最終回の倉庫でキラとニアのゾンビ籠城ライフ 作:ルーシー統括主任
ジェバンニが無線機を一晩いじり続け、ついに声が聞こえた。「こちら東部生存者キャンプ、応答せよ!」
「聞こえた!こちらYB倉庫だ!」とジェバンニが興奮して返した。
「救援隊を派遣する。数日後に到着予定だ」と返答があり、倉庫内が歓声に包まれた。
松田が「やったー!助かるんだ!」と跳び跳ね、相沢が「油断するな。まだ来てないぞ」と釘を刺した。
夜神月が呟き、「希望か…でも、僕の罪はどうなるのやら...」と独り言を言った。
ハルが彼の手を握り、「月、一緒に生きようね」と励ました。
松田がまたハルのシャワーを覗こうとしたが、彼女が先に気づき、カーテンを閉めた。
「松田!また!?」とハルが怒鳴り、タオルを手に飛び出した。
「ご、ごめん!でも覗いてないよ!閉まってたから!」と松田が弁解した。
「覗こうとしたでしょ!嘘つかないで!」とハルが笑いながら怒った。
夜神月が「松田さんは懲りないね。ハルも大変だ」と笑った。
レスターが「松田、罰として夕食抜きな」と提案し、皆が賛同。
「えー!酷いよ!」と松田が抗議したが、ハルが「でも、笑えたから許すよ」と微笑んだ。
夜神月とニアが倉庫の隅で向き合った。
「ニア、救援が来たら僕を裁く気か?」と夜神月が尋ねた。
「当然です。キラの罪は消えません」とニアが冷たく返した。
「この世界で法廷が機能すると思うか?」と夜神月が反論した。
「正義は状況で変わりませんよ」とニアが言い切った。
「君の正義は狭いな。僕は世界を良くしようとしただけだ。」と夜神月が目を細めた。
ハルが割って入り、「二人ともやめて!今は生き延びる時だよ」と叫んだ。
夜神月が「ハルの言う通りだ。争いは後でいい」と提案し、ニアも頷いた。
夜神月とハルが窓辺で話した。「救援が来たら、どうなるかな?」とハルが尋ねた。
「分からない。でも君と一緒なら大丈夫だ」と夜神月が答えた。
「私もそう思うよ」とハルが微笑み、二人は手を握り合った。
数日後、救援隊が到着し、皆が救われた。夜神月とハルが手を取り、「君と一緒ならどんな未来でも」と呟き合った。
リュークが「次は何を見せてくれるかな?」と笑い、生存者たちは希望を胸に倉庫を去った。
ヘリコプターの音が近づき安堵する。倉庫のボロい屋根を迷彩服を着た男が蹴り飛ばし降りてくる。身の回りのものと、ヘリの男にはバレないようにデスノートを2冊。必ず忘れないように持っていく。そして飛びだった。窓から見える景色は、YB倉庫のメンバーを絶句させた。あの自分たちが暮らしてた街が見るも無惨な姿へと変わり果てていたのである。