“沈むか…沈まない!?もう一度捲ってくる!”
“先頭に躍り出たのは日本のグローリーデイズ!?”
“このまま行くのか!?行ってしまうのか!?”
“残り200m!後ろは届かない!もう大丈夫だ!”
“遂に届いた!遂に掴んだ!凱旋の王冠ッ!”
“グローリーデイズだぁぁぁぁぁぁぁッ!”
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歓声が、周囲に満ちる。
その契約を果たした僕は、
いつ消えてもおかしくなかった。
しかし、一向にその時は来ない。
…ふと、声が聞こえた。
“見せて貰ったぞ、貴様の覚悟を…そして、決意を。”
“君が勝ち取った未来だ。好きに生きると良い。”
“…でも、全てを元通りにして、戻る事も出来る。”
“もし、望むのなら…像の前に来なさい。”
…ありがとう、神様。
全てを元通りにする事も出来る…
…だけど、僕はグローリーデイズとしての道を選んだ。
そう決意した瞬間だった。
先程まで雲に隠れていた日が、
急に差し込み、眩ゆい光に僕は目を細める。
“彼”の、声が聞こえる。
肩で息をしながら、僕は”彼”の元へ向かった。
「はぁ…はぁ…っ…ただいま、トレーナー君…!」
「おかえり、グローリー…よく、頑張ったな…」
周囲の目など気に留めずに、トレーナー君に抱きつく。
抱きついた瞬間に、
周囲からどよめきにも聞こえる様な声が。
…フランス語の声が隣からする。
声の正体は、隣のゲートに入っていたウマ娘だった。
どうやらさっきから見ていたらしく、
その事に気づき、僕は思わず赤面してしまった。
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そろそろ、飛行機の時間だ。
大体13時間で日本に帰れるけど、
中々の長時間のフライトだな…
そんな事をぼんやり考えながら、
トレーナー君と手を繋いで、一緒に飛行機に入る。
席に着くと、今までの疲れがどっと押し寄せる。
自分で言うのもあれだが、無理はないだろう。
すこし、仮眠を取るとしよう。
「トレーナー君、僕は少し寝るよ…また後でね。」
「あぁ、おやすみ。」
「…トレーナー君、寝る前に一つ。」
「ん、なんだ?」
「…僕、トレーナー君の一着になれたかな?」
「…あぁ、勿論だ。」
「…やっぱり何でもない!おやすみ!」
…そんなやり取りを終えたのち、直ぐに眠気が襲う。
その眠気に逆らわず僕は意識を手放し、仮眠に入った。
目が覚めると、目の前にはトレーナー君の顔が。
流石に驚き、小さく声を上げる。
「…ぴぃっ!?」
「うおっ…ごめん、驚かせた?」
「トレーナー君…一体何を…?」
「あ〜…何でもない。」
「ちょっと、僕に隠し事か?」
「だから何でもないよ…」
「本当の事を言わないと拗ねるぞ?」
「うっ…じゃあ本当の事を言う。」
「…ゴクリ。」
「…グローリーの顔に見惚れてた。」
「…!?」
「ほら、本当の事…(ペシッ)あだっ。」
「…むぅ。」
「結局拗ねたか…」
今は声には出せないけど、
これだけは絶対にいつか伝えたい。
…大好きだよ、トレーナー。
何だこの自己満SSは…たまげたなぁ。
何か言いたい事があったら感想欄にお願いします。