【悲報】超絶成金プレイヤー、異世界転移する【課金できない】 作:課金は家賃まで
あとランキング270位に入ってた
(´・ω・`)<うれしいな
モモンガが
「よくぞ集まってくれた、諸君。さて、諸君らの忠義はよく理解できた、これ程までに優秀な部下を持てて私は幸せ者だよ」
「そのような……恐れ多いです、モモンガ様」
繰り返すようだが、
「うむ……さて、今このナザリックは二つの危機に直面している」
「それは一体…ッ!我々シモベにご下命下されば必ずやナザリックの全力を以て排除して―――」
「駄目だ!!」
先ほどまでか穏やかな様子で話していた絶対者が、急に感情を表に出したように叫んだたために、守護者たちは皆驚いた様子を取っていた。
これはいけない。せっかく支配者ロールをしているのに…
「……声を荒げてしまってすまなかったな、許してくれ。だがこれは我々の今後の命運を分ける重要な事なのだ。だからどうか、最後まで聞いてほしい」
「まずは重要度の低い事柄からだ。現在我がナザリック地下大墳墓は、未知の場所へと転移している」
「先程周辺の探索を行わせていたセバスからの報告によると、この大墳墓の周囲は現在沼地ではなく草原になっているようだ」
「そのような事が…」
「うむ。私も初め耳を疑ったが、信頼する者からの報告だからな。受け入れるしかあるまい」
『『『モモンガ様…』』』
「む、照れるな……ゴホン。さて、二つ目だ。実はこれこそが真に重大なる問題なのだ……恐らく、我々と共に転移した別の存在がいる」
「……恐れながら、モモンガ様。その存在というのはもしやプレイヤーでしょうか?」
話を聞いていたデミウルゴスが口を開く。流石ウルベルトさんのNPCだ、ナザリック一の知恵者と設定されているからというのもあるのだろうが、頭の回転が恐ろしく早いな。
「デミウルゴスよ、お前の予想はおおよそ正しく、そして間違っている。これは確かにプレイヤーだ、私と同じ方法でユグドラシルの世界に存在していたからな、その点で言えば私とアレは同じ存在だろう」
「でしたら―――「だが、アレは私とも、ここナザリックに侵攻してきた二千人の有象無象とも違う存在なのだ」―――ッ!!」
「アレは……あの化け物は、元々我々四十一人と同じ
ワールドエネミー、その単語を発した瞬間守護者達の間に衝撃が走った。ワールドエネミーとは所謂レイドボスの事だ、数十人のプレイヤーからなるパーティを複数個、容易く殲滅してみせる程の力を持っている。その情報は守護者たちも当然知っている。
「確かにプレイヤーが
「ふむ……ワールドアイテムでしょうか?」
「どういう事でありんすか?デミウルゴス」
あ゛ぁ゛ーっ゛!お前こそ俺の癒しだよシャルティア。ホントこいつら頭良すぎないかな?
「つまり、通常の場合、プレイヤーがWE化する為にはWIを使用する必要があるのではないかということだよ」
「その通りだデミウルゴスよ。だが奴、『黎明華』の場合は事情が異なる」
「黎明華は運営……つまりは世界そのものから直接ワールドエネミーにされた存在なのだ。これが『珍しい』パターンだ」
「……申し訳ありません、モモンガ様。私にはその二つがいったいどのように異なるのか分からないのです…」
「そうだな。運営……世界が直接WE化させた方が、より複雑なギミックを追加することができるぶん通常のものより強力なのだ…」
「…そしてヤツは、自身がWE化した際の能力で、元々九つだったユグドラシルの世界を
『『『!?』』』
「最終的に一連のイベントは黎明華の勝利で終わった。その時の功績として、黎明華の身体の中には今もまだアルフヘイムが
モモンガが言い終えると、階層守護者たちはいよいよ声も出せなくなった。彼らの中でも特に優れた知能を持つアルベド、デミウルゴスは、これから自分たちと相対することになる強敵のあまりの強大さに、己の全霊をかけてこの難題に取り組む決意をする。
特にアルベドは『愛する人へのアピールもできて一石二鳥♡』となんだか余裕そうな雰囲気さえ感じる。
オメーはちゃんと仕事しろよ。
「……さて、諸君。現在伝えるべきことはすべて伝えたはずだ。ではこれより今後の方針会議を行う―――」
守護者達と死の支配者による会議は夜が明けるまで続いた。
(´・ω・`)<そんな長い会議いやだな