仮面ライダーエボル in カレコレ   作:漆黒さん

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やっとでけた どうぞ


プロローグ4

no side

 

「コイツをどこで拾った?

いったい、どこの馬鹿が研究し始めたんだ?」

 

スタークは下の部屋から持ち出したパンドラパネルを突き出し、科学者に聞いた

 

「そ、それは…なぜお前がそれを⁉」

「あん?質問してるのはこっちなんだがなぁ、まあいいか

あの穴から落ちた先の部屋に、コイツがボトルと一緒に落ちてたんだよ」

「そそ、そんな事、あってたまるか!」

「本当の事なんだけどなぁ

まあいい、んで、どこの誰g

「そんな筈はないんだ!

何故なら、それはもう他の研究所に運ばれたんだから!」

は?」

 

スタークは、唖然となった

自分が持っているもの以外にも、パネルがあったことに

 

(まさか、パンドラパネルの方も、この世界に来たのか?しかも、俺が目覚めるより前に?

てことは、まさかここは本当は【新世界】で【戦兎】たちもこの世界のどこかにいるってことか?

だとしたら、なんとも残念な結果だな

せっかく平和の為の新たな地球を作り出した筈が、それがそのまま異世界に転移しちまうなんてなぁ

俺でも最悪だとつぶやいちまうなぁ)

 

スタークが考え込んでいると…

 

ドガァン

「ゴグガァァ‼」

 

スマッシュが目を覚まし、向かってきた

 

「ありゃりゃ、あれじゃあ倒しきれないか

ならば、これだな」

 

スタークは、再び武器をトランスチームライフルに合体し、今度はコブラボトルをセットする

 

    コブラ

 

そして、ライフルを構えあの言葉を言い放ち、引き金を引く

 

「それじゃ、チャオ~」

 

    スチームショット!!

    コブラ

 

銃口から巨大なコブラを模した緑色のエネルギーが飛び出し、スマッシュを飲み込み爆散した

 

ドガガァァン!!

「グゴガガァァ!!」

 

スマッシュは黒焦げになり倒れた、その時…

 

「ん?何!?」

 

スタークの持っていた【エンプティボトル】が勝手に飛び出し倒れてるスマッシュに近づくとスマッシュから粒子が溢れて、それをエンプティボトルが全て吸収していった

スマッシュは変化する前の太った科学者に戻った

そして、エンプティボトルはまるで意思を持つかのようにスタークの手元に収まり、その姿を変えた

 

(な!エンプティボトルが、勝手にネビュラガスを吸収しただけでなく、自動的に手元に戻ってきて、あまつさえ勝手に浄化されただと!?

そんな機能知らねぇぞ!

しかも、また見たことの無いボトルになりやがった

まさか、この世界自何らかの力でボトルも変化したというのか?

それに…)

 

太った科学者の方を見る

 

(アイツのハザードレベルは、甘く見積もっても1.1

だというのに、スマッシュ化が解けても消滅していない

気になることがたくさんだ

この男には、色々と聞いておか……ねえ……と……な……ってあれ?)

 

スタークが振り向くと、そこにいたはずの痩せ科学者はおらず、いるのは気を失っている少女達だけだった

 

「あの野郎…いつの間に…どこに行きやがった!

まだ遠くには行ってないはz

 

  ビーッビーッビーッビーッ

 

なんだよ今度は!?」

 

《自爆シークエンスに入りました 

 十分後にこの施設は爆発します

 職員はただちに退避してください》

 

(自爆!?

確かに、奪われるくらいなら全てを消すというのはわかるが、それでも思い切りよすぎだろ!!

しかも、十分って短すぎやしねえか!?)

 

と、考えている間にも時間は刻々と過ぎていく

 

「考えてる時間はねえ、今すぐここから脱出しねえと……」

 

すると、スタークは【タンクフルボトル】を取り出し、トランスチームライフルにセットする

 

    フルボトル!!

 

そして、ライフルを真上の天井に向け……

 

「いちいち来た道を戻ってる時間なんて無いからなぁ……これで、ブチ抜けぇ!!」

 

    スチームブレイク!!

 

引き金を引き、巨大な砲弾が射出され、天井を次々とブチ抜いていく!

ついに、最後の天井も貫き、夜空へと飛んでいく

 

「うし、後は……こいつらだな」

 

スタークは、気絶している少女二人を抱き上げ、再びラビットボトルで身体能力を強化し、スタークが開けた穴に向かって跳躍する

 

「うっ…くっ…」「ううっ」

「我慢してろよ、もうすぐ出られるからなぁ!」

 

身体能力がアップして、衝撃による負荷がかかり、少女二人が顔をしかめる

スタークは二人の頭を抱え込み負荷を和らげていた

そして、最後の穴を通り抜け、研究所の上空まで飛び上がった

 

「「わあぁぁぁ」」

 

負荷がなくなり少女達が目を開けると、彼女たちの目の前には、何の変哲も無い夜空が見えた

それを見た彼女たちは、思わず声が出るほど驚いた

それも当然である、彼女たちが今まで見てきたのは、牢獄にも等しいコンクリートの壁ばかり

しかし、今目の前に見えるのは、いくつもの星がまるで宝石のようにきらめき、それが黒い空にちりばめられ、更に輝いて見えたのだから

しかし、彼女たちが夜空に感動しているのも束の間、落下しているように感じる

否……

 

「やべぇ、思い切り飛びすぎた」「「へ?」」

 

実際の所、本当に落下しているのであった

そこでスタークは気まずそうにつぶやき、彼女たちは不安に陥った

それを感じ取ったからなのか、一気に落下していった

 

「「っ、きゃあああああああ!!」」

 

このままでは、地面に落下して赤い染みになること間違いなし

そう思うと、二人は叫ばずにはいられなかった

しかし、スタークは落ち着いて、彼女たちを左手で抱えながら、右手でスチームブレードについているバルブを器用に片手で回し、トリガーを引く

 

     アイススチーム

 

スチームブレード下に振ると、ブレードから冷気が吹き出し、空気中の水分を凍らせてそれを地面まで伸ばし、氷の道を作った

スタークは二人を抱えながら氷の道を猛スピードで滑っていく

そして、研究所から少し離れた山の中へと着地し、【ダイヤモンドフルボトル】をトランスチームガンにセットし、引き金を引く

 

     フルボトル!!

     スチームブレイク!!

 

トランスチームガンから巨大なダイヤの結晶が現われ、スタークたちの周りをドーム状に囲む

そしてーーー

 

     ドガアアアアアアァァァァァン!!

 

研究所が爆発した

とんでもない威力で、研究所どころか周りの木々や地面なども吹き飛んでいった

爆発の余波が収まった頃、研究所があった所はクレーターとなっており、そこには、最早何も残っていなかった

そこから少し離れた場所で、地面が盛り上がりダイヤのドームが現われ、真ん中から開いていき、中からスタークと少女達が出てきた

 

「はあ、なんとかなったなぁ」

(正直一か八かではあったが、ダイヤでどうにかなってよかった)

 

フルボトル自体は、パンドラボックスを使うための鍵のような役割ではあるが、その中身自体は石動惣一が想像したもので有り、その全てのボトルの力をエボルト自身が完全に把握しているわけではなかったのだ

だからこそ、ここでダイヤモンドフルボトルを使ったのはエボルトの勘であり、まさしく一か八かであった

 

side エボルト

 

はあ、何とかあそこからコイツらを連れ出せたのはいいが、この先どうする?

コイツらの資料や研究データは、木っ端微塵になっちまったし、ボトルやパンドラボックスの事も聞けずじまい、都合良くいかねぇもんだなぁ……ん?

 

「ん、んん」「あれ、ここは?」

 

どうやら起きたみたいだな

俺は、ブラッドスタークから石動惣一の姿に変わる、するとーー

 

「あ! おじさん!」

 

赤い髪のガキが抱きついてきた

そんなに引っ付くんじゃねえよ、くすぐったいだろ

その後、水色髪のガキも、泣きながら抱きついてきた

 

「ううっ…死んじゃったかと思った…生きててよかった……」

「だから言ったじゃん、おじさんは大丈夫だって」

「でも…でもぉ」

 

赤髪のガキが水色髪のガキを慰める

どうやら、俺、というより【石動惣一】が死んだと思っていたんだろう

まあ、合ってはいるがな

 

「なあ、お前ら

少し大事な話があるんだが、いいか?」

「ん、何?」「ふえ、なんなの?」

「喜んでるところ悪いが、俺はおまえらの知ってるおじさんじゃあない」

「な、何…言ってるの…」「おじ…さん…?」

 

驚いてるところ悪いが、淡々と説明させてもらうぜ

 

「おまえらの言うおじさんは、もうすでに死んでいる

俺は、そいつからの依頼の報酬として、この体を貰ったんだよ」

「依頼?」

「そう、おまえらを助けて欲しいという依頼だよ」

 

ここまで聞いて、赤髪の方はまだしも、水色髪の方はショックで今にも泣き出しそうだった

 

「じゃあ…おじさんは…私達の……せいで……あ、ああああ!」

「ヒサメちゃん、落ち着「ああ、そうだな、確かにおまえらのせいでもある」っ!!」

 

俺の発言で、赤髪が睨んでくるが関係ない

 

「だが、それでもあいつはお前らのことを、心配し続けていた

自分の死期が近いと」わかっているにも関わらずにな」

「「!!」」

「おまえらがそこで絶望するのは勝手にしろ

だが、それがあいつの、石動惣一のして欲しいことか?」

「っ!」「それは…」

「違うだろ、お前らがするべき事は、生きることだろ!

アイツの分まで生きて、生きて、生き抜くこと!

そして、自分自身の幸福見つけること!

それが、お前らのするべき事だろ!」

 

柄にもなく熱く語っちまったが、反応は中々いいようだ

こんなところで絶望してくたばっちまったら、骨折り損のくたびれ儲けってことになっちまう

…まあ、実際骨折るどころか怪我ひとつしてないがな

 

「もし、お前らがアイツの仇をとりたいのであれば、俺が協力してやる」

「「え⁉」」

「俺が色々と面倒みてやるって言ってんだよ

別に強くなりたくなくても、当面の生活は保証してやるが…

どうする、この提案にのって仇打ちするか?それとも、断って普通の生活を送るか?」

「「…………」」

 

迷うか、まあそうだろうな

なんせ見た目だけみればせいぜい小学生ぐらいの年、そんなヤツが復讐に身を置くなんて事に即答するはずg

 

「いいよ、やるよ、アーシ!」「カンナちゃん⁉」

 

ほう?赤髪がすぐに答えを出すか

 

「いいのか?

お前が選ぶのは、まさしく茨の道

そんな厳しくて辛く険しい道を選んで、後悔はないのか?」

「後悔なんてしない、アーシは強くなって、アイツらを倒したい!

もう二度と、アーシらみたいに辛い目に合う人をなくすために!」

 

随分とまあ、この年で肝が座ってやがる

するとーー

 

「あ、あたしも!強くなりたい!」「ヒサメちゃん⁉」

 

水色髪の方も答えた…だが…

 

「おまえさんは、どうもこっちの赤髪よりも強さも覚悟も足りていない、そんなヤツが強くなれると思っているのか?」

「覚悟がどうとか、そういうのはまだわかんない

でも、カンナちゃんだけにそんな辛い思いをさせたくないし、あたしだけ守られる側だなんて、そんなの我慢できない!

あたしだって、強くなって、カンナちゃんや他の人を守りたい!」

「ヒサメちゃん…」

 

なるほど

こっちの赤髪よりは、足りない気はするが、いい覚悟だ

それにさっきの啖呵の影響かはわからんが、コイツらのハザードレベルが、僅かながら上がってやがる

これはいい感じになりそうだ

 

「よしわかった、お前の事は俺がしっかり面倒みてやる

そして、ご要望どおり…しっかりと強くしてやるからな

覚悟しとけよ」

「「よろしくお願いします!」」

 

さて、まずは当面の生花資金を……

 

「「お父さん‼」」

 

………ん?

 

「ちょっとまて、なんだ、お父さんって?」

「なんだ…って」「お父さんはお父さんだよ?」

「いや、言葉の意味を聞いてるんじゃなくてだな

何で俺をお父さんと?」

「だって、アーシらの面倒みてくれるんでしよ?

だったらアーシらにとってのお父さんで決まり!」

「勝手に決めるな!」

 

俺がコイツらの父親だぁ?

冗談じゃない、いくら計画のためとはいえ、また娘を持つなんて面倒なこと、俺はごめんだぜ

んなことを、考えていると

 

ーーーヒシッ

 

は?

 

「(上目遣い&目がウルウル)ダメ?」

 

グハッ!

俺は衝撃を受けた

なんだ…今のは…俺は今…何が起きたんだ⁉

わからねぇ…わからねぇが…なんなんだ...この感情は!

 

「ううっ(涙目)」

「アーシたちの、お父さんでしょ?(上目遣い)」

 

うぐぐ…ヤバい…なんかこれは、ヤバい!

 

「あぁぁもぉぉ、わかったよ!

俺の事はお父さんでもパパでも好きに呼べ!」

「「……うん‼」」

 

すっごい明るい顔で、返事をした

なんか、物凄く演技がうまいキャバ嬢に上手いこと貢がれた気分……いや、そもそもキャバクラ事態に行ったこと無いんだけどな

……そういえば

 

「まだ自己紹介をしてなかったな

俺の名はエボルトだ

お前らの名前は?」

「アーシは、カンナ!」

「あたしは、ヒサメ!」

「「よろしくね、お父さん‼」」

 

こうして俺は、始めての場所で、あれよあれよという間に、二人の娘の父親になっちまった

これ、色々とヤバい気がする

この時の俺がそう思ったことが、まさか、あんな風な感じになるとは、思ってもみなかった

 

 

 To be Continue




さーて、次は、SとK どっちにしようかなぁ

因みに、カレコレバレンタインブロマイド
コンプしたぜ!

二万ぐらいかかったけど(;。;)
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