Project Sekai SCP incident feat . 作:唯尊
プロセカ二次創作史上(おそらく)最低のオリジナルキャラクターにして、作者である私が大のお気に入りである宮崎信孝のプロセカ風自己紹介です!
宮崎信孝が入室する。
【記録開始】
「なんだよいきなり呼び出しやがって………は?いまさら自己紹介しろ?やなこった、面倒くせぇ………。どうせ前みたいにくだらない質問繰り返すんだろ?付き合ってられるか……」
今この場で退室した場合、ペナルティとして今までの弁護士費用を全て信孝自身が負担する事になる---------と忠告する。
「チッ…、分かった分かったやりゃあいいんだろ?ったく……」
ぶつくさと文句を垂れ流しながら、椅子に座る。最初に経歴を紹介するように命じた。
「そうだな……、何から話すか………」
少し考える素振りを見せた後、やがて億劫そうに口を開く。
「宮崎信孝、福井県出身。年齢は27で血液型はB型。両親はともに健在で非財団関係者。調査報告書通り、財団に所属する前までの交友関係で、財団に関わっている連中は一人もいない。現在は機動部隊シータ-25Jで
----------趣味や特技は?
「アニメ、映画は昔から好きだな。高校時代は所謂オタクサークルに所属していた。結構居心地良かったぜ?美人で巨乳の先輩はいるし、可愛くて世話焼きの後輩もいるし-----------。まぁ、趣味人同士で気軽に駄弁っていたよ。たまにゲームとかしたり、カラオケでボカロ合唱会とかしたりな……。だからボカロとかアニソンには詳しい。知ってるか?向こうの世界じゃ、俺みたいな人種は大層珍しい。初音ミクや巡音ルカみたいな戦前の頃に活躍していたバーチャルシンガーの事なんて、2040年代じゃ大半の奴らが忘れている。悲劇だよな…」
----------脱衣行為も趣味なのか?財団の法務部から再三警告を受けていると記録にある。
「あれは俺にとって、普段の日常生活に欠かせない
であり生命維持活動の一貫だ。止めろと言われも、俄然無理な話だ。つーか人権の侵害だろソレ。俺に『死ね』って言ってるようなもんだぞ?」
----------自宅内でやってくれ。せめて屋外とか公共の場では控えて貰いたい。担当者の要望に対し、信孝は噛みつきそうな表情を向けてくる。
「他人に裸体を見られないと意味ねぇだろうがッ!何の為にクソ寒い時期でも全裸マラソンやってると思ってる!いいか?最低でも一週間に一回は実施しないとモチベーションが---------」
【記録中断】
興奮した信孝が落ち着くまで、数分の時間を要した。なお、その間に『宮崎信孝の異常性癖は強制不可能。医者には"諦めろ"と伝えた方がいい。あと、彼を殺したがってる財団の弁護士の報酬を上げた方がいいかもしれない。次に留置所に放り込まれた際、ブチギレた此方の私選弁護人が面会室でマグナムオートをブッ放す危険性がある』と補足しておいた。
記録を再開し、担当者は手元のタブレット端末に表示された信孝の人事ファイルを閲覧しつつ、前歴が多い事を指摘する。
「俺が問題児だってのは否定しねぇよ。と言っても、昔からロクでなしだった訳じゃない。大学入る前はいい加減でぐーたらしていたフツーの野郎だった。ま、お世辞にも真人間とはいえないかもしれんが、最低限の常識は弁えていた筈だ。………一応言っとくが、当時から何度も警察の世話になってた訳じゃないぞ。露骨に疑うような眼差しはヤメろ。………なんだろうな、こう、自分の中で箍が外れたような感覚を持ったのは、民兵やり始めた頃だったと思う。確かにあったんだよ。ある日突然、自分の住んでる街が戦場と化し、昼間は学生らしく呑気に生きていたってのに、銃を手にした瞬間、それまで見ていたセカイがガラッと変わった。小便漏らしそうな程怖いってのに、それ以上に興奮したんだ。命懸けで戦ってる間は、何かを壊したり殺したりするのに、何の躊躇いもなくなるし、どうでもよく感じる。その間は、自分の命も他人の命も、等しく無価値で無意味に思えて仕方がないんだ。ましてや相手が得体の知れない鉄の塊だったり、人知れず誰かを攫って監禁する病院だったり、子供を使って儀式めいた解体ショーを披露したりするクソ野郎なら、コッチも喜んで引き金を引ける。俺にとっちゃ、世の中にはそういった-------殺したり壊したりしたくてたまらない連中が溢れている」
---------それが財団に身を置く理由なのか?と問う。
「それだけじゃねえ。確かに他の戦闘員の例に漏れず、俺も死闘と
----------なるほど、よく理解した。
続けて、別の質問を行う。『貴方は自身の性格の問題点を把握しているようだが、その原因は
「………何が言いたいんだよ?」
声のトーンが一段と低くなった信孝に対し、担当者は『国道8号事件』の内容を提示する。
「……………ソレ、わざわざ俺の口から言う必要あるか?アンタが持ってるその端末に全部書いてあんだろ」
信孝は強烈な不快感を滲ませる。だが、続けて口にした『
「貴様------------殺されたいのかッ?」
殺意の混じった凍てつく声音に、担当者は思わず息を呑む。今にも飛び掛からんばかりの信孝を危険と判断したのか、部屋の外から警備員が飛び込んで来るが、担当者が制止する。しばし記録は中断され、ようやく再開された時には、ひどく憔悴した様子の信孝が観察される。
「すまん、取り乱した………。だが、頼むから-----------俺の前で、二度とその名前を出さないでくれ。アンタに、あの女の事を語って欲しくないッ……!」
対象の精神状態が著しく悪化した為、今回のインタビューはこれで一旦中止とし、また後日再開する事とした----------。
追記---------。最前線で勤務する財団の兵士などには、戦闘時のストレスから
最後に、忘れてはならない----------。我々財団職員は、数多くの傷を抱えている。一見大したことのない、浅い傷に見えようとも、放置すれば全身を蝕み崩壊させる。それは個人だけでなく、組織も例外ではない。SCP財団を維持する為には、彼らのような真の戦士が必要だ。
担当者、