はじめまして! 「ワタナベ提督の鎮守府」です。
艦これの二次創作に初挑戦しました! 「摩耶の鎮守府日記」をご覧いただき、ありがとうございます!
本作は、提督とケッコンカッコ「ガチ」した摩耶が、姉妹や仲間たちに振り回されたり、提督と甘々したり、時にはシリアスな戦闘に直面したり……そんな「楽しくてちょっと特別な日々」を描く物語 です。
第一話は――摩耶、高雄のチェックに引っかかる!?
お風呂上がりの牛乳タイムを満喫する摩耶に、突如として高雄のチェックが入る!
果たして摩耶は無事に逃げ切れるのか!?(無理そう)
それでは、お楽しみください!✨
摩耶、高雄にチェックされる
◇◆ 演習終了後 ◆◇
熱気のこもったシャワールーム。
湿った空気がわずかに肌にまとわりつく中、摩耶はシャワーを浴び終えたばかりだった。
「はぁ~……」
濡れた髪をバスタオルで軽く拭いながら、冷蔵庫から取り出した牛乳瓶を手に取る。
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ。
ぷはぁ……。
腰に手を当てた例の体勢で一言。
「くぅ~~~、やっぱ風呂上がりは冷えた牛乳だよなぁ……!」
首からはバスタオル一枚。
髪はバスタオルで軽く拭っただけの半乾き。
パンツ一丁という、実に無防備な姿。
鎮守府の **「共用入浴区画」**。
演習後や戦闘帰港後にすぐ汗を流せるよう、艦娘たちのために設けられた入浴施設だ。
摩耶はこの解放感を満喫しながら、牛乳の余韻に浸っていた。
しかし、その瞬間——。
***
◇◆ 鏡の向こうに映る高雄姉 ◆◇
鏡の前では、一足先にシャワーを終えた高雄が、きっちりと胸から下にバスタオルを巻き、ドライヤーで髪を乾かしていた。
《おぉ……やっぱ高雄姉はすげぇな……。》
同じ重巡でも、こうも風呂上がりの姿に差が出るのか。
整った顔立ち、絹のような黒髪、美しい鎖骨——。
《アタシの姉さんはやっぱ美人だぜ。》
ちょっとした誇らしさを感じながら、摩耶は牛乳をもう一口飲む。
……その時だった。
ふと鏡を見ると——。
鏡越しに、高雄の視線とバッチリ合った。
***
「………………。」
高雄は、確かに笑っていた。
でも——。
《ん?》
目が……なんか怒ってる。
***
──警報発令──
《え、ちょ、待て待て待て!?》
摩耶の心臓が、バクン!! と跳ねる。
《アタシ、何かやらかしたっけ!?》
瞬時に記憶をフル回転させる。
演習では特に問題なかったはず。
(「摩耶,今日もよかったですわ!」と褒められたし)
牛乳の飲み方が気に食わなかった……?(そんな馬鹿な)
《え、えーっと、他に何か……!?》
考えれば考えるほど、答えが出てこない。
でも——。
《アタシには分かる……!!》
顔は笑っているけど——。
**高雄姉、怒ってる!!!!!!**
***
──パニックモード突入──
《え、ちょっ、どうする!? どうするアタシ!?》
(何もしてないはず……いや、でもアタシ何かしたのか!?)
(もしかして……いや、でも思い当たらねぇ!!!)
(とりあえずここで牛乳を飲み続けるのは危険か!? いや、でも逃げるのも違うよな!?)
摩耶の脳内は、混乱に次ぐ混乱。
そして——。
ついに高雄が静かに口を開く。
***
「摩耶ちゃん……(ニコ)」
「っ!!???」(心臓バクバク)
《"摩耶…ちゃん…だと…"???》
《ヤバいヤバいヤバいヤバい!!!!》
《なに!? 何なの!? 何が起こるの!?》
全身の毛穴が開くのを感じながら、摩耶は冷えた牛乳瓶を握りしめる——。