◇◆ 高雄、愛宕の部屋へ ◆◇
コンコン。
ノックの音が響く。
「愛宕、入るわよ!」
高雄がドアを開けると、そこにはちょうど制服から部屋着に着替えている愛宕がいた。
◇◆ 愛宕、美の象徴 ◆◇
愛宕の肌を包むのは、ゴージャスで、まさに「女神」という言葉がぴったりなブラとパンツ。
透け感のあるレース。
曲線美を際立たせる絶妙なデザイン。
それでいて、品がありながらも官能的な雰囲気を存分に放つ。
そして,色は輝くパールホワイト。
金髪の愛宕には、どこか神々しささえ感じられる。
(ふふ……愛宕は綺麗ね。)
対する高雄の肌を包むのは、官能的でありながなも繊細で上品なデザインの黒。
姉妹でありながら、対照的。
しかし、どちらにも共通していることがあった――
それは、「完璧なスタイルをさらに際立たせる」という点である。
そして――
摩耶の意識は、これっぽっちもそこにはない。
◇◆ 愛宕、リラックスモードへ ◆◇
愛宕は悠然と部屋着に着替えながら、高雄を見つめる。
「ん? どうしたの、高雄?」
高雄はベッドの端に腰掛け、ため息をついた。
「……摩耶の下着事情、想像以上にひどかったわ。」
「あら……?」
愛宕は少し首をかしげる。
◇◆ 高雄、摩耶の悲惨な下着事情を語る ◆◇
高雄は、さきほどの 「摩耶 vs 高雄:風呂場の攻防戦」 を、一部始終語った。
✔ ヨレヨレのパンツ問題。
✔ 提督が洗濯している件について。
✔ 穴が開きそうになったら提督が教えてくれる発言。
✔ 摩耶の「アタシは良い妻」発言。
高雄の口調は穏やかだが、その語る内容の破壊力は凄まじい。
「…………ぷっ。」
ついに、愛宕は吹き出した。
「も、摩耶ったら……ふふふ……!」
「笑い事じゃありません!」
「だ、だって……っ! そんなの摩耶らしすぎて……!」
「放っておけるわけないでしょう!?」
愛宕はくすくすと笑いながら、ベッドに腰をおろした。
◇◆ 高雄の決意、そして悪魔の提案 ◆◇
高雄は真剣な表情で、愛宕の方を向く。
「……それで、明日は摩耶を連れてデパートのランジェリーショップに行ってきますわ。」
「あら!」
目を輝かせる愛宕。
「実はね……あたしも明日お休みなのよ。それに、新しい下着が欲しかったの。」
「まあ!」
「ねえ、高雄? ……」
◇◆ 愛宕の悪魔的提案 ◆◇
「……あたしも一緒に行こうかしら?」
「それは素敵な考えね!!」
(摩耶、大ピンチ。)
「ふふ、新しい下着って大事だものねぇ。」
(摩耶にとっては地獄への片道切符である。)
「摩耶の補佐をするのは、やっぱり姉としての務めよね!」
「そうね!……摩耶、どんなのが似合うかしら?」
「ええっと……元気で可愛い摩耶だけど……ちょっと大人っぽいデザインのものもいいかもしれませんわね。」
「ふふ、摩耶のことを考えてる高雄って、ほんと良いお姉さんね♪」
◇◆ さらにサプライズを ◆◇
「そうだわ! サプライズになった方が、摩耶も喜ぶでしょうから、言わないでおきましょ!」
「いいわね、それ!」
(摩耶、大大大ピンチ。)
「それに、せっかくだから下着を買ったらその後ランチにいきましょ♪」
「まあ、素敵ね!」
「妹が大好きな姉二人」 が話し合っているのは――
摩耶にとって 「この世の終わり」 を意味する計画だった。
◇◆ 摩耶、翌日を知らずして絶望確定 ◆◇
高雄&愛宕 「明日が楽しみですわ♪」
姉二人は、にこやかに明日の計画を立てる。
一方、摩耶はこの地獄のサプライズをまだ知らない――。