最終回の倉庫でキラとニアのゾンビ籠城ライフ   作:ルーシー統括主任

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Episode.11 裁きと覗きは日課なんだもん

5番地のグループが再び嫌がらせに来た時、松田が立ち上がった。「やめろよ!俺たちが何したって言うんだ!」と叫び、石を投げ返した。

「松田、危ない!」とハルが叫んだが、彼が「仲間を守りたいんだ!」と叫び返した。

レスターが駆け寄り、「お前、意外と根性あるな!」と笑い、グループを追い払った。

夜神月が呟き、「松田、成長したね」と褒め、ハルが「本当にファインプレーだよ」と微笑んだ。

内心では、また「こんな時、ノートがあれば…」と欲望が燻り続けていた。

 

キャンプ内で夜神月の提案したルールが採用され、5番地のグループが一時的に抑えられた。コテージで皆が集まり、相沢が「月、お前のおかげだな。キャンプが少しマシになった」と褒めた。

ミサが「ライト、すごいよ!さすが私のライト!」と抱きついた。

ハルが微笑み、「月、私たちで作った未来だね」と彼の手を握った。

ニアが静かに、「夜神月。ノートを使わなかったのは正解ですね。」と認め、夜神月が「そうだね」と返した。

しかし、心の奥底では「デスノートがあれば…もっと完璧に裁けた」とキラの炎が消えなかった。

リュークが天井から笑い、「ハハハ!お前、諦めたふりしてるけど、まだ燃えてるな。次は何を見せてくれる?」と呟いた。

夜神月が窓の外を見つめ、ハルとミサの手を握りながら、「これが僕の新しい道だ」と口に出したが、内心の葛藤は果てしなく続いていた。キャンプは新たな秩序で動き出し、彼らの未来がさらに広がっていった。

 

ある朝、松田がコテージのバスルームに忍び寄り、シャワーの音に誘われて隙間を覗いた。「うわっ、やっぱり…!」と呟いた瞬間、ドアが開き、ミサがタオルを巻いて飛び出した。「は!何!?松田!気持ち悪い!死ね!」と怒鳴った。

「ご、ごめん!ハルちゃんだと思って…!」と松田が慌てて弁解したが、ハルが近くで呆れ顔。「松田、私とミサさん間違えるなんて…引くよ」

ミサが髪を振り乱し、「ハルちゃんじゃないからって何!?私だって嫌だよ!ぶっ殺す!」と叫び、松田を追い回した。

相沢が笑いながら、「松田、お前ミサに狙われたな。逃げても無駄だぞ」と冷やかした。

ジェバンニが「ミサの怒り、ゾンビより怖いな」と呟き、コテージが騒動で揺れた。

夜神月がハルに囁き、「松田さんらしいね。こうやって笑えるのも悪くない」と微笑んだ。

 

ミサが正式にコテージに引っ越す日が来た。荷物を運び込みながら、ミサが「ここなら安全そうだし、月もいる。最高じゃん」と笑った。

ミサが「ライトと一緒に暮らせるなんて最高!ハルちゃんとも仲良くね!」と目を輝かせた。

ハルが微笑み、「ミサさん、よろしくね。私たちで月を支えよう」と手を握った。

魅上が「キラ様のコテージに新顔が増えるなんて…素晴らしい!」と感動したが、夜神月が「魅上、普通に暮らすだけだよ」と苦笑した。

松田が荷物を運び、「俺、引っ越し手伝うよ!仲間が増えて嬉しい!」と笑顔を見せた。

レシャーが「これで賑やかになるな。少しは気が紛れるよ」と呟き、コテージに新たな日常が始まった。

 

夜、ミサが夜神月に興奮して話しかけた。「ねえ、ライト!粧裕ちゃん、生きてるって!キャンプの東端で見たって噂だよ!」

夜神月が目を丸くし、「何!?粧裕が…本当に!?」と声を震わせた。

「うん!可愛い女の子が『夜神』って名乗ってたって!絶対そうだよ!」とミサが手を叩いた。

ハルが彼の手を握り、「月、良かったね。妹さんに会えるかもしれない」と優しく言った。

「そうだね…生きててくれれば」と夜神月が呟き、心に温かい希望が灯った。

内心では、「粧裕を守るためなら…デスノートが必要かもしれない」とキラの炎が再燃し始めていた。

 

夜神月が深夜、ニアをコテージの外に呼び出した。「ニア、二人だけで話したい」と切り出した。

ニアが目を細め、「どうしました?夜神月?何か企んでるんですか?」と警戒した。

「このキャンプには法律がない。大切な人を守るにはキラが必要だ。目を瞑ってくれ」と夜神月が真剣に訴えた。

「キラを法律にする気ですか?正義を捨てろとでも?」とニアが声を荒げた。

「正義じゃない。現実だ。粧裕やハル、ミサを守りたい。君だって松田さんを守っただろ?」と夜神月が畳み掛けた。

ニアが唇を噛み、「…確かに、あの時僕は…」と呟き、葛藤が顔に浮かんだ。

「1冊くれ。誰にもバレない。約束する」と夜神月が静かに迫り、ニアが長い沈黙の後、「…分かった。ですが、悪用したら許しません」と呟いた。ノートを手渡し、二人は闇に消えた

 

夜神月がコテージの自室でデスノートを開き、魅上を呼んだ。「魅上、ジェバンニとジムで聞いた犯罪者の情報を教えてくれ」

魅上が目を輝かせ、「キラ様が!?やっと復活ですね!5番地の窃盗団のリーダー、田中丸翔一郎です」と報告した。

「分かった。ありがとう」と夜神月がペンを手に取り、田中の名前を書き込んだ。

翌朝、キャンプで「田中が心臓発作で死んだ!」と噂が広まり、民衆が「キラ様だ!」と騒いだ。

夜神月が窓辺で呟き、「デスノートなしでも秩序を…なんて嘘だ。やっぱりこれが僕の道だ」と内心で笑った。

リュークが天井から、「ハハハ!やっと戻ってきたか!面白いぞ、月!」と高笑いした。

 

松田がコテージで騒いだ。「またキラが!?月くんじゃないよね!?誰だ!?」

相沢が冷静に、「分からない。だが、キャンプが少し静かになったのは確かだ」と呟いた。

レスターが目を細め、「ニアか?それとも…」と夜神月に視線を向けたが、彼が「僕じゃないよ」と笑って誤魔化した。

ハルが不安げに、「月…キラじゃないよね?」と尋ね、彼が「違うよ、ハル。心配しないで」と優しく返した。

内心では、「ハルを守るためなら、何度でもキラになる」と決意が固まっていた。

 

茂木が夜神月に近づき、「ライトくん、キラが復活したって噂…ライトくんじゃないよな?」と探りを入れた。

「茂木さん、僕がキラだったのは過去だよ。今は違う」と夜神月が冷静に答えた。

「そうか…でも、YB倉庫の時を思い出すと、ライトくんならやりかねないって思うよ」と茂木が呟いた。

ミサが割り込み、「ライトはそんなことしないよ!ねえ、ライト?」と彼に抱きついた。

「そうだよ、ミサ」と夜神月が笑ったが、心の中では「茂木さんにはバレないようにしないと」と警戒心が芽生えた。

 

ミサが再び広場で歌い、「みんな、キラ様と一緒に頑張ろうね!」と叫んだ。

民衆が「ミサミサ!キラ様!」と歓声を上げ、キャンプが熱狂に包まれた。

ハルが夜神月に囁き、「ミサさん、すごいね。キャンプが一つになってる」と微笑んだ。

「そうだね。でも、この熱狂が犯罪者を抑えれば…」と夜神月が呟き、内心では「ノートで補完するしかない」と考えていた。

魅上が「キラ様の復活をミサが広めてる!完璧です!」と興奮した。

 

松田がまたハルのシャワーを覗こうとし、ハルに見つかった。「松田!また!?」と笑いながら呆れた。

「ご、ごめん!つい…!」と松田が慌てて逃げたが、ハルが「もう、仕方ないね」と笑顔で許した。

ミサが「ハルちゃん優しすぎ!私なら殴るよ!」と怒り、コテージに笑いが響いた。

夜神月が「松田のおかげで少しは気が紛れるよ」と呟き、ハルが「そうだね」と微笑んだ。

 

ニアがコテージの隅で膝を抱え、「夜神月がキラに戻ったのは…僕がノートを渡したせいだ」と呟いた。

ジェバンニが近づき、「ニア、無理に考えすぎるな。お前が正しいと思ったんだろ?」と励ました。

「正しい?正義を裏切ったんだよ…」とニアが声を詰まらせ、自己批判が再び深まった。

 

魅上が夜神月にジムでの情報を伝えた。「5番地の窃盗団の仲間、堕目健吾郎がまだ暗躍してます。キラ様、どうします?」

「分かった。教えてくれてありがとう」と夜神月がノートに名前を書き込み、次の日、堕目が死んだと噂が広まった。

民衆が「キラ様がまた裁いた!」と騒ぎ、夜神月が内心で「これが僕の正義だ」と満足した。

 

ハルが夜神月に尋ねた。「月、最近キラの噂が増えてる…本当にあなたじゃないよね?」

「ハル、心配しないで。僕はノートを使ってないよ」と夜神月が優しく答えた。

「信じるよ。でも…何か隠してる気がして」とハルが不安げに呟き、彼が彼女を抱きしめた。「大丈夫だよ、ハル」

内心では、「君を守るためなら、キラでもいい」と決意が揺るがなかった。

 

ミサが夜神月に抱きつき、「ライト、キラ様の噂すごいね!私、もっと歌って応援するよ!」と目を輝かせた。

「ありがとう、ミサ。でも、キラじゃないよ」と夜神月が笑った。

「分かってるよ!でも、ライトが頑張ってるのは分かるから!」とミサが笑顔で返した。

ハルが微笑み、「ミサさん、頼もしいね。私も負けないよ」と呟き、二人の絆が深まった。

 

松田が畑で転び、野菜を潰してしまった。「うわっ!ごめん…!」と落ち込んだが、茂木が「気にすんな。次頑張れよ」と励ました。

「茂木さん、優しいね…俺、もっと役に立ちたいよ」と松田が決意を新たにした。

ハルが笑い、「松田、失敗しても頑張る姿は素敵だよ」と褒め、彼が「ありがとう!」と笑顔を取り戻した。

 

夜神月が提案したルールがさらに強化され、5番地の犯罪が減少した。相沢が「月、お前のおかげだな。キャンプが安定してきた」と褒めた。

「デスノートなしでね」と夜神月が笑ったが、内心では「ノートがなければここまで早くは…」と思っていた。

ニアが静かに、「これでよかったのか」と呟いた

 

夜神月がハルとミサに語った。「粧裕が生きてるなら…会いたい。家族を守るためなら何でもするよ」

ハルが「月、会えるよ。私たちが一緒に探すから」と励まし、ミサが「私も手伝うよ!粧裕ちゃん可愛いもん!」と笑った。

内心では、「ノートでキャンプを完全に掌握すれば、粧裕も安全に…」とキラの欲望が膨らんだ。

 

松田がミサのシャワーを覗こうとし、再び彼女に追い回された。「気持ち悪い!死ね!」とミサが叫び、ハルが「松田…また間違えたの?」と呆れた。

「ご、ごめん!つい…!」と松田が逃げ回り、コテージに笑いが響いた。

魅上が「キラ様の前で下品な!」と怒ったが、夜神月が「いいよ。松田らしい」と笑った。

 

魅上が「5番地の残党、山酒実隆がまだ窃盗を続けてます」と報告し、夜神月がノートに名前を書き込んだ。

翌日、山酒が死に、民衆が「キラ様がまた!」と熱狂。夜神月が内心で、「これが僕の正義…粧裕やハル、ミサを守るためだ」と満足した。

リュークが笑い、「ハハハ!お前、止まらないな。最高のショーだよ!」と囃し立てた。

 

コテージで夜神月が皆に宣言した。「このキャンプをデスノートなしで守る。それが僕の道だ」

ハルが微笑み、「月、私も一緒に頑張るよ」と手を握り、ミサが「私もライトと一緒だよ!」と抱きついた。

松田が「俺も頑張るよ!」と笑顔を見せ、相沢が「皆でキャンプを守ろう」と締めくくった。

しかし、夜神月が窓辺で独り言を呟いた。「口ではそう言うけど…ノートで犯罪者を裁くのが僕の本心だ。粧裕、ハル、ミサを守るためなら…」

心の奥底でキラの炎が燃え盛る中、彼はハルとミサの手を握り、未来を見つめた。リュークが「次は何を見せてくれるかな?」と笑い、コテージに新たな緊張と希望が交錯した。

 

コテージのリビングで、茂木が夜神月に笑顔を向けた。「ライトくん、キャンプで頑張ってるな。昔みたいだ」と穏やかに言った。

「茂木さん、ありがとう」と夜神月が返したが、茂木の目はどこか冷たかった。 彼の心には、夜神総一郎の殉職が重くのしかかっていた。総一郎は最後まで息子を信じ、キラ事件の捜査中にデスノートの争いに巻き込まれて死んだ。茂木にとって、夜神月は上司の死の遠因であり、割り切れない感情が渦巻いていた。

 

松田がコテージのバスルームに忍び寄り、シャワーの音に誘われて隙間を覗いた。ドアが開き、茂木がタオルを巻いて出てきた。「何で!?松田、お前!?」と驚きの声を上げた。

「ええ!?茂木さん!?ご、ごめん!ハルだと思って…!」と松田が真っ青になって逃げ出した。

相沢が笑いながら、「松田、お前そういう趣味なのか?茂木さんに目覚めたか?」とからかった。

「違うよ!間違えただけだって!」と松田が慌てて弁解し、ハルが「松田…本当に懲りないね」と呆れた。

茂木が苦笑し、「まぁ、驚いたが…気をつけろよ」と呟き、コテージに笑いが響いた。

 

夜神月の相部屋が、ハルとミサで1日ずつ交代することに決まった。初日はハルの夜。彼女がベッドで呟いた。「月、こうやって一緒にいられるのが嬉しいよ」

「僕もだよ、ハル」と夜神月が彼女の手を握り、優しく微笑んだ。

翌日はミサの夜。「ライト、私と一緒で幸せだよね?」とミサが抱きついた。

「もちろん、ミサ」と夜神月が笑ったが、内心では「二人を守るためなら…キラが必要だ」と考えていた。

魅上が夜神月に密かに呼ばれ、「ミサは昔、第2のキラだった。僕を慕ってたんだ」と明かされた。

「キラ様を!?ミサミサは素晴らしい!」と魅上が目を輝かせ、夜神月が「魅上、彼女には優しくね」と念を押した。

 

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