最終回の倉庫でキラとニアのゾンビ籠城ライフ 作:ルーシー統括主任
東部生存者キャンプの3番地西区コテージに、突然の訪問者が現れた。ミサだ。ドアがノックされ、ハルが開けると、ミサが勢いよく飛び込んできた。「ライトー!生きてたんだー!」と叫び、夜神月に抱きついた。
夜神月が困惑しながら、「ミサ…?どうしてここに?」と呟いた。
ミサがハルに気づき、「ねえ、この女誰!?ライトのそばにいるなんて!」と目を吊り上げた。
ハルが穏やかに、「私はハル・リドナー。月の…恋人だよ」と答えた。
「何!?恋人!?ライト、私のこと忘れたの!?」とミサが目を潤わせつつ怒り狂い、コテージに緊張が走った。
ミサがハルを睨み、「ゾンビの騒ぎの間に何!?私がいない間にこんな女とくっつくなんて許せない!」と叫んだ。
夜神月が冷静に、「ミサ、落ち着いてくれ。YB倉庫で命懸けの日々だったんだ。ハルは僕を支えてくれた」と説明した。
ハルが静かに、「ミサさん、私、月を奪ったつもりはないよ。ただ、自然にこうなっただけ」と弁解した。
ミサが目を潤ませ、「でも…私だってライトのこと大好きだったのに…」と呟いた。
松田が割って入り、「ミサミサ、あの騒ぎは本当に大変だったんだよ!仕方なかったんだ!」とフォローした。
ミサが一呼吸置き、「…分かった。あんな騒ぎなら仕方ないよね。でも、ライトが私も同じくらい幸せにしてくれるならいいよ」と気を許し、ハルに笑顔を向けた。
「ありがとう、ミサさん」とハルが安堵し、コテージに微妙な和解の空気が流れた。
翌朝、松田がコテージのバスルームに忍び寄り、ハルのシャワーを覗こうとした。「うわっ、やっぱり…!」と呟いた瞬間、ハルがドアを開けた。「松田、また!?」と呆れ笑い。
「ご、ごめん!でも怒らないんだね!?」と松田が驚いた。
「もう慣れたよ。呆れるしかないね」とハルが肩をすくめた。
ミサが「気持ち悪いよ!やめなよ!」と怒ったが、松田は「ごめん…」と頭を下げつつ、どこか嬉しそうだった。
夜神月が呟き、「松田のおかげで少しは気が紛れるよ」と微かに笑った。
キャンプ内で窃盗事件が頻発し、コテージで話題に上った。相沢が渋い顔で、「元自衛隊のパトロールがあっても、犯罪が減らないな」と呟いた。
レスターが頷き、「法律がないからだよ。人間の欲望が抑えられない」と分析した。
夜神月が静かに、「デスノートを使わなくても、このキャンプを守る方法を模索しないと」と口に出した。
内心では、「ノートがあれば…こんな犯罪者たちを一掃できるのに」とキラの炎が再び燃え始めていた。
ハルが彼の手を握り、「月、あなたならできるよ。ノートなしでも」と励ました。
「そうだね、ハル」と夜神月が微笑んだが、心の奥底では抑えきれない衝動が蠢いていた。
ミサがコテージのリビングで提案した。「ねえ、私、キャンプで歌ってみんなを元気づけようかな!アイドルってそういう役割でしょ?」
茂木が笑い、「いい考えだよ、ミサ。キャンプの士気が上がるかもしれない」と賛同した。
ジェバンニが頷き、「確かに。俺たちも農作業以外で何か貢献した方が良い」と呟いた。
夜神月が「いいね、ミサ。君ならできるよ」と褒め、ミサが「ライトに褒められた!頑張るよ!」と目を輝かせた。
ハルが微笑み、「私も手伝うよ。ミサさんと一緒にキャンプを盛り上げよう」と提案し、二人の間に友情が芽生え始めた。
ニアが数日ぶりに部屋から出てきた。皆が集まる中、彼が低い声で言った。「すみませんでした。少しずつ皆の力になれるようにします」
相沢が肩を叩き、「無理するな。あの決断は誰でも揺らぐよ」と優しく励ました。
魅上が目を輝かせ、「ニア、あなたがキラ様の力を…尊敬します」と呟いたが、ニアが首を振った。「あれは間違いです。もう繰り返さない」
夜神月が静かに、「ニア、君が戻ってくれて嬉しいよ」と言い、ハルが「そうだね。仲間が揃うと安心する」と微笑んだ。
ニアの心に微かな光が戻り始めた。
松田がまたハルのシャワーを覗こうとし、ミサに見つかった。「何してんの!?気持ち悪い!やめなよ!」とミサが叫んだ。
「ご、ごめん!つい…!」と松田が慌てて逃げたが、ハルが笑いながら、「ミサさん、怒らないで。松田はこういう人だから」と宥めた。
ミサが呆れ、「ハルちゃん優しすぎ!私なら殴るよ!」と拳を振り上げた。
レスターが笑い、「松田、お前ミサに嫌われたな。次は気をつけろよ」と冷やかした。
松田が「うう…ごめんね」と頭を下げ、コテージに笑い声が響いた。
ミサの提案で、キャンプの士気を高める祭りが計画された。茂木が「音楽と食事があれば、皆が元気になるよ」とアイデアを出した。
ジェバンニが「俺、料理得意だ。畑の野菜使って何か作るよ」と立候補した。
魅上が「キラ様のために最高の祭りにします!」と意気込み、夜神月が「魅上、ただの祭りだよ。気楽にね」と苦笑した。
ハルが夜神月に囁き、「月、こういう穏やかな時間が好きだよ」と微笑み、彼が「僕もだよ、ハル」と返した。
内心では、「祭りで犯罪が減ればいいが…ノートがあれば確実なのに」と葛藤が渦巻いていた。
夜神月がキャンプ内の犯罪状況を独自に調べ始めた。コテージで相沢に尋ねた。「最近の窃盗、誰が主犯だと思う?」
「噂じゃ5番地のグループだよ。自衛隊も手出しにくいらしい」と相沢が答えた。
「そうか…デスノートなしでどう対処するか」と夜神月が呟いた。
レスターが割り込み、「お前、妙に真剣だな。何か企んでるのか?」と疑いの目を向けた。
「企む?ただキャンプを守りたいだけさ」と夜神月が笑ったが、心の中では「ノートがあれば…」と欲望が抑えきれなかった。
祭りの日、ミサがキャンプの広場で歌を披露した。「みんなー!元気出してねー!」と叫び、明るい歌声が響いた。
民衆が歓声を上げ、「ミサミサ最高!」「キラ様とミサ様がいるなら安心だ!」と盛り上がった。
茂木が笑い、「ミサ、すごいな。キャンプが活気づいてるよ」と褒めた。
ハルが夜神月に寄り添い、「ミサさん、すごいね。私も何かできないかな」と呟いた。
「君は僕のそばにいてくれるだけでいいよ」と夜神月が優しく返したが、内心では「犯罪者さえいなければ…」と苛立ちが募っていた。
松田が祭りで手伝いを志願し、「俺、運搬頑張るよ!」と意気込んだが、重い荷物を落としてしまった。「うわっ!ごめん…!」
ジェバンニが呆れ、「松田、お前は本当に不器用だな。でも気持ちは評価するよ」と笑った。
ハルが優しく、「松田、頑張ってるよ。次はうまくいくよ」と励まし、松田が「ありがとう、ハル!」と目を輝かせた。
ミサが「でもさ、ドジっ子すぎ!」と笑い、コテージメンバーの間に温かい雰囲気が広がった。
祭りの裏で、5番地のグループが食料を略奪する事件が起きた。レスターが怒り、「祭りで浮かれてる間にこれか!許せないな」と拳を握った。
相沢が冷静に、「自衛隊のヤツらも見て見ぬふりだ。腐ってるよ、このキャンプは」と呟いた。
夜神月が静かに、「デスノートなしで秩序を作る方法を…」と口に出したが、内心では「こんな奴ら、ノートで一掃したい」と欲望が膨らんだ。
ニアが彼を見て、「夜神月、何か企んでます?」と鋭く尋ねた。
「企む?ただ考えてるだけさ」と夜神月が笑って誤魔化した。
ハルとミサがコテージで話した。「ミサさん、歌すごかったよ。私、感動した」とハルが褒めた。
「ありがと、ハルちゃん!私、ライトのこと諦めたわけじゃないけど…ハルちゃんとならシェアしてもいいかな」とミサが笑った。
「シェア?嬉しいよ、ミサさん」とハルが微笑み、二人が手を握り合った。
夜神月がその光景を見て、「二人が仲良くするのはいいね」と呟いたが、心の中では「キャンプの闇をどうするか…」と考え続けていた。
松田がまたハルのシャワーを覗こうとし、ニアに見つかった。「松田さん、またですか。正直呆れますよ」とニアが冷たく言った。
「ご、ごめん!つい…!」と松田が慌てて逃げた。
ハルが笑いながら、「ニア、怒らないで。松田だから仕方ないよ」と宥めた。
「確かに…彼らしいですね」とニアが微かに笑い、久しぶりに穏やかな表情を見せた。
松田が「怒られないの嬉しいよ!」と笑顔で、コテージに軽い和やかさが戻った。
魅上が夜神月に近づき、「キラ様、このキャンプの犯罪者を裁くべきです。デスノートが神には必要です!」と訴えた。
「魅上、ノートは使わないよ。他の方法を考えてる」と夜神月が返したが、内心では「確かに…裁きたい」と欲望が疼いた。
ジェバンニが割り込み、「魅上、月はもうキラじゃないぜ。新しい道を探してるんだ」とフォローした。
「分かってます。でも、キラ様の正義は永遠です」と魅上が目を輝かせた。
ミサが再び広場で歌い、5番地のグループに立ち向かった。「私のファンなら、こんなことやめてよね!」と叫んだ。
民衆が「ミサミサの言う通りだ!」と支持し、一部が5番地グループを非難し始めた。
茂木が驚き、「ミサ、すごい影響力だな。アイドルって侮れないよ」と呟いた。
夜神月が微笑み、「ミサ、よくやったよ」と褒めたが、心の中では「犯罪者を裁くのは僕の役目だ」と欲望が抑えきれなかった。
夜神月がコテージで皆に提案した。「5番地のグループに対抗するには、キャンプのルールを作らないと。デスノートなしでね」
ニアが目を細め、「夜神月。ノートを使いたくて仕方ないんじゃないですか?」と鋭く尋ねた。
「使わないよ。新しい秩序を作るだけさ」と夜神月が笑ったが、内心では「でも、ノートがあれば…」と葛藤が続いた。
ハルが彼を信じ、「月ならできるよ。私も手伝う」と微笑み、ミサが「私もやるよ!ライトのためなら!」と加わった。
相沢が頷き、「なら、皆で協力しよう。キャンプを守るために」と決意を固めた。