オリキャラ達が行く『オーバーロード』   作:かるご

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本編
飛び込め!力と魔法の世界へ!


ランダムゲートに飛び込んだフリーダムとエンコースは異世界へたどり着いた

だが出現した場所は木がなければ、海もない

上を見れば宇宙が少し見える空、下を見ればまばらに散った雲

エンコースは周りの状況から自分自身がいる場所がどうなっているのか理解した

フリーダムは未だにわかっていないようだが

 

 

エンコース「.....ああ、なるほどな。」

 

フリーダム「え?なにが?」

 

エンコース「なあフリーダム、1つ聞きたい。」

 

フリーダム「なに?」

 

エンコース「ゲートに入ったあとの転送地点はテストしたか?」

 

フリーダム「いいや?」

 

エンコース「....そうか、わかった.....」

 

 

2人は空中で呑気に会話している

ちなみにこの間も落下中である

 

 

フリーダム「え?どういうこと?」

 

エンコース「いや大丈夫、こっちの話だ。」

 

フリーダム「そんなことないでしょ!エンコースが『大丈夫』って言うときは、大体大丈夫じゃ無いでしょ!」

 

エンコース「なんだその言い方は、まるで俺が大事なときに役立たないと言っているのか?」

 

フリーダム「そうだよ!だってエンコースは───」

 

エンコース「落ち着けフリーダム。頭の悪いお前にも今の状況を分かりやすく説明するのが先だ。」

 

 

ヒートアップするフリーダムを落ち着かせエンコースは今の状況説明を行う

 

 

エンコース「お前とクリエイターが転送テストをしなかったのは目をつむる、まずは周りを見ろ、既に景色は変わったがな。」

 

フリーダム「周り?」

 

 

フリーダムは周りを確認した

日は沈みキレイな夕焼けが大地を照らしている

あと数分で暗闇に包まれるだろう

 

 

フリーダム「夕日きれい.....」

 

エンコース「ああ、綺麗だな。それよりも下を見た方がいいぞ。」

 

フリーダム「した?下って───」

 

ドゴォォォォォン!!!

 

 

 

──────

 

 

 

フリーダムとエンコースが地面に激突する前

地上ではこんなことが起きていた

嫉妬マスクを身につけ黒と紫を基準とし、端々に金の装飾を施したローブを羽織る[[rb:魔法詠唱者 > マジックキャスター]]アインズ・ウール・ゴウン

その近くにいるのは、鎧を身にまとい巨大な斧を持ったサキュバス『アルベド』

対立しているのはスレイン法国に所属する陽光聖典の隊長『ニグン・グリッド・ルーイン』と彼率いる部下達である

 

 

アインズ「お前たちがこの私が、手間をかけてまで救った村人を殺すと公言していたな。これほど不快なことがあるものか。」

 

ニグン「”不快”とは大きく出たなマジックキャスター!で?だからどうした。」

 

アインズ「抵抗することなくその生命を差し出せ、そうすれば痛みはない。だが、拒絶するなら、愚劣さの対価として絶望と苦痛の中で死に絶えることにだろう!」

 

ニグン「ッ!天使達を突撃させろ!」

 

 

命令を受け二体の炎の上位天使(アーク・エンジェル・フレイム)がアインズに向かって突撃し攻撃しようとした瞬間

 

ドゴォォォォォン!!!

 

狙ったかのように何かが上空から飛来し天使を下敷きにした

 

 

「なんだ!?」 「なにか降ってきたぞ!」

 

アルベド「アインズ様!」バッ

 

ニグン「くっ!なに事だ!」

 

 

突然の出来事にその場にいるものが反応を見せた

土煙が晴れるまであまり時間は必要とせず降ってきたものの正体はすぐに判明した

 

 

フリーダム「せめて『地上は近い』って言ってよエンコース。」

 

エンコース「すでに終わったことだが、浮遊すればいいだろ。」

 

フリーダム「話すことに集中してたの!」

 

エンコース「話すことに集中するか?普通。」

 

フリーダム「するよ!特に私は!」

 

 

浅いクレーターの中心で全身真っ白の女と普通((空から降ってきたことを除けば))の男(?)が口論しはじめた

その様子を見た陽光聖典は内心(なんだあいつ)と思っているだろう

アルベドはゴミが増えた程度しか思っていない

アインズは突然の出来事にも動じずあの二人を観察してどう動こうか考えている───

のはもう少し後であり実際は

 

 

アインズ(ええ!?何あの二人!?急に空から降ってきてびっくりしたんだけど!!)

 

 

内心かなり焦っていて観察どころでは無いようだ

だがすぐに[沈静化]が発動して元の平坦なものに抑制され落ち着きを取り戻し状況を整理した

 

 

アインズ(あの二人は一体何だ?転移(テレポーテーション)をしてやってきたアイツらの仲間か?いや、それは違うな。あの反応からしてアイツらの仲間ではないらしい。けど俺達の仲間でもない。あんなNPC見たこと無いし仮にプレイヤーだとしてもおそらく人間種。ギルドにいたとしても条件が合わないから入ることはありえない。つまり......なんだコイツは....)

 

 

結論:何もわからなかった

その通りである、情報ゼロの状態で彼らのことを理解するのは無理だろう

今わかるのは空から降ってきた人間のような何かだけだ

 

 

ニグン「貴様ら、戦いの邪魔をするとはいい度胸だな!」

 

エンコース「誰と誰が戦っているんだ。」

 

フリーダム「見た感じ、大きな戦いにはなってなさそうだけど。」

 

ニグン「ほう、随分と呑気な態度だな。危機感を持っていないのか?」

 

エンコース「危機を持つような相手はいないようだが?」

 

ニグン「なら、思い知らせてやる。全天使で攻撃を仕掛けろッ!」

 

 

エンコースの舐めた態度にニグンは怒りを覚え空中に待機していた天使を全て動かした

だが....

 

 

エンコース「雑魚が集まったところで何ができる......《消えろ》」

 

ヴンッ!!

 

ニグン「な.....ッ!あり、えない.....」

 

 

天使の軍勢はエンコースが一言呟いただけで一瞬で消滅した

その現象を目撃したニグンと部下はその現実を受け入れられず一瞬硬直したがすぐさま部下が魔法攻撃で反撃した

だが赤黒いバリアを展開され魔法攻撃は全て防がれた

 

 

エンコース「なんだ、その程度か?」

 

フリーダム「ちょっとぉ!何やってんのエンコースゥ!そっちで勝手に話進めないでよ!まだこっち終わってないんだからァ!」

 

エンコース「ならさっさと終わらせろ。」

 

フリーダム「じゃあしばらくそのままでね!」

 

 

エンコースがニグン達と戦闘している間フリーダムはアインズと話をしていたようだ

話し合いはまだ一段落着いていなく区切りがつくまでエンコースはそのまま待機することになった

 

 

 

──────

 

 

 

一方、アインズは頭を悩ませていた

突如現れた第3陣営、情報が全く無い中どうすればいいか考えていたが向こうから話しかけてくれたおかげで彼らの情報を集めることができた

 

 

アインズ(彼、フリーダムとの会話でわかったのは彼らはプレイヤーではなくこの世界にやって来た旅人であり彼のような旅人は100人来ていること。そして、全員がとてつもなく強いこと。これに関してはフリーダムの後ろにいるエンコースの戦闘を観察していて確証は得た)

 

 

アインズはフリーダムから聞いた情報をまとめていた

フリーダムからの情報はアインズが予想していた量を遥かに上回っていてキャパオーバーしかけた所でアルベドが止めた武器を構えて脅したことで整理する時間ができた

 

 

アインズ(けど、フリーダムにスレイン法国とかについて聞いてみたけど何も知らないようだし俺みたいに転移してきたプレイヤーだと思ったけど、話をした感じだとプレイヤーでもNPCでもない。つまり彼を含んだ旅人はこの世界に住む人でもなくプレイヤーでもないがプレイヤーと同等かそれ以上の力を持っているのか。なんかややこしいなぁ)

 

 

やっと彼らについて理解したアインズはフリーダムやエンコースのような人物はナザリック内で要注意人物として接触を避けて行動しようと考えた

仮に接触した場合はすぐに撤退することを頭に入れておこう

アルベドも同じ意見だし、ナザリックに戻ったらこのことを守護者全員に伝えなきゃ

なんて考えていると雑音がなくなっていることをやっと認識しフリーダムはエンコースの元へ近づいていた

 

 

フリーダム「攻撃が止んだね。」

 

エンコース「向こうの魔力が尽きたようだ。」

 

 

エンコースの言う通り魔法詠唱者の魔力が尽きかけていた

 

 

「ニグン隊長、魔力が尽きそうです!」

 

「投石でもあのシールドを突破できません!」

 

ニグン「くッ、なら仕方ない。監視の権天使(プリンシュパリティ・オブザベーション)かかれ!」

 

フリーダム「今思ったけどあれが天使?なんか機械みたいだね。」

 

エンコース「人間が作ったものだ、有機的に見えても不思議じゃないだろ。」

 

フリーダム「でたー、エンコースの偏見。良くないよそういうの。」

 

 

炎の上位天使よりも強力な天使が向かっているにもかかわらず二人は呑気に会話をしている

そして監視の権天使の攻撃を開始した

だがその攻撃を受けてもなおシールドにはヒビ一つ入らなかった

 

 

エンコース「その程度の攻撃でバリアが破られると───」

 

フリーダム「せい!」ズバン

 

 

エンコースの独り言にフリーダムが割り込みいつの間にか持っていた白い剣で監視の権天使を真っ二つにした

あっさりと権天使が倒されたのを見たニグン達は驚愕し部下たちは戦意を無くしかけた

 

 

ニグン「一撃、だって.......ありえるか!!上位天使がたった一撃で滅ぼされるはずがなあい!!!」

 

「ニグン隊長、我々はどうすれば!」

 

ニグン「......!最高位天使を召喚するッ!」

 

エンコース「水晶?」

 

フリーダム「ただの水晶じゃないよ、魔力を封じ込んでる。」

 

 

ニグンが取り出した水晶について何も知らない二人は推測の域を出ないがユグドラシルの知識があるアインズはあれが何なのかよく理解している

 

 

アインズ(輝きからすると、超位魔法なら封じ込める事ができる『魔封じの水晶』ユグドラシルのアイテムもあるのか)

 

アインズ「アルベド、スキルを使用して私の身を守れ。」

 

アルベド「はっ!」バッ

 

ニグン「見よッ!!最高位天使の尊き姿を!!威光の主天使ドミニオン・オーソリティ!!!」

 

 

水晶が強く輝き周りを包み込む

そして発光が収まると空中には召喚された主天使が佇んでいた

その姿を見た法国の魔法詠唱者は歓声を上げ、ニグンは勝利を確信していた

 

 

フリーダム「おー」

 

アインズ「この天使が最大の切り札.......!!」

 

ニグン「そうだ!お前らにはこの宝を使うだけの価値があると判断した!」

 

エンコース「.....」

 

アインズ「.......なんということだ.......」

 

ニグン「恐ろしいか?怯えるのも仕方ない。」

 

 

主天使の威圧にアインズ達は絶望したと思ったニグンは彼らの答えがどんなものか期待していたが....

 

 

アインズ「......くだらん。」

 

ニグン「なに?」

 

フリーダム「そんなに、かな。」

 

エンコース「威光だけ”は”あるな。」

 

アインズ「この程度の幼稚なお遊びに警戒していたとは....」

 

 

その機体は裏切られることになった

ニグンは彼らの返答に納得ができず怒りが湧いてきたが彼らの本機を知らないことにも気づき始めた

だがその気付きを直ぐに否定し主天使に攻撃命令を出す

 

 

ニグン「《ホーリースマイト》を放て!!」

 

エンコース「何だそれ。」

 

フリーダム「攻撃魔法だよ。」

 

ニグン「人類が決して到達できない第7位階魔法、魔神すら消滅させる神の御業を、食らうがいい!!!」

 

カッ!!!

 

エンコース「ん?.....あーなるほど。[クイッ]よし、離れよう。」

 

フリーダム「え?ちょっとどこ行───」

 

ズオオオオ!!!

 

フリーダム「ぎゃああああ!!!?」

 

アインズ\ニグン「「!?」」

 

 

エンコースがその場から離れたことに意識を向けたフリーダムにホーリースマイトが直撃した

アインズとニグンはそのことに驚いた

まずアインズに関しては自分に放つだろうと、二人には当てないだろうという算段であえて棒立ちしていたが予想が外れたことに驚き

ニグンに関してはアインズに放とうと思ったがなぜか場所がズレた上、フリーダムに関しては眼中になく彼に当たったことに驚いた

 

 

フリーダム「.......なんで.......」

 

ニグン「?」

 

フリーダム「なんで俺なんだーーーーー!!!!!」ブワァ!!!

 

ニグン「なにィ!!?」

 

 

なんとフリーダムは気合でホーリースマイトを打ち消した

その際に発生した衝撃波がニグン達を襲い、部下は吹き飛ばされそうになった

 

 

フリーダム「怒ったぞ〜!!全員私が倒してやる!!星の光柱(スターゲイザー)!!!」

 

カッ!!

 

ドズオオオオオオ!!!!

 

 

魔法を唱えた途端、ニグン達の真上に位置する星の光が強くなり直後ホーリースマイトを超える大きさの光柱が威光の主天使とニグン達を包み込み叫び声を上げずに消滅した

そこには星の光柱により焼け焦げた跡しかなかった

 

フリーダム「もうなんだよ~。急に狙いが変わるなんて......ん?」

 

アインズ「だ、大丈夫か?」

 

 

攻撃が終わり起こったことを整理したフリーダムは主天使の攻撃がなぜ自分に向いたのかについて何か心当たりがあった

なお、アインズの心配の声は全く届いてないようだ

 

フリーダム「.....エンコース〜?」

 

エンコース「なんだ?」

 

フリーダム「攻撃を僕に向けたのってエンコースでしょ!」

 

エンコース「そうだぞ。」

 

フリーダム「なんでそんなことしたの!」

 

エンコース「どんな魔法か見てみたくてな。」

 

フリーダム「じゃあ私に向けなくてよくない!?」

 

エンコース「確かにそうだな。まあ、面白いものが見れたがな。」

 

フリーダム「コラーーー!!!待てーーー!逃げるな卑怯者ォオ!!!」

 

アインズ「.......」

 

 

DUとナザリックの初接触は終始エンコースとフリーダムに振り回され、二人は嵐のように去っていった

 

 

 

──────

 

 

 

アインズは走っていく二人の背中を眺めていた

先程の戦闘が見がいのあるものではなくただ唖然としていた

 

 

アインズ(なんだ.......アイツら......下手したらプレイヤーよりも厄介なのと会っちゃったなぁ.....)

 

アルベド「アインズ様!」

 

アインズ「ん、どうしたアルベド。」

 

アルベド「大丈夫ですか、アインズ様?」

 

 

アルベドが心配の眼差しでアインズを見つめる

自分は大丈夫だと伝え再びあの二人に思考を働かせる

 

 

アインズ(ナザリックの近くにあんなのがいるなんて、もし二人が大墳墓に侵入したら......できる限りのことはしよう。対策を練るにもまだ情報が足りない。何ができるのか何が弱点なのかわからない以上、こちらから接触するのはリスクが大きい。それにあれと同じ存在が100人もいる。この世界についての情報を得るのは必須だが、外へ出るたびにアイツのような存在とはち合う可能性が常にある。危険だがこの世界にいるかもしれない仲間たちのためにも、アインズ・ウール・ゴウンの名を広めるためにも頑張らなければ)

 

 

アインズはこれからの計画を思案し、無い脳みそが痛くなるほど頭をフル回転させた

その様子を見たアルベドは声を出さずにはいられなかった

 

 

アルベド「アインズ様!!」

 

アインズ「うおお!?な、なんだアルベド。」

 

アルベド「先程から難しい顔をしていますが、何かあるなら是非申してください!」

 

アインズ(.....アルベドとデミウルゴスはナザリックでは一番の頭脳を持つ。けど、今回は別だ。)

 

アインズ「ありがとうアルベド。だが、この件はお前たちを危険にさらしてしまう恐れがある。」

 

アルベド「しかし!あのような輩がもしアインズ様に危害を加えるようなら、この私が!いえ、ナザリック全軍を持ってあの下等生物を───」

 

アインズ「落ち着け!アルベド。」

 

アルベド「ッ!失礼しました!アインズ様!」

 

アインズ「.........帰るぞ、アルベド。」

 

アルベド「はい、アインズ様。」

 

 

彼らについてはナザリックに戻ってから考えることにした




ハーメルン初投稿です
完結するかわかりませんががんばります
国語力、文章力が無いですが自分なりに書いていきます
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