Project Sekai SCP incident feat .   作:唯尊

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第五十二話 セカイ…想いが生んだ場所

 

 光に呑まれた先で、理雄たちは慎重に瞼を開ける。

 

「…ッ?」

 

目の前の光景に、8人全員が息を呑んだ。

 

「どこだ?ここは…」

 

理雄が漏らした言葉に応えられる者はいない。それ程までに皆が混乱していた。

 

 自分達が立ち尽くす場所は、不毛の大地だった。

 

 やや起伏のある地形。シダやコケ類といった原生植物が一切生えておらず、地面のあちこちに大小様々なサイズの岩が突出している。試しに地面に触れてみると、冷えた硬い土の触感がした。周囲には薄く雲がかかっていたが、不思議な事に寒さを殆ど感じない。

 

「ここは…高所なのか?」

 

 ふと悟が呟く。

 

「その割には気温が高いし、空気も薄くない……どうなってるッ?」

 

龍一郎が不気味そうに言う。視界は雲のせいでゼロに等しく、周囲の状況が全く分からない。唯一認識できるのが足元のハゲ上がった地盤のみだ。

 

 いきなり見知らぬ空間に放り込まれ、僅に動揺するジュリエットチームを鎮めたのは、やはり分隊指揮官の英牙だった。

 

「落ち着け!各自状況報告」

 

低く大きな声に全員が冷静さを取り戻す。

 

「J-2。問題なし」

 

「J-3。異常ありません」

 

「J-4。健在」

 

「J-5。ちゃんと生きてます」

 

「J-6。死んじゃいないぜ」

 

「J-7。正常です」

 

「J-8。ここに」

 

点呼に全員が答える。

 

「まったく…一体何が起きた?」

 

「分かりません。スマホの『untitled』をタップした所までしか…」

 

英牙が苦い顔で言い、悠間が困惑の消えない表情のまま答える。

 

「何かの攻撃か?だとしたらマズイぜ隊長…」

 

「あぁ…完全に丸腰だ」

 

サイト内で武器の一切を管理庫に預けてきたジュリエットチームには、拳銃どころかナイフ一本すら持ち得ていない。

 

 信孝の言葉に歯噛みする英牙。他のメンバーもまさかの状況に泡を喰った様子である。

 

「これからどうすれば…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

----------『良かった。また会えたね…みんな』

 

 

 

 

 

「「「ッ!?」」」

 

 どこからか聞こえてきた声に思わず全員が身構える。

 

「誰かッ!」

 

以外な事に、一番に誰何したのは向一だった。普段喋る回数が極端に少ない彼の鋭い声は、今までにないくらい切羽詰まった様に聞こえた。この中で1番緊張していたのは、新人であり場数で劣る彼だったのかもしれない。

 

『ここだよ』

 

再び聞こえてきた声は、背後からだった。

 

 全員が振り向くと、そこには見覚えのある人影があった------。

 

「……プルアー」

 

ただ1人、理雄が口から零れたかのように呟く。

 

 かつて、暗く冷たい地底の戦場にて、その透き通る様なソプラノの美声を耳にした。

 

 ソレは……液晶画面の人物画像に白いバグが掛かってるように見えた。かろうじてシルエットが把握できる事から人間の女性……いや、背丈から考えて少女とでも言うべき容貌だった。

 

 ------間違いない。見間違える筈もない。

 

 彼女こそが、あのマンションでジュリエットチームをこの世界に遣し、鳥丸百九やダミアン・オコナーといったPOI(要注意人物)を招聘し、半世紀以上前から数多くの人間を拉致した疑いのある異常存在------コードネーム《プルアー》。

 

 理雄たちから2メートルも離れていない。握手でも出来そうな位置に彼女はいた。

 

 緊張で全員が息を呑む。幾度となく異常存在と関わってきたとはいえ、その大半が戦闘状況に陥る事を前提とした接敵行為が大半である。こういったファーストコンタクト…いわば対話を実践した事は殆どない。

 

 それでも最悪の結末だけは避けるべく、財団の定めた接触プロトコルに則り、英牙が慎重に進み出る。

 

「…お前が俺達をここに呼んだのか?」

 

『うん。そうだよ』

 

「…何者だ」

 

『う〜ん…、少し説明が難しいんだけど…』

 

プルアーは少し考える素振りをすると…、

 

『…うん。やっぱりまずは自己紹介からだよね。この姿じゃ信用して貰えないだろうし』

 

やがて何かに納得したように、プルアーは一瞬静止する。

 

そして、白いバグが剥がれていくと----------

 

 

 

 

 

 

 新たな姿が顕になる。

 

「…なッ!?」

 

「こ、コイツ…」

 

「……」

 

その姿を見たジュリエットの何人かが驚愕、あるいは静かに反応を示す。

 

バグが消え去ったプルアーの容姿は、儚い雰囲気を纏った美しい少女だった。

 

 身長155cm程度、足元まで伸びた長い銀髪は両サイドの三つ編みが特徴的で、瞳は幻想的な程に透き通った瑠璃色。人間で言えば白人とアジア人の混血に近い容姿をしており、外見年齢は15歳位に相当する。目鼻立ちの整った童顔、表情はどこかあどけなく、幼い印象を見る者に与える顔立ち。それは、正に------

 

 

「「「IA…」」」

 

理雄、信孝、悠間が揃って呟く。残りの5人は訳が分からない様子だ。

 

「…お前等、コイツに見覚えがあるのか?」

 

 初雪が問うてくる。どうやらジュリエットの中でIAの存在を知っているのは、理雄、信孝、悠間の3人のみらしい。

 

「えぇ…まぁ。昔人気があったボーカロイドの1人だった筈です。けど…」

 

理雄が途中で言葉を濁したのは、目の前のIAの容姿が自分の過去の記憶と若干異なるからだ。

 

 あまり詳しく覚えている訳ではないが、まず異なるのはその服装だ。過去の記憶と違い、目の前の彼女は高校のブレザーとスカートを着用している。色は財団の無機質なイメージカラーを模した黒を多用しており、白いブラウスと青いリボンを除けば、厚底の編み上げ靴、腿の辺りまで覆ったハイソックス、スカート、ブレザーまでもが黒一色で殆ど統一されている。胸元の校章には何故か財団のシンボルマークが施されており、尚の事こちらを困惑させた。

 

 彼女は穏やかな微笑を浮かべながらこちらを見遣る。

 

『仮初の姿で失礼するよ。この姿の方が君達も容認しやすいと思ったから』

 

 仮初という事は、この姿は本来の容貌ではないという事か。

 

外見の幼さに見合わない温厚な雰囲気で話すIA。その声はよく言えば人間には再現出来ない精巧さがあるが、悪く言えばやはり機械的な印象が拭えない物だった。

 

 しかし、目の前の存在は自分達ではなく、常識では観測不能な領域世界を見据えている様に感じた。その幻想的な瞳はからは思考が一切読めず、どこまでも不気味な程透明だった。

 

 そんな中、IAはふとこちらに視線を向ける。

 

『やあ理雄、君とはつい最近会ったばかりだね。怪我の方は大丈夫?』

 

「…ッ」

 

 その目に理雄は恐怖を覚えた。彼女と似たようなタイプに一瞬、望月穂波を思い浮かべたが、彼女は穂波の様に目の前の相手を思いやり、慈しんでいる訳ではない。目の前のIAを語る存在の笑みは、明らかに別物だと本能が告げていた。

 

 もとより、ダミアン達の起こした事件により数多くの人死を出すキッカケを作った存在が、マトモである筈がない。

 

 すると、それまで沈黙を貫いていた英牙がこちらの肩に手を置く。驚いて振り向く理雄に英牙は話す。

 

「理雄。これが以前報告していた異常存在か?」

 

「はい。声からして間違いなく…」

 

「よし…とりあえずこの後の対話はお前に任せる」

 

「…はッ?」

 

理雄は思わず目を剥く。

 

「俺はボーカロイドに詳しくない。お前の方が適任だ」

 

「いや、しかし…」

 

「俺や他のメンバーより接触回数が多いんだ。奴もお前の方が話しやすい様子だしな。レコーディングは俺のスマホでやる。いいな?」

 

「…了解」

 

 有無を言わせぬ口調で命令され、ひとまず対話役に就く事にする。英牙は自らのスマホの録音アプリを起動し、状況の記録を開始する。

 

「……」

 

『…?どうしたの、理雄』

 

「いや…その……」

 

何を話すべきか一瞬迷うが、口の中で落ち着けと3回唱え、IAと向き合う。

 

「まずは…アンタの事、なんて呼べばいい?」

 

『IAでいいよ。それで?何が聞きたい?』

 

「あの時…地下での決戦で俺を助けてくれたのはアンタか?」

 

『うん。そうなるかな』

 

「そうか、まぁ……なんだ。感謝してるよ。正直追い詰められていたからな…」

 

あの力がなければ、自分はダミアン・オコナーとの決戦に敗れていただろう。

 

『フフ…どういたしまして』

 

 クスクスと笑う仕草は年相応の少女のそれだ。普段一歌達が見せる仕草となんら変わりはない。こうして見ると普通の女の子だ。

 

「…幾つか質問いいか?」

 

『うん。いいよ』

 

「ここは何処だ?」

 

『ここは《セカイ》。想いが生んだ場所だよ』

 

「想い?」

 

『そう。君達8人の想いがこのセカイを生んだんだよ』

 

「……ダミアン・オコナーの時と同じか」

 

『そうだね。まぁこのセカイは彼や他の人のと違って少々特殊なモデルだけど』

 

意味深な言い回しだった。理雄は務めて慎重に、確信を突いた質問に入る。

 

「…確認したい。あの2人をこの世界に招き、セカイの力を与えたのは……アンタか?」

 

『うん』

 

にべもなく肯定される。

 

「…その2人が人類絶滅を引き起こしかねないリスクは?」

 

『勿論把握していたよ。あの2人の想いは強かったけど、世界の創造には繋がらなかったから、引き抜いたのは失敗だったね』

 

 飄々とした調子で言われる。握る拳に力が入った。静かに怒気が滲み出る。

 

「…何の為に奴等を引き抜いた」

 

『世界の創造の為』

 

「それはどういう意味だ?」

 

『今はまだ秘密』

 

「お前の目的はなんだ?」

 

『まだ言えない』

 

「お前は何者だ…正体はなんなんだッ?」

 

『ノーコメント』

 

「ッ!!」

 

 瞬間、理雄の右手がIAの胸ぐらを掴み上げた。細い体が宙に浮かぶ。

 

「ふざけるなよキサマァッ!!お前が……お前のやった事で何人死んだと思ってるッ!お前みたいなアノマリーのせいで…俺は…俺はッ…!!」

 

『------また失う所だった』

 

 瞬間、時が止まった。

 

『また大切な人達を失いそうになった。リリカ達と同じように、一歌達も死んで、自分の前からいなくなる』

 

「------」

 

思考が停止したままの理雄を差し置いて、IAは続きを話す。

 

『世界の終わりを防ぐ為に、一歌達が闇の中で生命を落とす事がない様に、かつての惨劇を繰り返さない為に……その為に君は戦ってるんだよね?』

 

「黙れ」

 

『だから私が許せない?あえて火種を撒く様なマネをする私が』

 

「黙れって言ってんだクソアノマリーがッ!!」

 

「おい!やめろそこまでだッ」

 

「落ち着け理雄!!」

 

 首を締め上げる理雄に慌てて英牙達が止めに入る。それでもIAの笑みは崩れなかった。酷薄な笑みではない。かと言ってそこには温もりも一切存在しない、機械的な確認作業のように超常の少女は語り続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『------また守れないのが怖い?』

 

 

 

その言葉が、過去のトラウマを思い起こさせる。

 

 

 

 

 

 思いだすのは------自宅で焼かれる恋人の姿。

 

 肉が焼ける臭いを鼻が忘れない。

 

 黒く焦げていく皮膚を目が忘れない。

 

 喉が裂ける程叫ぶ声を耳が忘れない。

 

 

 

 

 

 

 それをただ見ている事しかできず、座り込んでいた自分を忘れない。

 

 忘れない------忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない忘れない------忘れない------忘れるものかッ。

 

 自分はあの時恐怖で何も出来なかった。力もなければ、立ち向かう勇気もなかった……。

 

 

 

 

 そんな自分が………何よりも許せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「------その通りだ。IA」

 

 それまで掴んでいた手を離し、解放されたIAが襟元を直す。

 

「俺は自分が許せなかったんだ。弱い自分には何の価値もないと思っていた……嫌いだったんだ。何も出来ず大切な人が死んでいって、守る力がない自分をひたすら呪った。財団に入って戦う力を求めたのは、まだ生きていた大好きな人達を失いたくなかったし、理不尽に抗いたかったからだ。……でも、その人達が死んでからは、ただひたすら、弱い自分を------過去の自分を否定し、その事実を塗りつぶす為に戦った…。忘れたかったんだ。なかった事したかったんだ。強くなって、生きて、全てを失った弱い自分が完全に消えてなくなるように…。その為に今まで戦ってきたんだ」

 

それは、普段なら決して見せない志熊理雄の弱さ------致命傷とも言える絶対的な傷だった。

 

 気付けば、この場にいる全員が理雄の言葉に耳を傾けていた。過去にカウンセリングを通じて、ある程度理雄の抱える問題を把握していた悠間と、龍一郎を治療していた施設にて、惨劇の一端を聞かされた信孝はやや痛ましげな表情をしている。

 

「俺は、自分の中から弱さを消す為に戦ってきた。だが……今は違う」

 

すると、理雄はそれまで地面に伏しがちだった顔を上げ、IAを真っ直ぐ見つめる。

 

「この世界に来て分かった事がある。弱さは誰もが持ってる物だ----------幼馴染の関係に悩み、傷つきながらも関係を修復しようとした者がいた。夢と希望を届けるのに失敗し、挫折を味わいながらも再び立ち上がる者がいた。世界中の人々を笑顔にする為に、泣きながら諦めないと叫んだ者がいた------皆んな傷つきながら進んでんだ。守りたい物が、成し遂げたい物が、信じてる物があるから、その為に今日を精一杯生きているんだ!俺より年下の子供が、弱さを受け入れ、苦痛を受け入れ、過去にも未来にも向き合って進んでいるッ。ならば俺も------弱い自分を受け入れよう」

 

 脈拍が早まり、呼吸の音が大きくなる。心臓の鼓動は何かに打ち勝とうとするかの様に、強く------強く鳴り続ける。

 

 そんな物は必要ない。いつも通り無視して、忘れて過去に消し去ってしまえと言う自分がいる。

 

 向き合えと、弱さを受け入れて苦痛の頂を乗り越えろともう1人の自分が叫ぶ!!

 

「俺は……そんな彼女達を守りたい。守れる力が欲しい!自分の弱さを誤魔化す為じゃない。理不尽も不条理も打ち消せる強さが……俺は…!!」

 

想いが溢れる。心臓がうるさく視界は今にもスパークしそうな程ヒバナが散る。

 

 

 そして、光と共に本当の想いを叫ぶ------!!

 

 

「俺は……彼女達と生きたいッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『------うん。君の想い…聞こえたよ』

 

 その時、セカイが変わった。

 

 天空を強風が轟く。雲によって遮られた重暗い沈黙の空が掻き払われ、陽光が外界に差し込んだ。

 

 刹那、隠されていた景色が封印を解かれ広がる。

 

 セカイに広がったのは、黄金の光------。山岳部に立つ自分達が見下ろす先には、廃墟と化した建造物が見渡す限り広がり、無人と化した街が夕暮れの陽光を反射し、静謐なれど豪奢な輝きを放っていた。それは正にゴールデンタイムと呼ぶに相応しい絶景だった。

 

「すげぇな…」

 

「あぁ…」

 

「こんな景色、見たのは久しぶりだ…」

 

三々五々に感嘆の声を漏らす。理雄もまた、このような百景を見て感動を覚えたのは、随分昔の事の様に思えた。

 

 そんな中、IAが皆の前に進み出る。夕日を背後に立つ彼女の姿は、いつしかの懐かしい少女の姿を理雄に思い起こさせた。

 

『このセカイは特別……私も貴方達もこのセカイも新たに始まる。想いは音になり、音楽となり、創造となる。さぁ……一緒に歌おう!!』

 

 

 

 

 

 





 おはようございます!唯尊です!!

 皆様の温かい応援のおかげで遂に1万UAを突破致しました!

 日頃から皆様のご愛読に深く感謝を。

 さて、ついにジュリエットにもオリジナルのセカイが発現しました。理雄の成長と変化を見て、何かしらのエネルギーを貰ったと思えてもらえれば、私も彼も嬉しいです。

しかし、困った事に、『ジュリエットに何を歌わせるか』を非常に悩んでおります。既存のアニソンやボカロの中で彼らのイメージに合った曲は幾つかあるのですが、それをそもそも出すべきかどうか悩んでおります。

 宜しければ感想欄で皆様の意見を聞きたいです。お待ちしています!

 余談ですが、最近Xを始めました。興味のある方は是非一度チェックを。

 


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