもそもウマ娘と人間じゃ天と地程の力の差がある。

 

…悔しいが、諦めるしかないだろう。

今オレにできる事は、レースのみだ。

 

 

 

…そんなトラブル(?)もあったが、

なんとかオレは、模擬レースに練習を間に合わせる事が出来た。

 

簡易的な作りのゲートに入る。

なーんか狭くて嫌なんだよn”ガコンッ!”…あっ!?

 

無駄な事を考えていたら盛大に出遅れてしまった。

 

…模擬レースの結果は、オレの圧勝だった。

 

あんな盛大な出遅れをしたのに、

勝ったのは一体何故だろうか…

 

…パラシュートランが結果的に功を奏したのだろうか?

 

…やべっ、スカウトが沢山だ…

…とりあえず此処からトンズラするか!

 

-続く…?-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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