俺の脳内選択肢が全力で修羅道に導いてくる   作:修羅

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第10話 教師役と相対する

 レルミラに無事に勝利をした俺であるが、まだ彼女は気絶をしている。

 

 

 目をぐるぐる回しており、未だに目覚めない。なので、おんぶをして小教室に連れてくることにした。

 

 

 椅子に座らせて、俺は隣で席に着く。どうやら、この教室に教師役はまだきてないようだ。

 

 

 

 いやはや、安心したぜ。だがしかし、戦ってみたが俺の方が強いんだな。

 

 

ククク、俺はあれだけの修行をしているのだからな当然であるがな。

 

 

 逆にこれで同年代より弱かったら寝込むわ。まぁ、寝込むなんて選択肢が許してくれんだろうけど……

 

 

 だが、この学校では魔素を使い魔法の扱いを教えてくれる。これによって強さの序列が大きく変わることになるだろう。

 

 ちくしょ、さっさと世界最強になって選択肢から解放されたいのにな。

 

 

 

 

「うむ、どうやら揃っているようだな」

 

 

 

 おっとついに教師役の騎士が到着したようだ。赤い髪に紅瞳、強烈的な覇気と整った顔立ちを持っている。可愛いではなく美人の印象が強い女性先生だ。

 

 ただ、レルミラに似てるのが気になる

 

 

 

「ほう、姉とはいえ教師の前で堂々と寝るか。入学早々からいい気分だな」

 

 

 

 あ、やっぱり姉なんだ。なんだろう、美人だけど血の気が多い感じがするね。褒め言葉で言ってるね、うん。

 

 

 

 

「いっタァいいい!! なんで!?」

 

 

 

 あ、先生が無理やり頬をつねって起こしている。そして、あっさりと起きるレルミラ。最早普通に寝ていただけではと思うレベルだ。

 

 

 

 

「起きろ。貴様、入学初日でよくこんなマネが出来たな」

「ご、ごめんなひゃい、おめえちゃさま、ほほいたい!」

 

 

 頬をつねられてうまく話せないレルミラ、あら可愛い。初めてみたわ、可愛いところ。

 

 

「よし、では起きたところで自己紹介と行こう。ヤグラ・ラシュア。等級は精鋭騎士、二つ名は剣鬼だ」

「アタシはレルミラ・ラシュア。等級は学生、二つ名はスーパー剣鬼になるつもりよ」

 

 

 

 え、俺も自己紹介をこの感じにしなきゃいけないですか? それともこれはこの二人の家族間でやっている身内ノリですか?

 

 

 

──選べ

【名はライヴァン、最も強い存在となる者だ】

【俺の名前はライヴァン、等級は火影、二つ名は黄色い閃光】

 

 

 

 いや、下は4代目!!! 4代目の自己紹介が混ざってる! 好きだね本当に週刊漫画雑誌!!

 

 

 

「名はライヴァン、最も強い存在となる者だ」

「あら、随分淡白な自己紹介なのね! アタシとお姉様と聞いてなかったのかしら?」

「レルミラ、ここでは教師だ。私のことは先生と呼べ」

「お姉様! 分かったわ!」

 

 

 

 

 あれ、この子、話聞いていない? 今し方、先生と呼べといわれていなかったか?

 

 

 

──選べ

【ヤグラ先生が話を聞いてない妹の頬を罰としてつねる。それを見て、鼻で笑う】

【ナッパ避けろー!!!!!(ベジータ)】

 

 

 

 

 

 またかよ!!! ドラゴンボール!! まぁ、俺も好きだったよ。病室で一人の時はアニメとかずっと見てたからこの辺詳しいけども。

 

 

 まぁ、上だろ。それに、止められないだろうし。5歳の時に散々ボコボコにされた恨みはまだ晴れていない。一度勝利してもまだまだ、あるよ。

 

 

 さっきの勝利は一発首にあった分だ!!! 

 

 

 

 

「痛い! おねえしゃま!!」

「話を聞いてないな? 貴様」

「ふん……」

「おねえさま! こいつ笑った! こいつアタシを笑った!!」

 

 

 

 

 ふふ、怒ってる怒ってる。まぁ、俺からしたらどうでもいいね。さぁ、先生さっさと授業を始めてくれよ。俺は魔法が知りたいんだ。

 

 

「まぁ、いい。さて、早速だがお前達には騎士について、説明をする。魔法についてはまた後日からの授業となる」

 

 

 ええー。魔法すぐに教えてくれないんですか!

 

 

「ええ! お姉様先生!」

「違うそうじゃない……まぁ、呼び方はそれでいい」

「魔法はすぐ知りたいわ!」

「気持ちは分かるが、待て。今日は聞いてもらう。帝国の騎士についてな」

 

 

 

 

 そう言って、ヤグラ先生は黒板に文字を書き始めた。まぁ、多少の常識は必要であるはずだし、聞いておこう。ある程度はルテスから聞いているが、復習になるだろうし。

 

 

 

 

「お前達はまだ学生だ。【騎士見習い】だな。そして、卒業をして、その次から初級騎士 、正騎士 、上級騎士 、精鋭騎士 となる。そして、騎士団長と騎士副団長もいる」

「知ってるわ! お姉様は精鋭騎士なんだもの! すごいわね!」

「ふっ、当然だ」

 

 

 

 

 なんか身内ノリ見たいなってねぇか? まぁ、良いんだけど、身内いたら贔屓するのはあたり前だし

 

 

 

「そして、これらは純粋な格付けとは違い、絶対騎士と呼ばれる存在がいる。最強の帝国騎士だ。一応は騎士団長の下であるがな」

「お姉様、そんな強い奴らが騎士団長の下で大人しくしてるの?」

「騎士団長も強さだけでは同格だからな。それに幼い時から騎士として育てられてるからな忠義に厚くはある」

 

 

 

 

 まぁ、学校だけで4年も面倒見てくれるしね。確かにかなり忠義に厚く放ってくれそうな気もしなくもない。

 

 年収良い企業なら優秀な人も働いてくれる感じだろうか。

 

 

 

 

「さて、ざっくりとした等級を説明したところで、これからのことについて説明だ。主に魔法と座学、そして実践の三つで回す」

「望むところね」

「お前達は今世代では、かなりの破格の実力と聞く。魔素の量だけ見ても他とは違うとな」

 

 

 

 

 ほほう? 俺の実力がすでに知られているようだ。先生が俺のことを熱い視線で見ているぜ!

 

 

 

 

「ただ、勘違いするなよ。今のところ、今の世代では。という話だ。過去には落ちこぼれから這い上がった騎士など数多いる」

「ふふん! でもアタシが1番よ!」

「油断は最大の大敵だ。それに貴族や平民、傭兵あがり様々の子が入っている。純粋な力だけでは今のところ、ということも忘れるなよ」

 

 

 

 

 へぇ、色んな子がいるのか。俺は奨励枠で入ってるから興味なかったけど。他の子は試験とかちゃんと受けてるわけだしね。

 

 そういえば、孤児に奨励枠を使うのが珍しいってわけで傭兵上がりとか、平民でも騎士の息子とか、剣術道場に通っていた子には奨励枠は来ていたのかもね。

 

 

 じゃないと学費とか払えないだろうし。

 

 

 

 

「さて、まずはお前達の実力を確かめたい。一応だが、今世代ツートップ、ガッカリはさせてくれるなよ」

「お姉様に勝てるわけないじゃない!!」

 

 

 

 へぇ、レルミラのやつ結構弱気だな。俺も正直勝てる気がしないけどな!!

 

 ルテスも上級騎士だったのに、この人は精鋭騎士だろ。相当じゃねぇか。

 

 

 

──選べ

【無言で外に出る】

【勝てないなら、勝って見せようホトトギス】

 

 

 

 勝てねぇって言ってるの知ってる? 下は選択肢として意味がわからん。さっさと無言で外に出よう。

 

 

 

「ほう、準備万端のようだな」

「御託はいい。求められているのが戦いならば……受け入れるだけだ」

「ふん、楽しみだ」

 

 

 

 

 一応、先生だから敬語使おうと思ったんだけど、俺なんかキャラ的にクールミステリアスで行きたいからさ。

 

 

 あんまり語らないイケメンクールキャラで彼女作ろうと思っているのでこんな俺様系になってしまっている。昔、少女漫画とかも読んだことあるけど、

 

 1番人気のキャラってちょっと不良ぽかった。なのでそれを取り入れてモテたいと思っている。

 

 

 

 

「あ、アタシも行くわよ! いい! お姉様は強いから協力しないとダメよ!」

「……」

「アタシにあわせなさい! いい! アタシにあわせなさい!」

 

 

 

 合わせたくても多分無理だろうな。選択肢は基本的に連携プレーを好まない。

 

 

 俺をあくまでも孤高にしたいんだろうさ。まぁ、世界最強はたった一人しかなれないのに、馴れ合うっておかしな話だろうしね。

 

 

 さて、あんまり考えすぎも良くない。

 

 

 

 見せてもらおうか。精鋭騎士教師役の実力とやらを

 




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