最終回の倉庫でキラとニアのゾンビ籠城ライフ 作:ルーシー統括主任
ジェバンニがラジオで新たな情報を掴んだ。
「生存者が東に集結してるって!もっと詳しく聞こえた!」
「本当か?なら脱出の計画を立てるべきだ」とレスターが提案した。
「急ぐのは危険だ。それに夜神月の裁きも終わってない」とニアが慎重に返した。
夜神月は牢獄から聞き、ハル・リドナーに呟いた。
「脱出か…僕には関係ないね。」 全てを諦めた様子で月が話す。すると
「私がいるよ」と彼女が励ました。
松田はまた何かを失くし、「俺、何でこうなるんだ…」と嘆いた。魅上照は夜神月を見つめ、「キラ様…私は信じてます」と呟いた。倉庫内は希望と対立が交錯し、新たな未来へと進み始めた。
YB倉庫での籠城生活がさらに続き、生存者たちの間で脱出の希望が囁かれ始めた。ジェバンニがラジオから得た情報をもとに、レスターが提案した。
「東に生存者が集まってるなら、俺たちも脱出すべきだろ?」
茂木が窓から外を覗き、眉をひそめた。
「脱出したいのは山々だが、通路は1つしかない。しかも万単位のゾンビが外をうろついてるぞ。」
松田が慌てて言った。
「ええ!?そんなにですか!?武器は拳銃6丁しかないのに、どうすればいいんだ!?」
「無理だよ、松田。ゾンビに囲まれたら一瞬で終わりだ」と伊出が冷静に返した。
ニアが割って入り、「その通りです。武器がこれだけでは脱出は現実的じゃない」と分析した。
夜神月は牢獄から聞き、「脱出か…夢物語だね」と呟いた。ハルが彼に近づき、「でも、少しでも希望があるなら…」と言ったが、彼は首を振った。
「希望なんてないさ、ハル。この状況じゃね。」
ある日、ジェバンニが倉庫の資材を使って簡易的な無線送信機を一晩で完成させた。彼は興奮して皆に報告した。
「これで外に連絡が取れる!生存者に俺たちの位置を知らせられるぞ!」
レスターが目を輝かせ、「本当か!?それなら助けが来るかもしれない!」
「送信範囲は狭いけど、可能性はある」とジェバンニが説明した。
松田が首をかしげ、「でも、誰か聞いてる保証はあるんですか?」
「ないですよよ、松田さん。ですが何もしないよりマシです。」とニアが冷静に返した。
相沢が頷き、「確かに。籠城してるだけじゃジリ貧だ。試す価値はある」と賛同した。
ジェバンニがスイッチを入れ、「こちらYB倉庫の生存者、応答を求む」と送信を始めた。夜神月は牢獄から聞き、「面白い試みだね」と呟いた。
松田のハルリドナーシャワー覗きが日課として定着し、この日も彼女が入浴中に隙間を覗いた。
「うわっ、やっぱり…!」
「松田!またか!何なんだ!?」
ハルリドナーがタオルを手に飛び出し、本気で怒鳴った。
「いい加減にしろ!ゾンビよりお前を撃ちたい気分だ!」
「ご、ごめん!つい…!」と松田が弁解したが、彼女は近くの鉄パイプを投げつけた。
「次やったら本当に殴るからな!」
茂木が呆れ顔で、「松田、お前いつになったら学習するんだ?」
レスターが笑い、「こいつ本当にゾンビよりタフだな」と冷やかした。
夜神月は牢獄から、「松田のバカ」と少し笑いながらに呟き、ハルが「笑いものじゃない!」と返す。皆が呆れ顔で松田を見ていた。
籠城生活が長引き、夜神月を巡って内輪もめが増えた。ハルが提案した。
「夜神月を牢獄から解放しない?この状況で揉めてる場合じゃないよ。」
相沢が頷き、「確かに。ゾンビが敵なのに、仲間内でいがみ合ってても仕方ない。」
魅上照が即座に賛同、「キラ様を閉じ込めておくなんて無意味です!」
松田も意外に同意、「月くんがキラでも今の世界で、もう戦う気ないならいいよね?」
ニアが眉をひそめ、「危険ですよ皆さん。彼はキラだ。油断はできません。」
「でも、ニアさん、この状況じゃ協力した方が…」と松田が反論。
ハルが続けた。「私が見張るよ。彼が何かしたら私が責任取る。」
ニアは渋々、「分かりました。不本意ではありますが一時的な措置ならば」と折れた。夜神月が牢獄から出され、「感謝するよ、ハル」と呟いた。