ジョジョの奇妙な蒼い空   作:漆黒のポテナゲ

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どうもこんにちはー!(挨拶)
タブレットを買い替え、またブルアカができるようになった筆者ですが、ハーメルン開いたら何かメタクソ見やすくなっていて非常にびっくりしました。まあ、その代償に私のお財布は少し寂しいことになってしまいましたが…
そんな事はあまり重要ではないのです。ここ小説投稿するところだからね、しょうがないね
それでは本編行ってみよ~!



ベアトリーチェのD4C その②

ベアトリーチェのD4C その②

 

 

まるで枯れ枝のように細い腕から、想像もつかないエネルギーの奔流がほとばしり、周囲を破壊する。

 

「やれやれ…近づくのも精一杯か…しかしッ」

 

『数ではこちらが勝っているし、何よりもあの巨体…俊敏な動きができる訳が無い。』

 

光線に紛れ、一筋の弾道がベアトリーチェを貫く。

 

「あ、ひ、非常に…狙いやすいですね…」

 

「良くやったヒヨリ!畳み掛けるぞジョウコッ!」

 

「一気に行くぜッ!」

 

スナイパーライフルの狙撃を受けて怯んだ隙に2人が飛び出す!

 

Vanitas vanitatum…!(全てはただ虚しい…!)

 

「ぶっ飛びなァ!」

 

二人の猛攻は止まらない…が、負けじとベアトリーチェも反撃に移る。

細い手足を利用し、普通ならありえない方向から受ければダメージ必須の光弾が放たれ、一瞬早く気づいたサオリはジョウコの学ランを引っ張る。

 

「つくづく感のいい子ですね…ですがこれならどうでしょう!?」

 

(2発目…だとッ!?)

 

1発目を避けることには成功したが、続けざまに放たれた2発目を避けることは叶わず、後方へ弾かれた。

そのまま追撃を放つが、その攻撃はスティンガーミサイルに阻まれた。

 

「追撃はさせない…」

 

『立てるかい?』

 

舞う石片と砂煙の中からムクリ、と2つの影が起き上がる。

 

「フゥ…あぁ痛え痛ぇ…せっかくの三万もする学ランもすっかり汚れちまったよ…」

 

「なんだと…!?そんなに高価なものだったのか……むやみに引っ張ったりして悪かった…後でどう詫びればいいのか、」

 

「……なんだか金銭感覚に物凄い差がある気がするぜ」

 

どうやらダメージはあるもののまだ動くことができそうだ。

 

「リーダー、そろそろ戦線戻って。攻撃くるよ。」

 

ベアトリーチェはミサイルの直撃に思わず怯んだものの、すぐに体勢を立て直し、攻撃の構えを取っていた。

 

(奴はもうおそらくジョウコを2m以内に近づけない様にするはずだ…)

 

『(()()を突く。そこにきっと油断が生まれるはず、そこが勝機ッ!)』

 

ベアトリーチェは自分の周囲に触手を張り巡らせ、近づかせまいとした。

 

「今の攻撃で理解しました…白金ジョウコを射程内まで近づかせるのがいかに危険か!逆を言えば近づかせなければそれで良い…そうすれば…」

 

構わずジョウコはベアトリーチェへと駆け出す。

 

(フフフ…やはり所詮は子供、所詮は言いなりの道具と言ったところでしょうか!?確かにスタープラチナのパワーならこの触手を引きちぎることなど容易でしょう…しかし次の攻撃には反応できない!!触手にエネルギーを集中し、それを引きちぎったときに断面から解き放つ…!!そうすればいくら速く動こうと回避は不可能ッ!!)

 

ベアトリーチェまであと数十メートル…その足は止まらない。

 

(容易く触手を引きちぎれるそのパワー自身に敗北するのですッ!さあ、もっと…もっと近づいて来なさいッ!地下にも触手を伸ばしていますッ!背後からも触手を出して、味方からの援護も妨害してやればこの作戦はさらに完璧なものにッ!そこから攻撃するのも良いかもしれませんね!?まずはあなたから再起不能になって貰いましょう!)

 

 

ベアトリーチェにとって絶好であり、ジョウコにとって最悪であるポイントまであと数歩…あと1メートルにも満たないその場所でジョウコは止まった。

 

(…止まった!?何のために…!?まさか勘付かれた…!?いや、落ち着くのですベアトリーチェよ…あの距離ではスタープラチナは射程距離外、あそこで突っ立っていたとしても何も出来やしないッ!?)

 

不意にジョウコが学ランの中へと手を突っ込んだ。翻るオーバーサイズの上着から取り出されたのは、黒く鈍い光を放つ…彼女の愛銃であった。

 

 

「まったく、とんだ間抜けだぜ。ここはキヴォトス、銃なんか持ってて当たり前、そんな事も忘れちまうぐらい焦っちまったみたいだな。」

 

対象から数メートル。それは彼女のショットガンの必殺の間合いであった。

 

「くらいな」

 

引き金を引き、勢いよく打ち出された鉛玉が触手を突き破り、ベアトリーチェの体に風穴を開けた。

 

『や…やったのかッ…?』

 

誰もが終わった、そう思ったその時、何かに気づいたジョウコが振り返る、ひどく焦っているようだった。

 

「『穴』から離れろッ!今すぐにだッ!()()()()()()()()()()()()()()()()()!!!」

 

その言葉の真意を理解する前に異常は発生した。ジョウコが背後から何者かに攻撃され、膝をついた。その次に後方のヒヨリが銃口から伸びた手に足をつかまれ、そのまま下半身だけ引きずり込まれた。

 

『(い、異常だッ!明らかに物理法則に反しているッ!!まさか、()()()()()()()()()()!!!)』

 

「うわああああッ!!?なんですかこれぇぇ!?!?抜けないですぅゥゥッ!?」

 

「な、何が起こって…」

 

「ミサキッ!!危ないぞッ!!」

 

ミサキの銃口からも手が伸びていることに気付いたサオリが銃を手放させる。()()()()()()()()()…すると中から出てきたのは、()()()()()()

 

「何が!?起きているんだ!?」

 

ベアトリーチェのはずのモノに空いた『穴』から()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

()()()()()は使えませんでしたね。一人も殺せないとは…同じ私としてなんて恥ずかしい。」

 

当の『穴』の開いたベアトリーチェの何が起こったのか理解できていない様子だった。

 

「な…!?えッ…!?」

 

「ああ、気づいてなかったのですね。ここがあなたの本来いるべき世界ではないということに?」

 

「要するに『()()()』ということです。同じ世界に私は2人もいりません。」

 

『穴』から出てきたベアトリーチェがそう言うと、自分に空いた穴に沈み込んでいくようにもう一人は消えていった。

 

「さて…先生。あなたのその『箱』、何とかして破壊しようとしたのですが、どれだけ()()を巡ろうと同じ物はありませんでした。…つくづく忌まわしい女ですよ。」

 

『何を…理由のわからないことを…』

 

サオリから託されたまだ目の覚めないアツコを強く抱き寄せる。

 

「しかしまあ、ゆっくり嬲り殺しにでもしましょうか。やはりあなたは私にとって取り除くべき障壁だと改めて認識しました。」

 

先生の目はベアトリーチェに寄り添うように浮かぶ何かをしっかりと捉えていた。

 

 

 

 




『DiltyDeedsDoneDirtCheap』

StandMaster ベアトリーチェ?

D4C。『穴』から平行世界に干渉できる。自分以外のものは同じ『世界』に存在できず、対消滅する。
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