ジョジョの奇妙な蒼い空   作:漆黒のポテナゲ

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どうもこんにちはー!(挨拶)
皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
シュポガキが爆速3D化されて脳がシュポシュポしている先生方も多いと思います。
ああ、私ですか?…聞かないで〜♪辛いだけだから〜♪(休み無し)


浦和ハナコ

浦和ハナコ

 

 

浦和ハナコは中等部からその頭脳明晰さを存分に発揮し、誰ものあこがれの的であった。

成績は常にトップ、テストや試験は毎回百点、更に淑女教育についても文句のつけようがないものだった。

あまりの完璧さ故にあのトリニティにおいて誰も彼女に嫉妬したり、貶めようとするものはいなかった。比べようとするだけ、自分の醜さや無能さがドンドン浮き彫りになり、自分だけ傷つくので無駄だからである。

よって彼女たちは浦和ハナコに媚びるようになった。

 

「ハナコ様!ぜひ私の部活に!」

 

「ハナコちゃん!私と仲良くしてよっ!そうすればいーっぱい欲しいもの買えるよっ!!」

 

「ハナコさんみたいな美しい女性には身分の高い私が一番あってると思うんだ。」

 

誰も、ハナコのことを見ていなかった。彼女たちが見ていたのはハナコ自身ではなく、「完璧なハナコ」だった。

ハナコは賢いのでそれが人一倍わかってしまい、心を閉ざしていった。

 

───────

 

それからしばらくたち、ハナコは中等部を卒業し、高等部に進学した。高校になればなにかが変わってくれるという淡い希望をいだいて。

 

 

 

 

 

しかし、何も起きなかった。何も変わらなかった。いや、むしろひどくなったと言うべきか。

 

天才だの、トリニティの頭脳だの、ティーパーティホスト次期候補だの、いろんな言葉で囃し立てられ、おだてられ、褒められても、特に嬉しくはなかったし、更に心を閉ざし、「完璧なハナコ」を演じ切るようになった。

 

誰も彼女を一人の少女として見なかった。誰も彼女の気持ちをわかろうとしなかった。

 

誰も『友達』になろうとしなかった。

 

そうしてどんどん彼女の心は削られ、疲弊していった。

 

────────

 

うんざりする。

 

「ハナコ様」って誰?私のこと?

 

どうして?貴方は私よりも年上のはずなのに。

 

ああ。やめて気持ち悪い。そんなふうに頭を下げて。

 

いつもあなた達は大して有名でもない家の下級生に無理やり雑用をやらせて、そのうえ辱めてた。

 

なぜ?私と彼女は同じく無名の家。そして同級生。私にはそんなことは誰も、絶対しない。

 

「ぜひ私達と一緒に活動して欲しい。」ですって?「貴方が一番すごい。」?

 

私は3年生のテストを受けて満点を取った。あそこで冷たい水をかけられている○○ちゃんとの違いはそれだけ。

 

中等部の頃と変わらない。誰も私のことを見てるようで見ていない。それがわかってしまって吐き気がする。

 

誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も誰も…

 

…いっそのこと妨げてくれた方が、軽蔑してくれたほうが、虐めてくれたほうが良かった。

 

私は。あなた達と同じ女の子で高校生なの。

 

誰か、気づいて──

 

────────────────

 

私は夜が好き。何故ならうるさいあいつらがいないから。私がただの高校生でいられるのはこの時間だけ。自分の部屋で一人だけのこの時間だけ。

 

トッ、と窓の方から音がした。

 

「やあ。夜分遅くに申し訳ないね。少し、お話いいかな?」

 

え、誰?不審者?というかここ3階なんだけど…

 

「ふふ…皆が囃し立てるから勘違いしていたが、やはりただの女子高生だな。困惑しているだろうが、落ち着いて聞け。」

 

普通の人ならここで悲鳴を上げたり、助けを求めたりするのかもしれない。でも、このときの私は今の生活に疲れていたし、もうどうなってもいいと思っていたから何もしなかった。

 

本当に…彼女と出会えて良かったと思うし、この判断は正解だった。もしこの世界に神様がいて、私に奇跡を起こしてくれたんだとしたら、きっとこれがそうだったんだろう。

 

私が冷静さを取り戻し始めた頃、彼女は予想どうりで、かつ思いも寄らない提案をしてきた。

 

「私と()()()()()()()()()()()?勝ったほうが負けた方に何でも言うことを聞かせられる。それでいいかい?」

 

私に言うことを聞かせようとする輩はいくらでもいた。でも、私にチェス勝負を挑んでくる人は彼女が最初で最後だった。

始めは正気なの?と思った。チェスは私が一番得意なことで有名だ。私はこれ以上寄ってこないようにしようとしたのと、物珍しさで彼女の提案に乗った。

乗って本当に良かった。

 

最初の何手かで彼女が只者ではないことがわかった。これほどの実力者がいたなんて思わなかった。戦いは白熱し、いつの間にか忘れてしまった熱を私は取り戻していた。勝ちたい。負けたくない。打ち負かしたい。今までなかった感情たちが私を突き動かした。それは相手も同じように見えた。

 

そして…

 

 

私は負けた

 

初めてだった。私が頭脳戦で負けるなんて。すごく悔しくて、プライドを傷つけられたはずなのに、とても…嬉しかった。

 

「フゥ…危ない危ない。まさかこの私がここまで追い詰められるとは…だが、チェックメイトだ。」

 

私はこれからどんなことをさせられるのだろうか。そう思っていると彼女は口を開いた。

 

「さて、私が君に要求することは一つだ。()()()()()()()()。」

 

「…何を言っているんですか?私は私ですよ?」

 

「嘘だな。顔に出てるぞ。お前は負けたんだ。観念しろ。」

 

ああ、この人に隠し事は…できなさそうですね♡

 

「…初めてです。私が負けちゃうなんて♡それに、本当の私に気づいてくれる方がいるなんてことも、ね♡」

 

「私ね、今までずっと辛かったんです。だーれも私のことを見てくれない。みんなずーっと私の成績のことばっかり。最近だともう学校行くの、やめちゃおうかなって。」

 

「みんなの前だと校風に合わせてますけど、本当は■■■■■■を●●●●●●●●●で▲▲▲したくて★★★★★なんです♡」

 

ああ♡見せちゃった♡本当の私。こんなに下品な娘だなんて思ってなかったでしょう♡…貴方が悪いんです。

でも、彼女は私を軽蔑するでも、侮辱するだけでもなく、まっすぐ私のことを見ていた。ただまっすぐ、飾りもしない私の姿を。

 

「ふふっ。そうか。いや?別にそんなに驚くことでもないさ。誰にも隠したい本性の一つや二つぐらいあるものだからね。君の好きそうな言葉で言うと、()()とかかな?」

 

「さて、一方的に見せてもらっても申し訳ないな。なにせ無理やり部屋に押しかけて勝負を挑んだものだから、ね。その時の謝罪として受け取ってくれ。」

 

そう言うと彼女の右手が二重にぶれたかと思うと、クイーンの駒だけを残し、チェス台や駒が跡形もなく消し飛ぶ。

 

キラークイーン(Killer Queen) 私の特殊能力みたいなものだ。」

 

「私はあまりこういうのは見せないタチなんだがな…正直自分でも何故ここに来ようとしたのかわからない。まあ…ただこれで()()()()だな。」

 

「ああそうだ、最後に。学校辞めたいとか言っていたが、それは別にいいと思う。好きなようにしろ。自分で選んだ選択ならきっと後悔しないだろうからな」

 

私は。魅せられちゃったんです♡貴方の仕草の一つ一つや、かすかに香る硝煙の匂いに。貴方が補習授業部に入ってくると知ったとき、私、すごく嬉しかったんですよ?あれから私に姿も何も見せてくれなかったんですから♡

 

貴方の生き方も少し真似してみたんですよ?これまでより自分に正直に生きるようにしましたし。私は救われたんです。貴方の何気ない一言一言に♡

 

…貴方は私に生きる希望を与えたくせに、逃げるなんて卑怯です♡今度は逃がしませんよ?私の初めての『親友』さん♡(ハイライトオフ)

 

──────

 

────

 

──

 

「ぃ…」

 

「ぉーい…」

 

「ちょっと?ハナコ聞いてるの!?」

 

ああ、ちょっと思い出にふけっちゃいましたね♡今は眼の前のことに集中しましょうか。

 

「はい、聞こえてますよ。コハルちゃん。それでは皆さん、行きますよ?」

 

大怪我なんかして帰ってきた日にはもう我慢できませんからね?ヨシノさん?

 

「クシュッ!!  誰かが私のことを噂したかな…にわかには信じがたいがな、」

 

あ、どうもナレーターです。今回最初の方しか出番無かったですね。ところでこのヨシノさん、いつか後ろから刺されそうな気が…このあとの展開的に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最高に『ハイ』ってヤツだああアアァーーッ!!!(練習でバカ好タイムを記録し、そのノリでこれを書いてる男の図)
シュポガキのメモロビの破壊力がやばい(俺はもうやばいと思う)

───────

皆はヨシノのことどう思ってるのかな?ちょっとシトゥレイ〜〜して見てみよう!

コハル「ちょっと気持ち悪い。」

アズサ「ばにたす」

ヒフミ「何を考えてるんでしょう…あ、悪い人ではないんですよ?」

ハナコ「(バカな!?スカウターの故障だと!?一体どうなってる!?)」「何見てるんですか?楽しそうですね♡」アア、オワッタァ…
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